三角停止板(三角表示板)は、後続車に車が停車していることを知らせるための大切なツールです。ではどの位の人がこの三角停止板(三角表示板)を常備しているでしょうか。本記事では、三角停止板(三角表示板)の法律に関することや、おすすめ商品を解説します。
「三角停止板(三角表示板)」とは? ~必要性~
三角停止板(三角表示板)は、法律上どのような扱いになっているのでしょうか?またどうして標準装備されていない車も多いのでしょうか?
「三角停止板(三角表示板)」は義務?
そもそも車に常備されていなくても良いアイテムです。そのため国内カーメーカーも標準装備としていないメーカーが一般的です(ヨーロッパ車には常備してあるメーカーが多いです)。
また発炎筒などのように、使用期限があるものではないので、一度ユーザーが購入すると長く使用でき、毎回標準装備することが無駄になるという考え方もあるようです。
「三角停止板(三角表示板)」は、高速道路での停車時に必要
では何故常備する必要がない三角停止板(三角表示板)は、必要なのでしょうか。それは、高速道路・自動車専用道路での停車時などでは、「当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示」が義務になっているからです。
これに違反すると、反則金と違反点数も発生します。このためしっかりと車に装備しておくことが重要です。高速道路では、100㎞/h前後で多くの車が走行しています。不用意に車が停車しているという事は、重大事故に直結します。
「三角停止板(三角表示板)」のおすすめと車載の必要性 ~選び方~
三角停止板(三角表示板)をこれから購入しようと考えている方は、どのような商品を購入したらよいのでしょうか。
出来れば複数あると便利
三角停止板(三角表示板)を接地する場合は、50m後方に設置することが望ましいとされています。50mと言えば、小学生の徒競走の距離です。
であれば、三角停止板(三角表示板)を等間隔に複数設置する方が、より後続車に「停まっている車があります」と知らせやすくなります。
LEDが内蔵されていると安心
三角停止板(三角表示板)には、反射板などが使用され200m離れたところから視認できる物が一般的です。
近年では、反射板だけでなく、LEDライトなどが装備されているものが販売されています。LEDは直線的に光を発する性質があるため、非常に視認しやすくなります。
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「三角停止板(三角表示板)」のおすすめと車載の必要性 ~おすすめ~
三角停止板(三角表示板)を購入する場合は、どのようなアイテムがあるでしょうか?ここでは、おすすめアイテムを解説します。
「三角停止板(三角表示板)」が複数セットになっている商品
3枚セットの非常にお買い得な三角停止板(三角表示板)です。昼夜兼用型となっているので、夜でもしっかり視認性を確保しています。勿論使用しないときはコンパクトに収納できますので、1セット購入しておくと非常に安心でしょう。
LEDが内蔵されている「三角停止板(三角表示板)」
コンパクトカーなどの場合は、三角停止板(三角表示板)を収納する場所にも気を配らないとなりません。こう言った時には、LEDで後続車に効率よく停車しているのを知らせられるアイテムが良いと考えます。一回購入すれば後は定期的な電池交換だけで長期使用できます。
後方に強く知らせられるLED「三角停止板(三角表示板)」
こちらは、より強力なLED投光器が中心に装備されているアイテムです。これによって安心感は増すのですが、他のアイテムなどと違い折りたたんで収納などができない性質があります。スペースにゆとりのある方にピッタリと考えます。
三角停止板(三角表示板)は、2000円前後と極端に高いアイテムではありません。車に常備する義務はありませんが、安心安全なカーライフに必要不可欠なアイテムとして車に常備しておくのが良いでしょう。