皆さんは、ワイパーが動かなくなったり遅くなったりしたら、かなりビックリすると思います。そしてそれが雨の日などだと、視界が確保できず事故に繋がってしまうかもしれません。本記事では、旧車の域に入ったRX-7(FD3S)のワイパーリンク機構をDIY交換してみます。
RX-7(FD3S)のワイパーアームが異常に遅い・・・
RX-7(FD3S)は、1996年式の4型モデルでした。ワイパーが異常に遅く、何やら機械的な異音もしている状況でした。
RX-7(FD3S)というクルマを少し紹介
このRX-7は、2年ほどかけてレストアされているようです。エンジンオーバーホールや外装修復などが施され、最終的には400ps程になっているようです。
主要パーツは、なるべく新品を採用して交換されているようですが、エンジンオーバーホールとチューニングだけで200万ほど掛かっているようで、樹脂パーツや細かい部分には、まだお金がかけられていないようです。
RX-7(FD3S)は、年式的に新品パーツの欠品が始まっている
今回交換するワイパーリンク機構を交換するためには、樹脂製のカウルトップなどを外す必要があるのですが、こういった部品の欠品も始まっているようです。
RX-7(FD3S)のワイパーリンク機構を交換する
RX-7(FD3S)の異音箇所を調べて見ると、ワイパーリンク機構から発生していることが解りました。
RX-7(FD3S)のトップカウルを外す
まずは、ワイパーアームを取り外します。古い車なのでなるべくこじったりしないように外していきます。
その後かなり草臥れてしまっているカウルトップを壊さないように外していきます。特に目隠しのために使用されているプラスチックキャップの爪を折らないようにするのが大変でした。
RX-7(FD3S)の古いワイパーリンク機構を外す
ワイパーリンク機構は、10㎜のナットで止まっています。これを全て外してしまいます。助手席側のナットは、かなりの距離があり結構大変でした。
次にワイパーモーターを外してしまいます。このRX-7は、近くにオイルキャッチタンクが設置されていて邪魔になるので、オイルキャッチタンクも一時撤去します。
ワイパーモーターとワイパーリンク機構を外すと、ワイパーリンク機構は、ボディの中で前後に動かしながらボディから抜いていきます。少し知恵の輪のような感じです。
RX-7(FD3S)の新品ワイパーリンク機構を取り付ける
上記画像が、新品のワイパーリンク機構です。税別で20,000円ほどしたようです。このパーツは、欠品していなくて良かったです。
外した時と逆の手順でワイパーリンク機構を取り付けし、慎重にカウルトップなどを装着します。そしてワイパーアームを取り付けして終了です。所要時間は、約60分です。
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RX-7(FD3S)のワイパーリンク機構を交換するときは?
RX-7(FD3S)のワイパーリンク機構を交換するときは、どのようなことに注意すると良いのでしょうか?
RX-7(FD3S)は、生産終了パーツが多くなっている
RX-7は、すでに25年以上経過しています。樹脂パーツやクリップなどは、かなりの経年劣化となっています。さらに欠品しているパーツも多いようですので、破損させてしまうとしっかり直らない可能性も高くなります。慎重に作業しましょう。
RX-7(FD3S)のトップカウルなどの樹脂類は割れる確率大
カウルトップは、まだ在庫があるようです。ただカウルトップの価格も20,000円程するようです。ネジ止めされている部分を目隠しするプラスチックキャップは、爪が割れないように注意しましょう。割れた時は、両面テープなどで固定することになります。
カウルトップ前にある樹脂製ダクトは、すでに欠品しているようです。経年劣化で風化してきている樹脂パーツを外すときは、かなり慎重に作業しないと割れてしまいます。
また、樹脂製ダクトを止めているクリップは、欠品しているので他のクリップを用意するのがベターです。