車でスマホを急速充電!充電が遅い原因と対処法を紹介!

車でスマホを充電していて、家で充電するよりも充電が遅いなと感じたことはないでしょうか?

実は、車やカーナビに標準装備されているUSBでスマホを充電すると、充電速度が遅くなってしまうことがあります。今回は、車でのスマホ充電が遅い時の原因と対処法を紹介します。

スマホの充電について

スマホの充電には、時間をかけて充電を行う普通充電と普通充電の倍以上の速度で充電を行う、急速充電があります。まずはこの違いについて理解しておきましょう。

普通充電と急速充電

スマホの充電には、電気の「電圧」と「電流」大きく関係します。「電圧」は電気の「大きさ」、「電流」はその大きさの電気を流せる「量」を意味しています。

また、スマホではほとんどの場合「電圧」は「5V」です。そのため、電流を多くすることで充電時間を短縮できます。普通充電では、およそ0.5A~1.5Aの電流で充電しています。それに対して、急速充電では通常2.4Aの電流を流します。

そのため、急速充電では普通充電に対して約2倍程度の速度で充電を行うことができます。

車でのスマホの充電

車では、乗用車では12Vのバッテリ、トラックなど大型車では24Vのバッテリが利用されています。そのため、車内でスマホを充電したいときには、スマホ側が対応している5Vまで、電圧を下げなければいけません。これを「降圧」といいます。

「降圧」を行って、仕様に沿った電流(アンペア)で電気を流すのが充電器です。車用の充電器は12Vや24Vの電圧である電気を、5Vまで降圧します。

その後、充電器の性能によって決まったいる電流で電気を流します。車では、はじめから車内に搭載されているUSB端子やカーナビから伸びているUSBだけでなく、シガーソケットにUSBの充電器を噛ませた充電器で、5Vの電圧で電気を流します。

ちなみに、最近のAndroidで多く利用されているType-CタイプのUSBは「パワーデリバリー」と言われる技術に対応しており、6Vや9Vなどこれまでよりも高い電圧で、電気を送ることができます。

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車でのスマホ充電は遅い?

最近の車には、スマホ充電やカーナビへのスマホ接続のためにUSBポートがはじめから、標準で装備されている場合が多々あります。これらの、車載USBポートをスマホの充電に利用している方も多いのではないでしょうか?

しかし、多くの方は標準装備で準備されている車やカーナビのUSBポートでのスマホ充電のに対して、「遅い」と思っていることでしょう。はじめに、車に標準装備されているUSBポートやカーナビのUSBポートについて解説します。

車両標準装備のUSBポート

近年、販売が開始された車の多くに標準装備でUSBポートが装備されています。車標準装備のUSBポートは、シガーソケットを利用するUSBポートと比較してデザイン性に優れており、車内のインテリアに影響しないことが魅力です。

しかし、現行の車といえど標準装備で設置されるUSBポートのほとんどはスマホの急速充電に対応していません。一般的に急速充電には、2.4A(アンペア)の電流が必要です。しかし、多くのUSBポートでは0.5Aまたは1Aの出力しか行いません。

そのため、家庭用コンセントでの充電で2.4Aの急速スマホ充電を行っている方からすると、車内での充電は倍以上の時間がかかることになります。

カーナビのUSB

最近のカーナビはUSBでiPhoneを接続すると、カーナビ上からiPhoneを操作したり曲を再生したりできます。また、このポートに接続した場合でもiPhone・スマホを充電できます。

しかし、急速充電対応は2.4Aの電流を流すのに対してカーナビは0.5A~1A程度の電流しか流しません。そのため、自宅で2.4A急速充電を行うときと比較すると倍以上の時間がかかります。

急速充電非対応の充電器

スマホの急速充電には2.4A以上の電流が必要です。しかし、古い製品や安価な充電器は2.4A出力に対応していません。昔コンビニで購入したシガーソケットからのUSB充電器や古い製品には1Aや1.5A程度しか対応していないものがあります。

