【ハイエース KDH225K】「エアクリーナー」役割・交換方法

定期点検をするハイエース KDH225Kがありました。点検をしていると、エアクリーナーがかなり汚れていることに気が付きました。本記事では、ハイエースKDH225Kのエアクリーナーの役割や交換手順、ポイントなどについて解説していきます。

目次

【ハイエース KDH225K】「エアクリーナー」役割・交換方法 ~役割~

200系ハイエースエアクリーナー交換方法

まずは、ハイエース KDH225Kだけでなく、全てのエアクリーナー装着車に言えるエアクリーナーの役割を解説してみます。

エアクリーナーはエンジンに綺麗な空気を送る為に不可欠なパーツ

筆者は、エアクリーナーの重要性をしっかり把握しているユーザーが案外少ないと感じています。それは、普段から注意して清掃や交換をしているという人をあまり見ないからです。

エアクリーナーは、エンジンに綺麗な空気を送るために必要不可欠なパーツです。このパーツがないと、スロットルボディやエンジン本体内部にゴミや砂塵が混入し、エンジン故障に直結してしまいます。

定期交換するサイクルが案外早いパーツ

エアフィルターは、空気の汚れが多い工業地帯や都心部などでは、10000㎞くらいで清掃し、20000㎞くらいで交換すると良いとされています。比較的郊外で走行している方でも、30000㎞くらいで交換の必要性があり得ます。

一般的には、車検毎に清掃や交換するといった定期交換パーツであると捉えた方が良いでしょう。

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【ハイエース KDH225K】「エアクリーナー」役割・交換方法 ~交換手順~

200系ハイエースのエアクリーナー

ここでは、ハイエース KDH225Kのエアクリーナー交換手順を紹介していきます。

バンパー裏にあるエアクリーナーボックスの蓋を開ける

エアクリーナー搭載状態

まずは、ハイエース KDH225Kのエアクリーナーボックスがある場所を把握しましょう。このモデルは、バンパー裏の運転席側に下向きに付いています。

エアクリーナーボックスは、3箇所のストッパーで止まっているだけです。これを外せば、エアクリーナーが見えてきます。ハイエースの場合は、丸い円柱型をしています。

外側がかなり汚れたエアクリ

真ん中の蝶ネジナットを外してあげれば、簡単にエアクリーナーを取り外せます。取り外すときに、かなりの砂塵が落ちてきましたので、使用限界を超えているのかなと感じました。

内側はきれい

中を覗いてみると、外側とは違い綺麗な状態になっています。こちら側を見て、まだ使えると思っている人も多いかもしれませんが、それは間違いです。もしこちら側が汚れていたら、汚い空気が既にエンジン内に混入している状況になります。

新しいエアクリーナーを装着し元に戻せば終了

新しいエアクリーナーを装着

新しいエアクリーナーを逆の手順で装着し、カバーを取り付ければ作業は終了です。10分もあれば作業できるでしょう。

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【ハイエース KDH225K】「エアクリーナー」役割・交換方法 ~ポイント~

ハイエースのエアクリ交換のポイント

ここでは、ハイエースKDH225Kのエアクリーナー交換する際のポイントなどについて解説します。

ハイエースのエアクリーナーボックスはバンパー裏の下向き

ハイエースの最低地上高は、比較的高めの設定になっています。ただ、エアクリーナーボックスの付いている場所が、バンパー裏になるので作業がしづらいとも言えます。

上記のようなジャッキを用意しておくと、すごく便利ではないでしょうか。交換しづらい状況で作業すると、取り付けミスなどが起きます。

上記のようなスロープを使用することで、比較的簡単にフロア下に入れます。2輪を同時に上げられるので安定感もあります。

エアクリーナーはかなり汚れるので定期交換することが大切

新品状態のエアクリ

エアクリーナーは、ユーザーの方が比較的交換しないで過ごしてしまう可能性があるパーツです。

定期交換パーツとしては、軽自動車の場合1000円前後からできる比較的安価なパーツです。

ハイエース KHD225Kの場合は、バンパー下に取り付いていることから、空気取り入れ口も比較的汚れやすい場所にあります。清掃や交換をしっかり行うと良いでしょう。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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