RX-8にGTウィングをDIY取り付け!手順と注意点は?

春になると、スポーツカーのシーズン到来と言えるのではないでしょうか。特に筆者在住地区は、豪雪地帯なので春から秋までがスポーツカーシーズンとなります。春になりGTウィングを付けたいとの話が来ました。本記事では、RX-8にGTウィングを取り付けしながら注意点なども解説します。

目次

RX-8にGTウィングを取り付け ~GTウィングの役割~

GTウィング取り付け方法

GTウィングとは、どのような役割があるのでしょうか?ここでは、メリットやデメリットなどを話していきます。

GTウィングを取り付けるメリット!

  • 高速走行時の車体安定:高速走行時にGTウィングを装着することで、大きなダウンフォースが得られます。これによって、挙動が安定します。
  • コーナリング時の車体安定:筆者的には、この効果が一番高いと考えます。コーナリング時に大きなダウンフォースが得られるので、地面とボディーがしっかりと密着します。これによって安定したコーナリングが可能です。
  • ブレーキ時の車体安定:ブレーキ時にリアからフロントに移る荷重移動が、ダウンフォースのお陰で安定します。
  • スポーティ性アップ:とにかく見た目のドレスアップになります。

GTウィングを取り付けるデメリット!

  • 加速時の空気抵抗増大:当然と言えば、当然なのですが空気抵抗が増大するので、より多くのパワーが必要になります。
  • 燃費の悪化:パワーが必要という事は、燃費が悪くなります
  • ボディ重量増加:GTウィングにはかなり大きな力が加わります。それに耐えるためにソコソコの重量が必要になります。今回取り付けしたGTウィングも8㎏くらいありました。
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RX-8にGTウィングを取り付け! ~DIY取り付け手順~

GTウィング取り付け前

ここでは、実際にGTウィングを取り付けしながら手順を紹介します。

中心を出してから、ウィングの位置を決める

GTウィング中心出し

とにかく取り付け位置を決めるには、車の中心とGTウィングの中心を出してから作業しましょう。

穴あけ加工は、正確性と大胆性を両立

GTウィング穴あけ加工

他の人が取り付けている同じようなGTウィングの取り付け位置を見てみると、穴あけ加工しなければならない場所があり、その部分がトランク裏の凹凸部分になっている場合が多いです。

穴あけ加工は、正確性も必要ですが大胆に大きく開ける必要がありそうです

GTウィング取り付け

GTウィング取り付け完了

4箇所の穴を開けて、仮付けして問題なければ、GTウィングをしっかり取り付けしてしまいます。これでGTウィング取り付けが完了しました。

DIYでは、取り付ける前段階のセンター出しや穴あけ加工位置が重要と感じます。作業時間は、1時間半位です。

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GTウィング取り付けでは ~注意点~

GTウィング取り付けの注意点

GTウィングをDIYで取り付けするには、どのようなことに注意したら良いでしょうか

力のかかる場所に補強を施す

ワンオフカラー作成

GTウィングとトランクを止める裏側には、ボルトしか付属していませんでした。GTウィングは、かなり力が加わります。そのため力に耐えられるようにワンオフでカラーを作成します。

今回は、旋盤を使い5㎜厚のアルミを丸く切り取り、穴あけ加工しましたが、旋盤がない方もいると考えます。こういう場合は、とにかく鉄の板などに穴あけ加工してあげるだけでも良いと思います。

こういった別パーツの取り付けなども必要なことから、RX-8のトランク裏は、ある程度大きな開口部があると作業性も高いでしょう。

自作補強カラー

作成したワンオフカラーを止めた画像です。これで大きな力にも耐えられると考えます。ちょっとした工夫が、車を長持ちさせると考えます

穴あけ加工があるので、マスキングなど養生をする

作業時の養生

GTウィング取り付けでは、穴あけ加工やエッジ取りなどで鉄のカスが多く出ます。作業する前に、しっかりとマスキング処理などの養生をしてあげると良いでしょう。

こういった作業をしっかりしないと、後で掃除が大変になります。また切粉で怪我したりする可能性も高いです。注意したいところですね。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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