「タイヤ」のサイズ・製造年の見方・読み方紹介

タイヤサイズ・製造年の読み方

タイヤの横(サイドウォール)には、色々な情報が記載されてるのをご存じでしょうか。一見すると分かりづらいかもしれませんね。しかし、表記の見方がわかればいざという時便利です。本記事では、タイヤに記載されている情報の見方などについて、なるべくわかりやすく解説していきます。

目次

タイヤには、サイズ・製造年などが記載されている【タイヤ構造】

タイヤ構造

タイヤは、どのような構造でできているのでしょうか。ゴムであることは分かっても、構造まではなかなか分からないものですよね。

タイヤのトレッドとは、どこを指すの?

トレッド面

タイヤの構造名称の中に、トレッド面という言葉があります。このトレッド面とは、路面と接地する場所のことを言います。

車の中で唯一地面と接触する部分でもあります。このトレッド面のパターンによって、スポーツ走行や悪路走行、エコ性などが決定されます。

タイヤのサイドウォールとは、どこを指すの?

サイドウォール

タイヤ名称の中に、サイドウォールという言葉があります。これは、タイヤにかかる横方向の力を抑制する部分になります。

この面には、タイヤの基本的な情報などが記載されています。トレッド面とサイドウォール面のちょうど間部分を、ショルダー面といいます。こちらは、タイヤの一番角に当たる部分ですね。

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タイヤのサイドウォールに記載の文字とは?【サイズ・製造年見方や読み方】

タイヤサイズ

タイヤには、使用している人などにそのタイヤ情報を知らせるために、色々な情報が記載されています。

タイヤサイズが記載されているだけでなく、負荷能力も書いてある!?

タイヤには、色々なサイズがあります。サイズ表記などは、各メーカー統一して分かりやすく表記されています。

例えば、165/55R15 75Vと記載されていたとします。

  • 165 → トレッド面の幅(195㎜)
  • 55 → そのタイヤの扁平率(サイドウォール部分の高さ)
  • R → ラジアルタイヤを意味します (一般的に気にする必要はありません)
  • 15 → ホイールのインチ数です

更に、75Vというのは、ロードインデックスといい一輪当たりの耐荷重を表しています。数字が大きいほど耐荷重に優れています。

タイヤは、いつ製造されたのかが記載されている

タイヤの製造年

タイヤは、いつ製造されたかわかるようになっています。こちらもサイドウォール部分にあります。

小さめの楕円の中に、数字やアルファベットが記載されていて、右端2桁が製造年数、その隣の2桁が製造週になっています。

上記画像で0817と記載されているので、2017年8週に製造されたタイヤということになります。

タイヤの製造年数などを知ることで、タイヤ管理をユーザーができるようになります

方向やインアウト表示のあるタイヤ

OUTSIDE

昨今のタイヤには、インアウトや回転方向(ROTATION)が指定されているものがあります。逆につけないように気をつけましょう。

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タイヤのサイズ・製造年の見方や読み方を知ったら?【注意点】

タイヤ

タイヤの構造や見方がわかったら、ユーザーは多くの情報収集をできますね。それをうまく活用するのが一番です

トレッド面の状態を点検する!

https://twitter.com/k12hiroya/status/973505200542572544

トレッド面では、ひび割れや溝の残りなどを定期的に確認すると良いでしょう。不用意なパンクなどだけでなく、目のないタイヤでスリップ事故等に遭う確率を下げてくれます。

古いタイヤをずっと装着していないか点検する!

タイヤは、ゴム製品です。製造年数が古くなると、ひび割れたり硬くなったりしてしまいます。もし溝が残っていてもこういった状況であれば、買い替えを検討しましょう。

近年増えているネットのタイヤ購入では、サイズに注意する!

最近では、タイヤをネット購入する方も多いと思います。一番注意しなければならないのは、サイズ表記をしっかりチェックして購入することです。購入した後に装着できないというケースもあります。

また先述したロードインデックスも大事です。純正採用されているロードインデックスより低いタイヤの購入は、避けた方が良いと思います。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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