MH23SワゴンRのバッテリーが、少し弱っているとの相談がありました。バッテリーは、不具合が出る前に定期交換するのが一番安心です。本記事では、MH23SワゴンRのバッテリーを交換しながら、交換時のポイントなどについても解説してみたいと思います。
【ワゴンR MH23S】バッテリー交換方法を解説! ~バッテリー選び方~
まずは、MH23SワゴンRの適合バッテリーなどについて解説します。
純正指定バッテリーは標準・寒冷地と共に38B19L
純正適合を調べると、標準も寒冷地も同じ38B19Lというバッテリーでした。筆者在住の地域を考えると、38B19Lというバッテリーは、かなり心もとないと感じました。
今回購入したバッテリーは40B19Lにサイズアップ
そこでユーザーの意向なども確認して、ワンサイズ上の40B19Lというワンサイズアップのバッテリーをチョイスすることとしました。
バッテリーは、ワンランク又はツーランクほどまでのアップであれば、オルタネーターに負担をかけることなく、車の電気量をアップデートできるのではないでしょうか。
あまりバッテリーの性能ランクを上げすぎると、バッテリー容量を埋めるためにオルタネーターの稼働が長くなり、オルタネーターへの負担が大きくなります。
【ワゴンR MH23S】バッテリー交換方法を解説! ~交換手順~
ここでは、バッテリー交換しながら、ポイントなどについて解説していきます。
既存のバッテリーを撤去する
既存のバッテリーを撤去します。そこで気が付いてのですが、現在ついているバッテリーは、46B19Lでした。今回購入したバッテリーよりも性能ランクが高かったです。ステーを取り外してから、マイナス端子、プラス端子の順で取り外します。
また付いていたバッテリーは、三年ほど前に取り替えられたバッテリーでした。
バッテリー端子を外したら、軍手などを使い、端子が鉄部に接触しないように保護しましょう。色々な方法を試しましたが、軍手が一番身近で安心だと感じます。
新規のバッテリーを取り付ける
それでは、新しいバッテリーを取り付けていきます。
手順としては、
- バッテリーを設置する
- バッテリーステーを固定する
- バッテリープラス端子を取り付ける
- バッテリーマイナス端子を取り付ける
このモデルは、アイドリングストップ機構なども付いていないので、バッテリー交換は比較的簡単な部類だと思います。
バッテリーのプラス端子の扱いに注意して、ショートなどを起こさないようにすれば良いのではないでしょうか。大体15分くらいで交換できます。
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【ワゴンR MH23S】バッテリー交換方法を解説! ~ポイント~
ここでは、MH23SワゴンRのバッテリー交換に関してのポイントを解説します。
MH23SワゴンRはバッテリーステーが中々取り付けしづらい
MH23SワゴンRのバッテリー交換自体は、比較的簡単な方だと考えます。ただ、バッテリーステーを固定するのがすごく大変でした。中々ステーが固定できず大変だったと感じました。
ステーをバッテリーケースの下の方に引っ掛けるのですが、ひっかける穴が見つからず、すごく苦労した感じです。
バックアップメモリーを取らないと後からの設定が大変
今回の、MH23Sには、ナビやエンジンスターターなどが装備されていました。そのため、バッテリー交換を普通にしてしまうと、装備品が初期化されてしまいます。
こういったトラブルを回避できるのが、メモリーバックアップというツールです。一回使用すると、このツールのおかげでナビなどのセットアップを行わなくてよいので。結構助かります。
近年のナビは、比較的ナビ自体がある程度自己復旧してくれるのですが、エンジンスターターは自己復旧できないので、あらかじめ再設定方法を知っておく必要があります。