近年、冬になると豪雪による「車」の「立ち往生」がニュースでクローズアップされています。
雪による車の立ち往生は最悪の場合、数日間車の中で過ごすこととなります。本記事では、ドライバーであれば誰でも巻き込まれる可能性がある「雪」による車の「立ち往生」に備えるためのおすすめグッズを7選紹介します。
「雪」による車の「立ち往生」
「雪」による車の「立ち往生」は冬に車を運転するドライバーであれば誰でも巻き込まれる可能性があります。本記事では、「雪」による車の「立ち往生」に備えるためのおすすめグッズを紹介しますが、その前に「立ち往生」で知っておきたい知識を紹介します。
積雪による「マフラー」の詰まりが危険
「雪」による車の「立ち往生」で命に関わる危険があるのが、積雪によってマフラーから排気ガスが排出できなくなることで、車内で一酸化炭素中毒になることです。
万が一の立ち往生に備えてこのことだけは必ず覚えておき、実際に立ち往生してしまったときはエンジンをかけず耐えるか、頻繁にマフラーの周りの雪かきを行いましょう。
自分は対策していても巻き込まれたらアウト
「雪」による車の「立ち往生」の特徴として、自分がどれだけ対策をしていて雪に強い車に乗っていても、周りの車が「立ち往生」してしまうとアウトだという点があります。
いくら自分が対策を行っていても、周りの車が道路を塞いでしまえば通行できません。そのため、自分は立ち往生しないという自信があっても、冬のドライブでは立ち往生を意識した「備え」が必要となってきます。
「雪」による車の「立ち往生」に備えたいおすすめグッズ
「雪」による車の「立ち往生」は誰でも遭遇する可能性があります。そのため、冬に帰省やレジャーなどで車を運転する際にはこれらのグッズを備えておくと安心です。
毛布・上着
「雪」による立ち往生では寒さ対策は欠かすことができません。車の中に毛布や上着を車載しておきましょう。特に「毛布」は荷物を隠したり普段の運転中もひざ掛け代わりしたりでき便利です。
モバイルバッテリー、充電ケーブル
立ち往生したときに最も重宝すると言っていいものが「スマホ」です。そのため、スマホを充電するためのモバイルバッテリーや充電ケーブルがあると便利です。
普段、車の中で充電できてもエンジンをかけることができなければ充電はできません。そのため、車の中でもモバイルバッテリーは非常に重宝します。
バッテリーあがり対策
立ち往生した場合、ガソリンを気にしてエンジンをかけたままにすることもできず、その状態で車内灯などを長期間利用しているとバッテリーがあがります。バッテリーあがりの対策としてブースターケーブルやジャンプスターターがあると便利です。
特に、ジャンプスターターがあればモバイルバッテリーとしても使えるので車に載せて起きたいグッズの1つと言えます。
水・食料
立ち往生が長時間に及んだ場合、水や食料は欠かすことができません。ドライブ前にコンビニやSAに立ち寄った際には、少し多めに水や食料を買っておきましょう。
携帯トイレ
車内で動けないときに困るのが「トイレ」です。そこで用意したいのが「携帯トイレ」です。車での立ち往生だけでなく、普段の災害への備えとしても役立ちます。
ライト
夜間の立ち往生に備えて「ライト」や「ランタン」を常備しておくと便利です。普段も夜間の荷物の出し入れなどに利用できます。
シャベル
立ち往生中、エンジンをかけるときに欠かすことができないのが「マフラー」周りの除雪です。「シャベル」を車載しておくと良いでしょう。
[PR]車検の予約は楽天Car車検!楽天ポイントゲット!
「雪」による車の「立ち往生」に巻き込まれないためには?
「雪」による車の「立ち往生」に巻き込まれてしまうと、長時間寒さ・閉塞感・退屈に耐えることとなります。そのため、なるべく「立ち往生」しないようにしたいものです。そこで立ち往生に「巻き込まれない」ために意識したいポイントを解説します。
豪雪予報時の「高速」を避ける
高速道路は上りと下りの一方通行です。また、出入り口は数キロ~数十キロおきしかありません。そのため、高速道路上で「立ち往生」に遭遇してしまうと非常に長期化する恐れがあります。
これを避けるためには豪雪予報時には高速道路を利用せずに下道を利用するのがおすすめです。また、下道と言っても福井県で発生した国道8号線のように大規模な立ち往生が発生する恐れがあります。可能であれば外出を控える選択肢も視野に入れましょう。
SA・コンビニ・道の駅などで避難
万が一、「立ち往生」に巻き込まれそうになったときや運転していてその危険を感じたときにはSAやコンビニ、道の駅などに避難しましょう。立ち往生することには変わりありませんが、道路上で立ち往生するよりはマシです。