子供が多くいるご家庭から相談が入りました。それは、後部座席側にUSB充電できる装備を追加できないかという内容でした。近年では、お子さんがゲームやスマホを使用する事が多くなっています。本記事では、汎用タイプのUSB充電ポートをDIYで増設する方法などについて解説します。
車の後部座席にUSB充電ポートを増設したい理由
そもそもUSB充電を追加したい理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
子供が多くゲームなどの充電が必要
子供は、一般的には後部座席に座らせることが多いといえます。また子供が多いご家庭では、各々が個別にゲームやスマホを使用するため、USB充電ポートが多く必要になります。
しかもフロント側から充電するとなると、かなり長いケーブルが必要になり、足を引っかけたり無理に引っ張ったりするので故障にもつながるようです。
前席にはUSB充電ポートがあるのにリアになく不便
最近の新車には、リアにもUSB充電ポートが装備されている車があります。しかしながら少し古い車だと、まったくUSB充電ポートの装備がない車もあります。
一般的には、前だけUSB充電の装備をしているモデルも多いのではないのでしょうか。こういったことから、リアにもUSB充電ポートがあった方が良いと思う人が増えているといえます。
今やスマホやタブレット必須時代なので沢山あった方が便利
現在は、それぞれがスマホを持っていたり、タブレットを操作したりします。ということは、5人乗れば、5個のUSB充電が必要となるわけです。
USB充電ポートは、沢山あった方が便利ですし、出来れば座席に近い所に設置されていた方がより便利といえます。
車の後部座席にUSB充電ポートをDIY増設【手順】
それでは、実際にリア側にUSB充電ポートを増設していきます。
まずは電源取得する場所を確保
この車の場合は、運転席足元にヒューズボックスが設置されています。ここのアクセサリー電源からUSB充電ポート用の電源を取得します。
上記のような商品を使用すると、時間短縮になりスッキリとします。
配線をリアまで持っていく
案外大変なのは、リアまで配線を持っていく作業です。今回はステップの内張りを外して配線作業していきました。
このモデルは、リア側はスライドドアです。ステップの内張を慎重に外して作業します。
埋め込み式の場合は奥行きがある場所に穴をあける
リアシートのわきにある内張りに大きな空間があったので、ここにUSB充電ポートを増設することにしました。
この汎用USB増設アイテムは、丸い穴を開ける必要があります。上記のような商品や、手巻き式の穴あけ機もありますので、綺麗に丸く穴が開くようなツールを使用すると早いでしょう。
USB充電を取り付けし内張りを元に戻す
アクセサリー電源をオンにして、充電できるか確認出来たら、外した内張りなどを元に戻して作業終了です。約1時間半の作業でした。
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車の後部座席にUSB充電ポートをDIY増設【種類は?】
後部座席にUSBを増設しようとしたときには、USB機器にはどのような種類があるのでしょうか。
リアにシガープラグがあれば・・・
一番簡単な方法ですが、リア側にもシガープラグがあるモデルならば、上記のようなUSB機器で簡単に増設することが可能です。
ただ一般的には、リア側にもシガープラグがあるモデルの場合、高級車やミニバンなどに多いといえます。
ブランクパネルがある場合は?
純正のインパネなどには、オプションスイッチなどを取り付けるためのブランクがあることが多いです。リア側に何らかのブランクがある場合は、こういったところを利用したUSB機器が取り付け可能です。
ただしリア側にブランクがあるモデルは案外少ないと考えます。
埋め込み式も案外簡単で綺麗
埋め込み式は、設置するスペースがあれば、どこでも設置できるというメリットがあります。多少工具が必要ですが、案外簡単に綺麗にインストールできると考えます。