カローラクロス ZVG15は、3ナンバーサイズの都会派クロスオーバーモデルです。欧米での人気も高く、グローバルモデルとして日本でも販売展開しています。本記事では、同モデルのエンジンオイル・エレメント交換や適合オイルなどについて解説します。
【カローラクロス ZVG15】「エンジンオイル・エレメント」交換方法 ~オイル・エレメント適合~
まずは、カローラクロス ZVG15(以下カローラクロス)のエンジンオイル・エレメントの適合などについて説明します。
【カローラクロス ZVG15】エンジンオイル適合を解説
カローラクロスのエンジンオイルは、SP/RC(RCは省燃費性能)で、ISLACがGF-6の性能規格を指定しています。推奨のSAE0W-16の場合は、ISLAC GF-6Bになります。
0W-20の場合は、SP/RC(RCは省燃費性能)で、ISLACがGF-6Aです。
5W-30では、SPで、ISLACがGF-6Aです。
【カローラクロス ZVG15】エレメント適合を解説
カローラクロスのエレメント適合は、純正品番が90915-10001(3)となっています。もちろん純正以外でも互換性があれば使用可能です。
セカンドブランドであるタクティ ドライブジョイの場合は、V91110101という品番です。
1800㏄エンジンではありますが、軽自動車のエレメントのように小さいサイズであると思いました。
【カローラクロス ZVG15】「エンジンオイル・エレメント」交換方法 ~交換手順~
ここでは、カローラクロスのオイル・エレメント交換方法について解説します。
【カローラクロス ZVG15】はアンダーカバーを外す必要がある
カローラクロスのエンジンオイル等を交換する場合は、アンダーカバーを外す必要があります。
10㎜のネジで4箇所止まっていますので、外してあげましょう。
14㎜メガネを使用してオイルを抜く
14㎜のメガネレンチでオイルドレンボルトを緩めてオイルを排出します。オイル排出には、10分ほどかかりますので、まずは抜き切りましょう。これは、エレメント交換の際に重要となります。
エレメントを工具を使用して外してあげる
ドレンボルトとエレメントの位置が、凄く近いところにあります。その為、ドレンからエンジンオイルを抜き切ってから、エレメントを外すことで手などに汚れが付きづらくなります。
オイルが抜けたら、フィルタレンチを使用して、エレメントを外しましょう。
エレメントが外れたら、エレメント取り付け部を綺麗に清掃しましょう。横向きについていることから、古いオイルが長く流れ出します。
オイルを注入しエンジンを一度かける
ドレンボルトを締め、新しいエレメントを取り付けたら、規定量より少ない(-500㏄)ほどを入れて、一度エンジンをかけます。
-500㏄というのは、オイルが完全に抜けきらない為です。エンジンを一度かけるのは、エレメントにオイルを重鎮させるためです。
その後、暖機運転して10分以上放置してから、レベルゲージでオイル量を確認し、追加しましょう。
今回上記の様な作業手順を紹介したのには、理由があります。それは、オイルレベルゲージ上限までオイルを入れると、たいていの場合、オイル量オーバーになるという点です。
オイルレベルゲージの半分より上か、2/3位の所で調整してあげると良いでしょう。
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【カローラクロス ZVG15】「エンジンオイル・エレメント」交換方法 ~ポイント~
ここでは、カローラクロスのエンジンオイル・エレメント交換でのポイントを紹介します。
DIY作業する場合はしっかりとしたジャッキを使用する
カローラクロスのジャッキアップポイント(二輪同時上げ)は、かなり奥の方にあります。その為しっかりとしたジャッキでないと、距離が遠くてジャッキアップできない可能性があります。
指定オイルは幅があるので走行距離に応じて変えるのも良い!
先述しましたが、カローラクロスのエンジンオイルには、3種類のオイルが使用できることになっています。
走行距離が延びてきた際は、5W30を使用することで被膜を保てると考えます。走行距離などによって、エンジンオイルをチョイスできればベターではないでしょうか。