ハイエースに荷物積込み中のドライバーから、「あ~、アリャ〜」という声が出ました。リアゲートを開けると、勝手にかなりの勢いで締まってしまい、荷物の積込みが出来ない状況でした。本記事では、ハイエースのリアゲートダンパー交換しながら注意点なども解説します。
リアゲートが勝手に閉まっちゃう!?「ハイエースのゲート状況」
ここでは、ハイエースのリアゲート状態のお話と、ハイエースには色々なリアゲートダンパーがあるのを紹介します。
ハイエースのリアゲートの状態は?
筆者のミスです・・・。上記動画ですが、一人で撮影したので雰囲気がわかりづらい動画になってしまいました。単純にリアゲートを上げても勝手に勢いよく閉まってしまう状況です。
ハイエースは、仕事車です。リアゲートがしっかり開いてくれないと仕事にならないばかりか、ケガしてしまいます。早急に直すことが重要です。
リアダンパーは、開閉の多いハイエースなどでは、数年でヘタリが出てしまうようです。そして開閉がしっかりできないと仕事にならないという事から、交換する頻度も多くなります。
リアゲートは、かなり重たいパーツです。このような細いダンパー二本だけで支えられているのですから、不具合も仕方のないことといえますね。
ダンパーの不具合は、はじめのうちはゆっくり閉まってしまうと言った感じですが、筆者が交換するハイエースは、かなり勢いよく閉まってしまう状態でした。ダンパー内部のガスが、完全に抜けてしまったと推測します。
ハイエースのリアゲートは豊富なラインアップ!
ユーザーは、トヨタ純正のダンパーを購入してくれました。もちろん安心の純正品だと思います。
発注したら翌日には、ユーザーのもとへ届いたようです。ただ後からユーザーも知ったのですが、よく故障するパーツならば、純正パーツでなくても良いものがあることがわかり、少し後悔していました。
純正の半額程度で社外品が販売されています。純正よりもヘタリが早いかもしれませんが、半分の価格であれば良いとも感じます。
非常に安価な価格設定で、強化リアゲートダンパーと言われるものも販売されています。強化されていることでもちも長くなるようであれば、安い・強いで一石二鳥だと思います。
リアゲートが勝手に閉まっちゃう!?「簡単取り替え手順」
ここでは、リアゲートダンパーをDIYで交換していきます。
故障しているリアゲートダンパーを外す
リアゲートダンパーを外していきます。左右一本ずつ交換するのがセオリーです。リアゲートダンパーは、上下数か所のネジで止まっているだけです。簡単に取り外しが出来ます。
新品リアゲートダンパーを取り付ける
新品のダンパーを取り付けます。実は、取り付けブラケットの関係上、左右で部品番号が違います。注意して作業しましょう。これさえ間違わなければ、取り付けも簡単だと感じます。片方15分くらいでしょうか。
流石の新品パーツです。しっかりと重たいゲートを保持してくれます。これでドライバーさんがケガする事もないでしょう。
中には、左右の古いダンパーの状態を見て、片側だけ交換する人も居るようです。ですが片側だけ新品にしてしまうと、新品のダンパー負担が増えてしまいかえって寿命を縮めてしまいます。交換するときは、両方交換する事が必須といえます。
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リアゲートが勝手に閉まっちゃう!?「交換するときは?」
ハイエースのリアゲートダンパーを交換する際に注意しておきたいポイントを紹介します。
リアゲートダンパーは片方ずつ作業する!
リアゲートダンパーをまとめて2本外してしまうと、取り付ける際にかなり手間取ります。それは、重たいゲートが左右に位置ズレしてしまうからです。必ず一本ずつ交換しましょう。外したのは良いけれども、新品パーツが取り付けられない事態に陥ります。
交換途中で閉まらない様に対策する
今回作業したハイエースは、ゲートを開けても勝手に勢いよく閉まってしまう状況でした。ということは、誰かがずっと支えているか何かで支えるしかありません。
今回は、長尺の木の棒を使用しました。しっかり支えられるものでゲートを保持して作業するとケガをしないで済むでしょう。