このような製品を利用すると、スマホが急速充電できずに車内でのスマホの充電速度が非常に遅くなると感じることがあります。

車でスマホ充電が遅い原因

さて、車でスマホの充電が遅い理由がわかってきたかと思います。車でスマホ充電が遅い原因を整理しましょう。

車両標準装備、カーナビのUSBは急速充電非対応

現在販売されている「車両」「カーナビ」に装備されている、USBポートのほとんどは0.5A~1.5A出力のため、スマホを普通充電でしか充電することができないのです。

急速充電には2.4Aが必要

スマホの急速充電には、2.4Aの電流が必要です。最近のスマホに付属しているUSB充電器の多くは2.4A出力の急速充電に対応しています。そのため、車内でスマホを充電した場合、充電速度が遅くなります。

車でスマホを急速充電する方法

車でスマホを急速充電する方法を紹介します。車で移動中でもナビなどでスマホを使う機会は多くあります。そのようなときに、限られた車での移動時間中でも急速充電でできるだけ多くの充電を行いたいところです。

2.4A出力対応車載充電器を利用する

車・カーナビに標準装備のUSBポートについては、どうしようもありません。そのため、最も一般的にかつ簡単な方法として、2.4A出力可能なシガーソケット対応のUSB充電器を利用する方法があります。

シガーソケットに挿して利用するUSB充電器にも、急速充電対応のものと非対応のものがあります。急速充電対応のものは、1ポートから2.4A以上出力可能な製品です。

また、2ポート以上利用できる製品については、各ポート2.4A出力可能な製品と合計で2.4Aまでの製品がありますので注意が必要です。

モバイルバッテリーを利用

車内には限りませんが、急速充電対応のモバイルバッテリーを利用するのも一つの手段です。最近では、車のバッテリー上がり時に対応できるジャンプスターター機能がついたモバイルバッテリーがあります。そのような製品を利用するとよいでしょう。

おすすめの車載・スマホ充電器

車でスマホの急速充電に利用できる、おすすめ車用USB充電器を紹介します。これらの製品を利用することで車内でも、スマホの急速充電が可能になります。

2ポート搭載コンパクトモデル「Anker PowerDrive 2 Alloy」

「Anker PowerDrive 2 Alloy」はシガーソケットに挿すと、本体部分がほとんど隠れる非常にコンパクトで見栄えの良いモデルです。このコンパクトさながら、2ポートで急速充電に対応しています。

2台のスマホを同時充電「エレコム カーチャージャー EC-DC03BK」

「エレコム カーチャージャー EC-DC03BK」安価ながら、2ポートの急速充電対応のポートを持つ、ベーシックタイプの充電器です。迷った場合には「エレコム カーチャージャー EC-DC03BK」を選択すると良いでしょう。

Type-C PDで超高速充電「Anker PowerDrive III Duo」

Type-C対応の最新スマホを持っており、とにかく早く充電したい方には「Anker PowerDrive III Duo」がおすすめです。Type-C対応のUSBが2ポート搭載されており、スマホだけでなくノートパソコンも充電可能です。

1台2役「Anker Roav ジャンプスターター Pro」

見方を変えて、モバイルバッテリーとバッテリー上がりの際にエンジン始動を行うことが可能なジャンプスターターの2つの機能を備えた「Anker Roav ジャンプスターター Pro」を検討してはいかがでしょうか。

「Anker Roav ジャンプスターター Pro」は、充電に関して通常の急速充電対応のモバイルバッテリーと同様に、2.4Aでスマホを充電できます。しかし、「Anker Roav ジャンプスターター Pro」はそれだけではありません。

「Anker Roav ジャンプスターター Pro」は、車のバッテリーが上がった際に、「Anker Roav ジャンプスターター Pro」の電力を使って車のエンジンを指導することができる、ジャンプスターター機能を持っています。

「Anker Roav ジャンプスターター Pro」はまさに、1台2約と言える製品で普段の充電と、万が一の際のバッテリーあがりにも対応できる非常に優れた製品と言えます。