「ディスプレイオーディオ」で音楽を聞く方法と一言で言っても「8」の方法があることをご存知でしょうか?本記事では「ディスプレイオーディオ」で音楽を聞く8つの方法について、カテゴリ別に解説します。自分の使い方にマッチした方法で音楽をお楽しみください。
「ディスプレイオーディオ」で音楽を聞く方法 ~カテゴリ別~
冒頭で解説したようにディスプレイオーディオで音楽を再生するには8つの方法があります。しかし、これらをカテゴリ別に分類すると4カテゴリに分けることができます。まずは、カテゴリごとに必要なものとどのような方におすすめの方法なのか解説します。
フラッシュメモリ
フラッシュメモリとは、「USBメモリ」や「SDカード」を利用する方法のことです。ディスプレイオーディオでは、従来のカーナビで利用していたUSBメモリやSDカードに保存されている音楽を再生することができます。
ただし、ここで注意したいポイントとして、ディスプレイオーディオは標準装備で対応しているのがUSBメモリのみのため、「SDカード」については別途USB接続可能なメモリカードリーダーが必要になるという点があります。
フラッシュメモリを使うことでスマホの接続やCDの挿入などの手間が省けてかんたんに、ディスプレイオーディオで音楽を楽しむことができます。しかし、フラッシュメモリを用意する手間や音楽を入れ替える際にパソコン(スマホで行う方法もありますが一般的には)が必要だというデメリットがあります。
そのため、フラッシュメモリを使う方法は音楽をあまり頻繁には入れ替えない方や入れ替えることを手間だと感じない方におすすめです。また、従来のカーナビで利用していたUSBメモリやSDカードを活用・中身をそのまま再生したい方におすすめです。
なお、従来のカーナビで直接CDを録音した音楽については、一般的なカーナビの場合はそのカーナビのみでしか再生できないため、ディスプレイオーディオに接続しても聞くことはできません。
スマホ
ディスプレイオーディオで音楽を聞く最も一般的な方法として、スマホをディスプレイオーディオに接続して楽しむ方法があります。なお、一言でディスプレイオーディオにスマホを接続すると言ってもその方法にも種類があるため、後ほど後述します。
スマホを接続する方法の利点として、Amazonミュージックなどのサブスクサービスを活用できる点があります。他の方法のように音楽の入れ替えの手間や曲数の制限がほとんどなくなり好きなときに好きな曲をディスプレイオーディオで聞けるようになります。
スマホを持っている方で特に、Amazonミュージックなどのサブスクで音楽を楽しんでいる方には、ディスプレイオーディオにスマホを接続して音楽を楽しむ方法をおすすめします。
CD
ディスプレイオーディオには標準ではCDは挿入できませんが、オプションでCD/DVDデッキを搭載することができます。また、後述する方法(方法6:CDレコ)を使えばスマホと連携する必要はあるもののCDの音楽をディスプレイオーディオで楽しむことができます。
この方法は、CDの音楽をディスプレイオーディオで楽しみたい方におすすめですが、可能な方には、CDの入れ替えの手間が省けるようにパソコンや後述するスマホと連携する方法(方法6:CDレコ)を使って、CDの音楽をフラッシュメモリやスマホに入れてしまうことをおすすめします。
DAP
ディスプレイオーディオではiPodやウォークマンといった、DAPの音楽を楽しむこともできます。スマホが主流になってきても用途を分けてiPodやウォークマンを使っている方にはぜひおすすめです。
「ディスプレイオーディオ」で音楽を聞く方法 ~フラッシュメモリ~
ディスプレイオーディオで「フラッシュメモリ」を使って音楽を聞く方法について解説します。この方法ではUSBメモリを使う方法とSDカードを使う方法について解説します。
方法1:USBメモリ
ディスプレイオーディオではUSBメモリに入れた、音楽ファイルを再生することができます。そのため、パソコンからiTunesなどで読み込んだmp3やm4aのファイルをUSBメモリにコピーしてディスプレイオーディオで音楽を聞くことができます。
なお、パソコンがない方でもスマホに音楽ファイルがあるのであれば、Androidの場合はOTGケーブル(アダプタ)を活用する方法でファイラーアプリを利用してUSBメモリに音楽ファイルをスマホからUSBメモリに保存できます。
iPhoneの場合には、SDカードリーダーを利用してSDカードに「ファイルアプリ」を使って音楽をコピーできるので、次に解説する「方法2:SDカード」の方法で音楽を楽しめます。
