【200系ハイエース】リーフスプリング折れ交換・修理方法

日本には、働く車として大人気のハイエースがあります。凄く耐久性も高いので、海外でも需要が高いモデルです。しかし、このモデルにはリーフスプリングが折れるという弱点があります。本記事では、ハイエースのリーフスプリングのDIY交換をしていきます。

目次

ハイエースは、もともと耐久性のある車!【理由】

200系ハイエース

ハイエースは、耐久性が非常に高いという点が人気である理由の一つといえます。

ハイエースは、働く車として世界中で人気!

ハイエースは、耐久性能、積載性能、ファッション性能などから海外でも非常に人気が高いモデルです。また故障したときの修理や整備などでも比較的作業性の良いパートが多いので、DIYで作業しやすい車としても海外で人気といえます。

ハイエースは、故障しても交換しやすいのが特長

ハイエースは、働く車として開発されたモデルです。しかも世界中に販売できるように世代交代ごとに改良もされています。

ハイエースは、耐久性が高いと言っても機械ですから故障もします。しかしながら、なるべくスピーディに交換できる部品が多いというのも特長にしています。

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【ハイエースの弱点】リーフスプリング交換 ~DIY作業~

リーフスプリング折れ車載での症状確認

DIY作業で、ハイエースの弱点であるリーフスプリングを交換してみます。このハイエースは、3本のリーフのうち真ん中が「パックリ」折れていました。

ハイエースの折れたリーフスプリングを外す作業

リーフスプリング取り外し

ハイエースのリーフスプリングを外すときは、ホーシングに止めているUボルトとショックブラケットを外す作業から始まります。

センター位置決めボルト

ブラケットを外すと、今回の交換で重要なセンター位置決めボルトが現れてきます。

外れたリーフスプリング

センターボルトを外すと、いきなりリーフスプリングが外れてきます。これにはちょっとびっくりです。というか重たいリーフがいきなり落ちてくるので、ケガに注意しましょう。

単体折れ確認

真ん中のリーフスプリングが、完全に折れています。カチャカチャと異音がするはずです。

ハイエースに新しいスプリングを入れる作業

重要なセンター位置決めボルト

リーフスプリング交換では、センターボルトが一番重要な気がしました。写真が撮れていなくて、ごめんなさい。

リーフスプリングアッシー(3本組の状態)で交換するのであれば、そんなに気にしなくて良いのかもしれません。今回は、真ん中の1本のみを交換するので、センターボルトが重要になると考えます。

ジャッキで持ち上げ

3本のリーフスプリングを組みなおした後、ジャッキを使いながらリーフスプリングを持ち上げていきます。センターボルトが、しっかりと収まっている事を確認しながらジャッキアップしましょう

スプリング固定

Uボルトとブラケットをナットで止めていきます。しっかり固定しましょう

脱落防止ストッパー

真ん中のリーフには、リーフが外れるのを防ぐストッパーがついています。このストッパーは、開いているのでかしめていくのですが、かなり辛い作業でした。

作業完了

約1時間半くらいで交換作業は終了しました。

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ハイエースのリーフスプリング交換の注意点

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ハイエース交換では、作業自体は比較的単純な構造なのですが、中心を出すためのセンターボルトをしっかりと合わせながら取り付けることが重要です。

ハイエースは、弱点の少ない車だけど・・・

ハイエーステール

ハイエースは、耐久性も良く整備性も良い車といえます。その中でもリーフスプリング折れは、ハイエース特有の弱点ではと感じます。

ハイエースは、積載が多いためリーフが弱点に

ハイエースは、積載が多く荷重が多くかかるため、リーフスプリングの破損が顕著に多いと考えます。

積載の多い車は、一年に一回交換するという方もいるようです。ただ交換自体は、案外簡単といえます。これは、世界中で乗られている事からも整備性良く作られているとも言えます。

リーフスプリングが折れたまま走行を続けると、上記動画のように脱落して後続車との事故などに繋がります。早々に交換しましょう。

ハイエースは、定期メンテナンスで100万キロも可能!?

ハイエースは、リーフスプリングのような弱点を数か所持っています。残りの数か所は、またDIY作業したときに説明するとします。ただこういった弱点や定期メンテナンスをしっかり行うことで、100万キロ以上走行できる車とも考えます。ハイエースは、DIY作業で多くのメンテナンスができると感じます。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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