普段はディーラーでエンジンオイル交換している方から、オイル交換の依頼が入りました。どうやらディーラーが混んでて、オイル交換の予約ができないとのことです。本記事では、マツダ フレアのエンジンオイル&エレメント交換をしながら手順の解説をしてみます。
【マツダ フレア】エンジンオイル&エレメント交換! ~フレアって?~
そもそもマツダ フレアって軽自動車は、どんな車なのでしょうか?
スズキからOEMされているモデル!
マツダは、軽自動車の多くをスズキからOEMしてもらっています。このフレアは、ワゴンRをOEMしてもらい、マツダから販売しています。
- フレアクロスオーバー≒ハスラー
- フレアワゴン≒スペーシア
- フレアワゴンカスタムスタイル≒スペーシアカスタム
- フレアワゴンタフスタイル≒スペーシアギア
もう少し前には、AZという頭文字でOEMを受けていました。例えば、ジムニーをAZオフロードとして販売していました。
マツダは昔からスズキ軽自動車をOEMしてもらっている
かなり昔からマツダ軽自動車は、スズキモデルと同等のOEM車であったと感じます。筆者の記憶が正しければ、20年以上前からOEM供給されていたと記憶しています。ワゴンRの初代モデルもOEM供給されていました。
【マツダ フレア】エンジンオイル&エレメント交換! ~交換手順~
ワゴンRと同じエンジンを搭載しているフレアは、基本ワゴンRと同じエンジンオイル交換手順で大丈夫です。
エンジンオイルを抜いてあげる
ドレンボルトを外して、エンジンオイルを抜いてあげます。
一度ドレンを締めて新油を入れてフラッシングしてみる
オイルを抜いたら、かなり汚れがひどい印象でした。そのため、一度ドレンを締めて、5W-30のオイルでフラッシングしてみることにしました。
フラッシングオイルは、ディーゼルとガソリンエンジンの両方使用できるオイルを使いました。
フラッシング専用オイルを使用しないで、あくまでもエンジンオイルを使用して汚れを出来るだけ取るようにしました。
再度オイルを抜いてエレメント交換する
20分ほどフラッシングして、再度オイルを抜いてあげます。抜けてきたオイルは、茶色い色はつきましたが、透き通っていました。少し安心しました。
オイルがある程度抜けたら、エレメントを外してあげます。
オイルエレメントは、オイル交換二回に一回は交換しましょう。オイル交換は、軽自動車の場合5000㎞以内が良いでしょう。
オイルエレメントを取り付けます。Oリングにオイルを塗ってから回すと、ねじれなどが起きないので良いでしょう。
エンジンオイルを規定量入れて作業終了!
今回使用したのは、トヨタ純正0W‐20の化学合成オイルです。スズキ純正を使用してあげたかったのですが、たまたまトヨタ純正しかなかったので、了解のもと使用しています。
最近は、オイルの値段も高騰しています。多くの回数エンジンオイル交換をするのであれば、20Lを購入した方が割安だと感じます。ただし、開封して長期間保管すると劣化するので必要な分を考えて購入することが重要です。
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【マツダ フレア】エンジンオイル&エレメント交換! ~ポイント~
ここでは、マツダ フレアのエンジンオイル&エレメントの交換ポイントを紹介します。
現代のスズキエンジンはオイル量が少なめ
最近の軽自動車エンジンオイル容量は、少なめとなっています。フレアも少なめの設定です。
少なすぎたり、多すぎたりしない様に取扱説明書を確認して作業するようにしましょう。
オイルパンはアルミ製なので締め付けに注意
マツダ フレアのオイルパンは、アルミ製です。アルミ製は、締め付けすぎるとネジを舐めてしまいます。一度舐めてしまうとオイル漏れを誘発します。締め付けトルクには、充分注意すると良いでしょう。