点検することになったeKワゴンは、走行距離が15万キロを超えていました。点検最中にリアデフオイルは、どうなっているのか心配になりました。本記事では、同モデルのリアデフオイル交換をしながら、デフオイル交換方法やポイントなどについて解説します。
【eKワゴン】リアデフオイルをDIY交換してみた! ~交換理由~
ここでは、リアデフオイル交換をすることになった理由を説明します。
eKワゴンの走行距離が15万キロとなっていたため
このeKワゴンは、走行距離が15万キロ以上となっていました。そのためデフオイルを交換すること自体は良いことだと考えています。
一般的にデフオイルは、しっかりと量が入っていれば故障は少ないといえます。ただし、かなりの鉄粉が発生していることもあります。定期交換することで、デフの調子を維持できるといえます。
eKワゴンのリアデフオイル交換履歴が解らなかったため
今回の車は、リアデフオイルの交換履歴が全く分かりませんでした。交換されているかもしれないし、全く交換されていないかもしれません。こういう時は、交換してしまった方が安心だと感じます。
【eKワゴン】リアデフオイルをDIY交換してみた! ~交換方法~
ここでは、eKワゴンのリアデフオイルをDIY交換する方法などについて解説します。
デフオイルを抜いてあげる
作業は、すごく単純だといえます。デフオイルをドレンから抜いて、新しいデフオイルをフィラーから入れるだけです。デフオイルを抜いてあげます。
新しいデフオイルを注入してあげる
抜けきったら、ドレンボルトの磁石についている鉄粉を除去してドレンボルトを締めて、新しいオイルをフィラーからこぼれてくるまで注入するだけです。
DIYで作業する際は、上記のような注入器を使用すると簡単に作業できると思います。大体6回くらい注入作業(0.2Lずつ)すれば終わるでしょう。
簡単に挿入できる注入器は、500㏄タイプのものもあります。使用しやすいものをチョイスしてあげましょう。
またどうしてもお金をかけたくないという方は、灯油を入れるポンプ(100均)でも代用できます。ただしオイル耐性が弱いので、一回限定で使うことをおすすめします。
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【eKワゴン】リアデフオイルをDIY交換してみた! ~ポイント~
ここでは、eKワゴンのリアデフオイルを交換する際のポイントなどについて解説します。
メーカー指定のデフオイルは80W-90
本来であれば、純正オイルを使用するのが一番良いのかもしれません。ただeKワゴンのデフオイルは、1.2Lほど入ります。1L缶では足りない状況です。
今回は、在庫のあったアッシュのデフオイルを注入しました。丁度1.2Lほど注入されました。
アッシュの80W-90を使用しましたが、もし別のブランドで交換する場合にも、GL-5以上で指定粘度のオイルを使用するのがベターであると考えます。
過去に指定が80W-90なのに75W-90を使用したら、異音が発生したケースなどがありました。規格と粘度は、純正指定のものをチョイスする方がトラブルが少ないと感じます。
デフオイルはドレンよりも先にフィラーを緩める
eKワゴンに限ったことではないのですが、リアデフオイルを交換する場合は、まずフィラーキャップを緩めることからはじめます。しっかり緩むことを確認してから、ドレンを緩めてあげましょう。
これは、もしドレンを先に緩めてしまい、フィラーが緩まないと、オイルを注入できないからです。
eKワゴンのドレンボルトは、6角が使用されています。この場合は、しっかりとはまる6角を使用して作業しましょう。ここで舐めてしまうと、ドレンボルトが外れなくなります。