200系ハイエースは、2004年から販売されている働く車です。新車ハイエースのライトバルブ交換作業をすることになりました。本記事では、スフィアライトのLEDヘッドライト・スモールバルブ交換しながら、交換時ポイントなどについても解説していきます。
【200系ハイエース】スフィアライトLEDヘッドライト・ポジションライト取り付け！ ～手順～
まずは、新車ハイエースのバルブ交換手順を紹介します。
ヘッドライトのバルブを交換するにはかなりのパーツを外す必要あり
筆者の経験では、200系ハイエースでも1型や2型くらいまでは、バンパーを外さなくてもヘッドライトを外せたと思います。
一方今回新車で入庫したハイエースは、ヘッドライトディテールやグリルデザインなどを考えると、バンパーを外した方が安全にヘッドライトを外せそうです。
ハイエースの場合は、ヘッドライトのバルブ交換などをする際には、ヘッドライトを外す事が必須です。
新車であっても、そうでなくてもバンパーなどに傷が入らないように養生テープなどをしっかり施工してから作業すると、作業途中に傷がついてガッカリとならないでしょう。
数多くのクリップを外し、グリルについているセンサーハーネスを外すと、グリルは簡単に引き抜けます。その後バンパークリップなどを外して、バンパーを取り外します。
バンパーを取り外すと、ヘッドライトが外しやすい状態になります。
ヘッドライトは、二か所のネジを外し、爪が二か所あるので、折れないように注意しながら引き抜くことで外せます。
純正バルブからスフィアライトのバルブに切り替え元に戻す
ヘッドライトを外したら、傷がつかないように毛布などの上に置くと良いでしょう。
今回購入したスフィアライトのヘッドライトバルブです。
ヘッドライトバルブの取り付けは、台座を先にヘッドライトにはめて、純正ゴムパックンをはめて、本体を挿入する方法です。
一緒にスフィアライトのスモールバルブT10も交換します。
バルブ交換したときは、必ず点灯試験を行いましょう。スモールはしっかり点いています。
ヘッドライトバルブもしっかり点灯しました。今回購入したバルブは、6000ケルビンです。純正ヘッドライトバルブと比べて白くなっています。純正ヘッドライトバルブは、4300ケルビンくらいです。
両方交換したところで、再度点灯試験します。綺麗に光りました。
外したパーツを逆の手順で組み付けなおしたら、作業終了です。30分から45分くらいで作業できました。
【200系ハイエース】スフィアライトLEDヘッドライト・ポジションライト取り付け！ ～使用バルブ～
ここでは、スフィアライトというLED会社についてや、商品について解説します。
ディーラー店舗でも取扱のある老舗LEDメーカー
引用：SPHERE LIGHT 会社概要
- 運営会社：株式会社SPREAD/SPHERELIGHT（スフィアライト）
- 事業部本社：〒105-6490 東京都港区虎ノ門1丁目17-1虎ノ門ヒルズビジネス タワー15階
- 電話番号：03-4306-0101
- FAX番号：03-6868-6489
- 設立年月日：2006年8月28日
- 資本金：5000万円
- 従業員数：50名（2021年1月現在）
取り付けたRIZINGⅢとSUNPOSITIONの特徴
ファンレス構造で、片側3000ルーメンという明るさを実現したバルブです。非常に明るく50,000時間の耐久性と3年保証が魅力的な商品です。
LEDバルブにありがちな極性のない無極性タイプのバルブです。また片側240ルーメンの明るさで、スモールだけでもかなり明るいと感じるほどです。1年保証となっていて、T10バルブとしては長い保証も魅力です。
【200系ハイエース】スフィアライトLEDヘッドライト・ポジションライト取り付け！ ～ポイント～
ここでは、200系新車ハイエースのバルブ交換に関するポイントを紹介します。
新車のパーツ取り外しは緊張します！
新車でも、そうでない車も同じ気持ちで作業するということには変わりないのですが、やはり新車のパーツ外しや取り換えは緊張します。
クリップ一つとっても新しいので傷つけてはいけないという気持ちが強く働くからです。傷をつけてしまう前に、養生をしっかり行うことと、適切なツールを使うことが大切だと感じました。
200系でも年式の新しいハイエースは外す部品が多いのが特徴
先程も少し触れましたが、ヘッドライトのディテールやバンパーデザインなどの関係で、年式の新しいハイエースは、バンパーを外してヘッドライトを外す方が、安全で安心です。
ということは、外すためのパーツが多くなるということです。外したパーツなどをなくさないよう気を付けましょう。
取り替えるのに時間がかかるのだからしっかりしたLEDをチョイス
こうしてみてみると、ハイエースは、ヘッドライト内のバルブ交換だけでバンパーまで外すことになります。
こういった際には、すぐ切れるような安心感のないLEDバルブを取り付けるよりは、しっかりした製品を取り付ける方が安心だと感じます。