方法2:SDカード
ディスプレイオーディオにはSDカードスロットはありませんが、USBでSDカードを接続可能になるカードリーダーを利用することができます。
これを利用して、USBメモリと同様にSDカードへ音楽ファイルを保存することでディスプレイオーディオで音楽を楽しめます。
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「ディスプレイオーディオ」で音楽を聞く方法 ~スマホ~
ディスプレイオーディオで音楽を楽しむ最も一般的な方法として、スマホを使う方法について解説します。
方法3:Bluetooth
ディスプレイオーディオとスマホを接続する方法として、従来のカーナビなどでも採用されていた「Bluetooth」を使う方法があります。
ディスプレイオーディオのBluetoothはハンズフリーにも対応しているため、単純にスマホの音楽をディスプレイオーディオで聞く場合にはBluetoothが便利です。
方法4:Apple CarPlay/Android Auto
ディスプレイオーディオではスマホをUSBケーブルで有線接続することで、iPhoneの場合には「Apple CarPlay」、Androidの場合には「Android Auto」と呼ばれるディスプレイオーディオなどのカーオーディオ専用モードを使うことができます。
これは、ディスプレイオーディオ上でスマホ直接操作できる機能です。Amazonミュージックなどの音楽アプリはディスプレイオーディオのこのモードに対応しているため、この方法でスマホをつなぐことで、ディスプレイオーディオ上から音楽を選択したり操作したりできます。
また、iPhoneの場合には別途外付けのサードパーティ製アイテムを使うことでApple CarPlayをワイヤレス化する方法もあります。
「ディスプレイオーディオ」で音楽を聞く方法 ~CD~
ディスプレイオーディオでCDの音楽を聞く方法について解説します。ディスプレイオーディオでCDを活用したい方はこの方法を参考にしてください。
方法5:オプション
トヨタのディスプレイオーディオには標準ではCDを挿入することはできませんが、オプションでCD/DVDデッキを搭載することができます。費用は高額ですが、ディスプレイオーディオでCD/DVDを楽しみたい方には最もおすすめの方法です。
ディスプレイオーディオのCD/DVDデッキを搭載したい方は、ディーラーへ相談してみましょう。
方法6:CDレコ
ディスプレイオーディオにCD/DVDを搭載するほどでもないけど時々CDを使いたいといった方には、「CDレコ」というスマホでCDを録音できるアイテムがおすすめです。CDレコを使うことでパソコン無しでスマホへCDを録音することができます。
また、録音したCDの音楽はディスプレイオーディオとスマホをディスプレイオーディオへ接続することで、ディスプレイオーディオで聞くことができます。
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「ディスプレイオーディオ」で音楽を聞く方法 ~DAP~
ディスプレイオーディオでiPod、ウォークマンといったDAPで音楽を聞く方法について解説します。なお、iPodの場合はディスプレイオーディオで音楽を聞けるのは「iPod touch」のみとなってしまいます。
方法7:iPod touch
iPod touchには「Bluetooth」機能が搭載されています。そのため、ディスプレイオーディオとiPod touchをBluetoothで接続することで、iPod touchで再生している音楽をディスプレイオーディオで聞くことができます。
なお、iPod touchはApple CarPlayに非対応ですので注意が必要ですが、Bluetooth接続であればディスプレイオーディオでiPod touchで使っているサブスクの音楽も聞くことができます。
方法8:ウォークマン
ウォークマンには「USBマスストレージモード」というUSBの接続モードがあります。これは、ウォークマンをUSBメモリと同様に使うことができるモードです。
このモードでディスプレイオーディオにウォークマンをUSB接続すると、ディスプレイオーディオでUSBメモリに音楽を入れたときと同様に、ウォークマンの中に入っている音楽を聞くことができます。
また、Bluetoothが搭載されているウォークマンであれば、ディスプレイオーディオとBluetooth接続することで音楽を聞くことも可能です。