筆者は、カーフィルム貼り作業が成功したことがありません。いつもプロに任せています。普通であればその作業風景は見せてもらえないのですが、今回作業風景を見せてもらい、さらにポイントもお聞きすることができました。本記事では、プロ施工のポイントなどを解説します。
プロにカーフィルム施工を依頼する理由
プロにカーフィルムを依頼する理由には、どの様なものがあるのでしょうか?
そもそも筆者がフィルムを貼るのが下手
とにかく筆者は、カーフィルムを貼るのを成功したことがありません。1台分のフィルムを購入しても、必ず納得のいかないガラスが出来てしまいます。
そのためフィルムの買いなおしや施工の手間を考えると、プロに任せた方がよっぽど安心で、費用も安くすむと考えちゃいます。
フィルムはカット済みで販売されていても…
カーフィルムは、色々な販売サイトで販売されています。とくにカット済みが1台分で販売されているのが多いです。
ただ一か所失敗してしまうと、また同じセットを購入しないとならなかったりします。DIY作業する場合は、あまり無駄なフィルムがあっても困りますよね。
失敗するくらいならプロに頼む方が〇
安いフィルムは、DIYの際にお財布に優しいといえます。ただプロ用フィルムとは、厚さなど含めかなり素材に違いがあるようです。
DIYで作業するときは、上記のような作業キットが必要になると思います。毎日作業する方は、こういった商品を持っておくのも良いですが、DIYで作業する場合は、使用頻度が少ないと考えます。
次使おうとしたらダメになっていたなんてこともあり得ます。
プロによるカーフィルム施工手順
ここでは、プロによる作業手順を解説します。基本的には、巷で言われている作業方法と大きく変わらないと感じました。ただ所要時間がかなり短いかったです。
車外から大まかに型取り
今回は、カット済みフィルムではなく、業務用のフィルムを使用していたので、型どりからスタートします。まずはフィルムを大まかな大きさにカットして、車外から一度ガラスに貼り付けます。
車外で成形型どり
車外で型どりするために、マスキング処理を行います。マスキングは、カットする必要性から、二重にしておきます。
車内からフィルム貼り
ガラスの内側を綺麗にしていきます。じつは、この作業が一番時間をかけていたと思います。スクレパーなどで綺麗にしていきます。
ガラスに洗剤水をたっぷり吹きかけて、フィルムを貼りつけます。その後ヘラを使用し、内から外に向かって中心から水抜きしていきます。
この車のガラスの場合は、熱成型は行わなくても作業できる範囲のガラスの湾曲具合だそうです。
どうでしょうか?プロが行うと、約30分で一枚のガラス施工が終わってしまいます。さすがプロです。
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プロによるカーフィルム施工から学習
プロの方にうかがえたカーフィルム施工でのポイントを解説していきます。
フィルムを型どりするときは外から行うべし
すでに車種別にカットしてあるフィルムを私用するときは、特に問題ないのですが、一枚の大きなフィルムを切り取って使用する場合には、車の外側からガラスに当てて型取りするのが良いとのことです。
この時大まかにカットし、マスキングなどで外周がわかるように作業を行い、良く切れるカッターなどでカットするのがベターなようです。
フィルムを貼るときはガラス清掃と水分(洗剤入り)をたっぷり
フィルムを貼るときは、先ずガラスの内側を入念に清掃することが大事とのことです。これを怠ると、必ずゴミなどが入ってしまうようです。
洗剤入りスプレーを吹き、スクレパーで拭き取るを数回繰り返していました。
熱成形しなければならない程の曲面はプロへ依頼が吉
今回のガラスは、局面がきつくなかったので特に「問題なくフィルムを貼り付けられるレベル」と、プロの方は言っていました。
もし局面がきつい車やセダンなどの場合は、インナートリムを外す必要なども出てくるので、「難しい」と思ったらプロに頼む方が良いかもしれないとも言っていました。
今回は、比較的簡単なフィルム貼りでしたので、一か所4,000円でした。例えば、リアドア二枚とリアガラスをプロに頼んだ場合、15,000円から20,000円位のようです。
失敗を繰り返すようなら、無理せずにプロに頼むと仕上がりも満足な気がします。