リアのライト類の点灯不良は、ドライバーさんは中々気付かない事です。バックで駐車しているのをみて、ブレーキランプが不点灯なのに気付きました。本記事では、アルトラパンのブレーキランプ交換手順と注意点などについて解説してみます。
【スズキ アルトラパン】ブレーキランプ切れ!? ~DIYライト外し~
ブレーキランプ不点灯を見つけてしまったからには、とにかく交換しないと法令違反になります。まずは、交換作業手順を紹介します。
バンパー周りをフリーにすることから
リアバンパーをある程度フリーにしないと、テールランプのバルブ交換ができません。タイヤハウスサイドにある、ネジとクリップを外します。
テールランプ側に10㎜のネジが止まっています。こちらはテールランプを共締めになっています。こちらも外します。外せたら、少しバンパーを外して浮かせて上げましょう。
本来は、バンパーを全て外してから作業するのが基本なのかもしれません。特にディーラーの場合は、そうしていると感じます。
アルトラパンの場合は、バンパーを全部外さなくてもバンパーを傷付けることなく作業できそうです。
テールライトを引っ張って外す
ここからが少しコツが要ります。テールランプ全体を支えながら前に引っ張ります。ここは、慎重かつ大胆に作業すると良いでしょう。無事に取り外すせました。
外してわかるのですが、アルトラパンは、ライト裏側に全く作業するスペースがありません。やはりライトを外して作業する必要があります。
【スズキ アルトラパン】ブレーキランプ切れ!? ~DIYバルブ交換~
ここでは、バルブ交換しながら点灯試験などのお話をしていきます。
切れたバルブを取り外して新しいバルブを装着
切れたバルブを取り外して、新しいバルブを装着します。バルブは、テール&ブレーキに使用するバルブです。
T20のダブルバルブが使用されています。
バルブ交換では必ず点灯試験する様にしよう
この作業は、非常に重要です。新しいバルブに交換したら、取り付けたときに点灯試験を行うようにしましょう。
新しいバルブに変えても、他の不具合がある場合は、点灯しないケースがあるからです。作業終了してから不点灯に気付くと、最初からやり直しになります。
元通りに戻して作業終了
外した手順と逆の手順で、元に戻したら作業終了です。交換時間は、15分くらいでしょうか。
筆者の提案としては、片方が切れたら、逆側も切れる時期になっていると思います。両方交換することで、不用意な不点灯を防げると感じます。
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【スズキ アルトラパン】ブレーキランプ切れ!? ~DIY注意点~
ここでは、アルトラパンのランプ切れ交換作業での注意点などを解説します。
バンパー周りを外さないとテールライトは外せない
アルトラパンは、テールライトのバルブ交換する際には、バンパーを外す必要が出てきます。
外さないと作業できません。外すときは、爪などが刺さっていますので、折らないように注意しましょう。
ランプ類だけが不点灯の原因でないケースもある
これは、アルトラパンだけではないのですが、バルブが原因で不点灯なケースと、そうでないケースがあります。
今回交換した車は、バルブが原因でしたが、それ以外の原因の可能性も発生しました。それは、バルブを差し込むソケット部分です。
通常バルブを抜き差しする際には、結構な力が必要です。しかしながら今回は、「スポッと」簡単に抜けてきました。ハロゲンバルブの場合は、簡単に抜ける印象はありません。
こういったケースでは、ソケット内にある電極部分のパーツが緩くなっている可能性があります。しっかり補修して抜けないようにしないと、再度不点灯の可能性が高まります。