【200系ハイエース】「ATミッションケース割れ」の故障修理

200系ハイエース

タフで実用的な200系ハイエースも、場合によってはミッションケース(窯)が割れるという故障が起きるようです。当記事では、実際にATミッションケースの割れを修理しながら、割れる原因や修理の注意点などを解説します。

【200系ハイエース】「ATミッションケース割れ」の故障修理 ~実例紹介~

200系ハイエース

筆者は、ミッションケースが割れたという事例をはじめてみました。ここでは、200系ハイエースのミッション割れ修理に関して解説します。

最初に200系ハイエースのATミッション割れ故障修理手順を解説

ATケース割れ症状

200系ハイエースの4WDは、ミッション脱着までにいろいろな工程があります。先にミッション割れ修理手順(流れ)を記載します。

  1. バッテリーを外す(場合によっては、ダブルバッテリーの場合があります)
  2. トランスファーオイルを抜く(プロペラシャフトを抜くと漏れるため)
  3. プロペラシャフトを2本抜く
  4. ATミッションとエンジンを接合しているボルトを外す
  5. ATミッションに付いている配線コネクターをすべて外す
  6. ATパイプを2本外す
  7. マフラーを外す
  8. ATミッションにジャッキをかける
  9. ミッションマウントのミッション側のボルトを外す
  10. ATミッションをジャッキに載せて引き抜く(三人くらいいると安心)
  11. ミッション故障したところを直す。
  12. 逆の作業手順で組付けて、トランスファーオイル・ATフルードを入れて試験稼働し終了

作業的には、上記のような流れになります。作業時間は、約6時間かかりました。

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