ETCって凄く便利ですよね。高速道路の料金所をスイスイ通過できます。一度車を停車することもないので、合流もしやすいですよね。筆者は、この度車購入しました。今まで使い慣れていたETCを使いたいと思いました。そこで今までの車からETCを外して、新しい車にDIYで取り付けしてみました。
【DIY】ETC車載器の取り付け方法と注意点 ~概要~

ここでは、今回DIYで取り付けするETCについて少しご紹介します。
古いけど使いやすいETC
このETCは2005年モデルと古いのですが、筆者にとって凄く使いやすいETCとなっています。一番の理由は、音声で金額を知らせてくれる機能が付いているのが嬉しい機能です。
現在市販されているモデルでは、上記のパナソニックの製品がコスパにも優れておりおすすめです。
一般的にETCの電源は本記事で紹介するヒューズやナビ裏の配線から取得しますが、DIYに不慣れな方には上記のようにシガーソケットから電源を取得できる製品もあります。(上記商品はパナソニック用です。)
ETCは必須
筆者在住の地域では、ETC割引が以前のように行われていない地域に住んでいます。それでもETCは、今や筆者にとって必需品となりました。


【DIY】ETC車載器の取り付け方法と注意点 ~手順~

筆者が実際に取り付けを行いながら、DIYでETC取り付けする際の手順を解説します。
DIYでは、本体をどこに取り付けるか決めておく
DIYでETC設置するという事は、自分で使いやすい場所を考えることになります。専門業者では、ユーザーに「ココかココですね」と予め設置し易い場所や設置すべき場所を提案されることが多いでしょう。
DIYで取り付け作業する際は、まず本体をどこに設置するかを決めておくのが一番良いでしょう。そこからどのように配線処理などするかも想像でき、方法を考えられるからです。
アンテナユニットの配線処理や設置

アンテナは、運転席から見やすいフロントガラス上部のミラー右側に設置します。配線の取り回しや本体を運転席側に設置するためにもココが良いと判断しました。運転席側のピラーを外し、配線を一所懸命に作業していきます。
ETCの電源取得の作業をする

ヒューズボックスから電源を取得します。電源の取り出しだけでなく、配線の取り回しも行うためトリムなども外してしまいます。

ヒューズボックスの中で、アクセサリー電源を見つけます。
「これだな」と思っても、検電テスターを使用して確認しましょう。

テスターを使用する理由は、ヒューズにもプラス側とマイナス側があるからです。電源を取得する際は、プラス側から取得しましょう。これは、過電流が流れた時に、上画像では15Aとなっている元のヒューズ切れを少なくできるからです。
配線などが終ったら、まず試験稼働しましょう。取付完了してから、作動しないとなると、一からやり直しになってしまいます。
ETC本体や受信部を取り付けする

配線加工などを運転の邪魔・支障にならないようにまとめてから、本体や受信部を設置します。
今回筆者は、DIYでETC取り付けをしましたが、基本的に両面テープで貼り付けしています。車が一番傷つかない方法と思います。ただ両面テープは、安心な商品を使うのが良いでしょう。
全ての作業が終わりましたら、しっかり稼働するか試験しましょう。稼働したら作業は終了です。


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【DIY】ETC車載器の取り付け方法と注意点 ~ポイント~

筆者が実際にDIYでETC取り付け作業した結果、注意した方が良い点を解説します。
ETCは、最終取り付けする前に試験稼働する
ETC取り付けだけでなく、車の電装品をDIY作業する際は、作業完了させてしまう前に、試験稼働するのが良いでしょう。
新設でも中古でも、設置した際は登録する

新規でDIY取り付けする場合は、取り付けしたあとにセットアップしなければETCを使用することができません。セットアップは、ETC登録店で2500円から3000円位で行えます。中古などで、入れ替えした場合も再セットアップが必要になります。登録されている情報更新のためです。
また軽自動車から普通乗用車などに変わった場合は、料金が変わります、知らないで使用し続けると、請求書などがいきなり送付されて請求されるなどのペナルティがあります。
DIYでETC取り付けする場合は、ETCの裏面にシール記載されている番号などを写真に撮るか、控えておく必要があります。この情報からセットアップ(再セットアップ)するからです。