【RX-8 3ESP】「イグニッションコイル」交換方法

RX-8 3ESPのアイドリングが、「息継ぎする」と相談がありました。RX-8は、ロータリーエンジンです。点火系の不調は、車の不調症状として顕著に現れるようです。本記事では、RX-8 3ESPのイグニッションコイルの交換方法やポイントについて解説します。

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【RX-8 3ESP】「イグニッションコイル」交換方法 ~故障症状~

症状が発生したRX8

まずは、イグニッションコイルが故障すると、どのような症状が現れるのかを解説します。

RX-8 3ESPのイグニッションコイルが故障しかけると

RX-8 3ESPは、ロータリーエンジンです。そして一般的なレシプロエンジンとは違い、2ローター方式になっています。

ロータリーエンジンの場合は、1ローターで2か所プラグが使われています、基本的な圧縮と点火というのは、レシプロエンジンと近いのですが、ロータリーが回転しているので、点火をずらして2本のプラグを使用することで高効率を生み出しています。

イグニッションコイルが故障し始めると、エンジン内のロータリー回転が不均衡になります。そのためアイドリング不調などの初期症状が現れます。

RX-8 3ESPのイグニッションコイルが1本完全故障すると

RX-8 3ESPのイグニッションコイルが、もし1本が完全に故障すると、回転数がアクセルに連動して上がらなくなり、不完全燃焼が起きます。加速不良が発生し、30㎞/h前後の速度しか出なくなります。

もし4本使用している中、2本のイグニッションコイルが不調症状を起こすと、エンジン始動も難しい状況になってしまいます。

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【RX-8 3ESP】「イグニッションコイル」交換方法 ~交換手順~

RX8のエンジンルーム

ここでは、アイドリング不調症状が発生したRX-8 3ESPのイグニッションコイルを交換していきます。

RX-8 3ESPのイグニッションコイルは結構奥にある

RX8のイグニッションコイル

通常のレシプロエンジンとは違い、RX-8 3ESPのイグニッションコイルは、結構奥の方に設置されています。長いボンネットの奥の方にあるので、腰などを痛めないように作業してください

エアクリーナーボックスの取り外し

タワーバーを外します。そして一番手前にあるエアクリーナーボックスを一時撤去します。エアクリーナーボックスは、エンジンルーム内で一番容積が大きい補器類と言って良いでしょう。

イグニッションコイルが見えてくる

エアクリーナーボックスを外すと、オルタネーター下の奥の方にイグニッションコイルが設置してあるのが見えてきます。

4本のイグニッションコイル

プラグコードを外し、カプラーを外します。その後10㎜のボルトを外していきます。手前から順番に外すと、4個のイグニッションコイルは外しやすいと思います。

RX-8 3ESPのイグニッションコイルを交換する

取り外したイグニッションコイル

外すときに順番が分かるように番号を付けておきます。これは、普段のクセでもあるのですが、イグニッションコイルは元々付いていた所に戻すのが一番良いという原理からそうしています。

また何番のイグニッションコイルが故障しているかなど、判別がしやすいように番号を記載します。故障していないイグニッションコイルは、予備に取っておくと急遽の際に便利だと考えます。

RX-8 3ESPのイグニッションコイルは、通常のレシプロエンジンのイグニッションコイルとは形状が違います

一般的なレシプロエンジンであれば、イグニッションコイルとプラグが直接結合するのですが、ロータリーエンジンは、イグニッションコイル・プラグコード・プラグとなっています。

イグニッションコイルの取付状態

外した時と逆の手順で、イグニッションコイルを交換していきます。作業時間は、大体45分くらいでしょうか。DIYでも比較的簡単に作業できるパーツでしょう。

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【RX-8 3ESP】「イグニッションコイル」 ~ポイント~

RX8でのイグニッションコイル交換ポイント

ここでは、RX-8 3ESPのイグニッションコイルを交換する際のポイントなどについて解説します。

RX-8 3ESPのグニッションコイルは全本数交換するのが良い

RX-8 3ESPのイグニッションコイルだけではないのですが、ノンターボレシプロエンジンよりも若干交換が大変なRX-8 3ESPの場合は、故障が一か所でも4個とも交換するのが良いでしょう。

イグニッションコイルは、電子部品です。一か所故障症状が出れば、他も故障症状が出るケースが多いとも考えます。

RX-8 3ESPはプラグ・プラグコードも一緒に交換すると一石二鳥かも

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今回のRX-8 3ESPは、以前にプラグコードとプラグが交換されていました。そのため、イグニッションコイルのみを交換しました。

一般的には、プラグやプラグコードの交換も同時に行うと点火系に関連した故障症状を防ぎやすいと考えます。