ハイエースは商用利用が多いことから、走行距離も多くなりがちです。そのためテールランプバルブが切れたり、テールランプを割ってしまう事もよくあります。本記事では、ハイエースのテールランプ交換を通じて、注意していただきたいことなどを解説します。
ハイエースのテールランプ交換について
ハイエースのテールランプは、比較的簡単に交換できるようになっています。それは、商用利用が多く交換確率も高いからといえます。
テールランプは、年式が違っても適合する可能性が高い
ハイエースは、2004年から販売が開始されています。この間テールランプのデザインは意匠変更されても、ディテールの変更はされていないという特徴があります。
そのためハイエースは、1型~6型まで出ているのですが、テールランプの適合は、ほぼどの型でも合ってしまう可能性が高いのが現状でもあります。
1型ハイエースに、4型ハイエースのテールが付いていた!?
後述の注意点で解説しますが、中古で購入したハイエースの右テールランプが割れていました。車体番号などからパーツを注文したのですが、来た部品のデザインが違ったのです。
右側だけ注文したのですが、左側も交換する事になりました。
ハイエースのテールランプ交換方法【手順】
ここでは、テールランプの脱着方法や新品で購入したテールランプの取り付け方法などを解説します。
テールランプを外す
上記画像の黄色部分は、10㎜のボルトで止まっています。緑部分は、差し込み式のクリップで止まっています。
右側テールランプは、割れていたので再利用できません。壊れてもかまわない側から作業していきます。
やはりはじめて外すからなのか、結構固くクリップが止まっています。思い切りよく、壊さないように引っこ抜きます。
新品テールランプの取り付け準備
古いテールランプには、バルブ関連とハーネスが付いています。これを新しいテールランプに移植していきます。
左右同時進行しないで、片方のテールランプの新旧を並べて作業するとミスが少ないでしょう。
新品テールランプを取り付け
テールランプを取り付ける際は、外すときと逆の手順で作業すれば問題なく取り付けできます。
取り付けする前に、点灯確認を必ずしましょう。今回発生しましたが、テールランプやウィンカーランプは、切れていてバルブ交換しました。取付完了してから検査し、不点灯になると外すのが面倒です。
しっかりバックランプも点灯していますので、テールランプ交換は無事終了しました。
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ハイエースのテールランプを交換するには?【注意点】
ハイエースのテールランプ交換自体は、そんなに難しくないと考えます。ただ少しだけ注意が必要と感じました。
中古でハイエースを購入した場合は、テールランプ形状に注意
ハイエースのテールランプは、世代(型)が違っていても、基本的に取り付けが可能なケースが多いようです。
とくに4型以降のテールランプには、スタビライザーフィンなどが装備されていたり、デザインが格好良かったりすることから、1型などに流用しているケースがあります。
中古でハイエースを購入した場合は、テールランプが新しい世代のものに交換されている可能性もあります(実際に今回経験しました)。
車検証上の適合確認だけで注文してしまうと、思っていたのと違う商品が来るという結果になります。
ハイエースのテールランプは、新品で片側10,000円前後で購入できます。また社外品であれば、もっと安く購入できるものもあります。
テールランプ購入の際は、しっかりと現在装備されているテールランプデザインをチェックしてから購入すると良いでしょう。
テールランプをはじめて外すときは、力がいる
これは、ハイエースだけではないのですが、最近の車は、テールランプにプラスティックの爪(クリップ)などを使用しているのが一般的です。
はじめてテールランプを外すときでは、結構な力が必要になります。よもやもすれば、壊れるのではないかと思う事も起きます。「基本的に左右に捻じらないで真っすぐ引き抜く」という点が大事になります。
左右に捻じってしまうと、ランプ本体や止まっているクリップを破損させてしまうことがあるので注意しましょう。