【テールランプの球切れ】DIYで簡単交換!注意点は?

テールランプ球切れ アイキャッチ

皆さんは走行していて、前方車両のテールランプが切れている車を見かけませんか?後ろの人は気づいても、乗っている本人は案外気づかないランプでもあります。テールランプは、後続車にブレーキや存在を知らせる重要なランプです。ここでは、テールランプって簡単に交換できることや、注意点について解説します。

目次

テールランプが球切れ、何が問題なの?

テールランプ球切れ

テールランプが、球切れしているとどのような問題が起きるのでしょうか。ここでは、問題点や法律違反などについて解説します。

そもそもランプ球切れは法律違反、車検もNG

道路運送車両の保安基準では、後面2か所に赤色の灯火をつけること(二輪車は1か所でもよい)が義務つけられています。仮に片方だけ点灯しない場合でも違反となります。

「ハイマウントストップランプと片方で、2か所あるでしょ」と思う方もいるかもしれませんね。もう一つの規定で、2灯を両側に配置する場合には、車体中心より対称の位置とも定められています。ブレーキランプ、スモールランプのどちらかが球切れしてしまっていても、違反となります。

知らないで走行し続けていると、警察に停められ、整備不良になり違反切符を切られる可能性があります。また切れたままでは、当然車検にも通りません。

整備不良には気を付けたいですね。

後続車に知らせる機能が効かない

テールランプが切れているということは、後方の車両に「停止しますよ」・「停止していますよ」と知らせる機能が働かないということです。

ヘッドライトが点灯していないと、夜片側が暗くなっている事で、球切れなどに気づきやすいです。またウィンカーの球切れなどでは、ウィンカーの点灯消灯が普段より早くなるので気づきやすいです。

一方テールランプは、切れたことを知らせてくれる機能が無い車(メーター内に表示が出るものあり)が多く、後ろで点灯するために気づかない可能性があります。今回テールランプの球を交換するのは、筆者の同僚車です。たまたま後ろを走っていた際に気づき、交換する事が出来ました。

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DIYでテールランプ球の交換って?

テールランプ ボルト

テールランプの球切れって、交換が難しいのでしょうか?答えは、注意点だけ守れば簡単です。というよりなるべく早急に交換できるように、メーカーも難しくはしていません

昔の車のテールランプは?

昔の車はセダンモデルが多く、テールランプもトランクを開ければ交換できる車が多かったです。または、ランプユニット表側にネジが止まっていて、ネジを外すと交換できる車もありました

近年の車のテールランプは?

近年のテールランプは、ボルト止めだけでなく、プラスチックの爪で止まっています。

プラスチックの場合は、注意して脱着しないと破損する可能性があります。

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DIYでテールランプ球を交換(スズキ ソリオ)

テールランプ ボルト 内側

まずは10㎜のボルトを外しながら、次はどのようにすればよいかを考えましょう。

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上記のような標準的なソケットレンチセットがあれば対応できることがほとんどです。最近のテールランプでは、数か所ネジで止まっていて、数か所はクリップでボディと止まっていることが多いです。ソリオもその車の一つです。

テールランプ 爪

二か所の丸が付いているのですが、ソリオの場合1か所クリップで止まっていて、もう一か所は、位置決め固定のためにスライドで爪が入るタイプです。

ネジを取った後、まっすぐテールライトを引っこ抜くというイメージの作業になります。

テールランプの外し方と注意点

テールランプ 爪4箇所

引き抜くときは、まっすぐ作業する事が重要です。今まで一度も外したことのない車の場合は、結構固いことが多いです

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この場合、外れないからと言って左右上下に振りながら外そうとすると、上画像の右側赤〇部分が折れたり、破損したりします。まっすぐ、そして思い切りよく引っこ抜くというイメージです。ボディなど傷が入りそうな場合はマスキングテープ等で養生しておきましょう。

バルブを交換して、テールランプを元に戻す

バルブ

左が新品、右が切れているバルブです。

ブレーキランプ(スモールランプ)バルブは、T20ダブルというのが使用されていました。片方のバルブが切れていることがわかります。

スモールランプは点灯し、ブレーキランプが点灯しない状況であったといえます。もちろん不点灯を確認した際にどのランプが切れているのかは、作業前に確認していますが、今一度外した時に確認したらよいでしょう。

テールランプ

テールライトを取り付けする前に点灯確認をしましょう。その後外した時と逆の手順で、テールランプを取り付けしたら終了です。今回は、右側の球が切れたのですが、時期的に左側も切れる可能性があるので両方とも交換しました。

【付録】テールライトバルブ交換は、ハロゲンが安全

よくテールライトバルブをLEDの球に交換するという方がいます。この場合は、少し注意しなければなりません。LEDは、消費電力が少なく鮮やかに光ることが魅力ですが、メーター内インジケーターが点灯する可能性があります。

LEDは非常に消費電力が少ないため、メーター内警告灯が点灯不良と勘違いして点灯する可能性が高くなります。安易にLEDの球に変更すると、こういったリスクがあります。

また微弱電流が流れ、俗にいうゴースト現象が起きることもあります。そのようなときには、LED球に抵抗などが入っていて、球切れ警告灯対策の施されているものを購入すると良いでしょう。または、ハイマウントストップランプだけはハロゲンにするのも有効な場合があります。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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