中華オーディオ「XTRONS TD6231」の取り付け方法、レビュー

xtrons 起動画面
目次

「XTRONS TD6231」オーディオを取り付けする車両のプチ情報

エスクード オーディオ

今回中華製「XTRONS TD6231」を取り付けする車両は、平成19年6月登録のスズキ エスクードです。走行距離は、約45000㎞と年式の割には低走行の車両となっています。

オーディオを取り付けする前準備

エスクード オーディオブラケット

最初の画像でもお解りかもしれませんが、このエスクードの純正オーディオは、専用パネルになっています。

このままでは、国産・中華製問わず、2DINタイプのオーディオやナビはインストールできません

そのため取り付けしたいオーディオの購入だけでなく、2DINが取り付けられるパネルキットを購入しておく必要があります。スズキ部品共販などで購入が可能です。

また社外オーディオに交換する事になるので、別途車種別オーディオハーネスの購入も必要になります。

オーディオを取り付ける為にインパネを外す

エスクード インパネ

オーディオやナビをインストールする際に、一番注意していただきたい事があります。それは、インパネの外し方や順序です。

このエスクードの場合は、黄色で囲ったシルバーのインパネを取り外すと、10㎜のボルト8本でオーディオ&エアコンパネルが止まっています。

こういった情報は、スズキ部品共販やスズキディーラーで親切に教えてくれます。また大手カー量販店などでも取り外し情報を持っているので教えてくれます。

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取り付けする前に傷を付けたり破損させて「ガッカリ」しないように、しっかり確認することが一番大事です。

そしてきちんとインパネなどが取り外し出来れば、オーディオ取り付け自体は、説明書に沿って行えば比較的簡単にできるでしょう。

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中華製である「XTRONS TD6231」オーディオを取り付ける際の注意点!

xtrons 内容物

上記の画像は、商品を購入したときに付属されていた説明書類です。中華製「XTRONS TD6231」オーディオは、英字で解説されています。

多少の英語読解力は必要ですが、図などと照らし合わせれば、理解しやすいでしょう。

配線の加工が必要になる、又は加工しなおす必要がある

今回購入した「XTRONS TD6231」オーディオは、上の画像のように見慣れないISO規格のコネクターが採用されています。このタイプのコネクターは、日本車ではほぼ使用されていません。

ということは、このコネクターを一度切断しギボシ加工する必要があります。先程ご紹介した車種別オーディオハーネスに接続出来るようにギボシ加工していきます。

中華製オーディオの中には、ISOコネクターでなく、親切にギボシ加工されている製品も多くあります。

しかしながらギボシ自体の形状や圧着不足などで、配線不良を起こしてしまう可能性は否めません。自分できちんとギボシ加工し直す事で安心感がプラスされます。

オーディオブラケットと「XTRONS TD6231」の取り付け状態をチェック

xtrons 起動画面

中華製だけでなく海外製のオーディオは、国産と違いオーディオとオーディオパネルブラケットの位置が合わないモデルがあります。

位置が合わない場合は、ブラケット側に穴あけ加工を施す必要性が出てきます。

今回購入した「XTRONS TD6231」オーディオは、問題なく取り付けできました。

走行中にも動画が再生するように「大事な配線」をアースする

簡単な作業で走行中に動画が見られる(助手席や後席の方)というのが、中華製オーディオの魅力の一つでもあります。

中華製オーディオを走行中動画が見られるようにするには、ブレーキ配線(一般的には茶色が多い)をアース接続する必要があります。

「XTRONS TD6231」オーディオは、茶色配線だけでなく、ブレーキ線というタグも貼ってありましたので識別は簡単です。

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「XTRONS TD6231」オーディオを取り付けレビュー「良い点」

xtrons 動画再生画面

「XTRONS TD6231」オーディオを取り付けして良かったなと思う点を紹介していきます。

日本語表示に対応している

xtrons ラジオ

設定画面自体に日本語表示ができることで、ほぼ全ての設定表示が日本語になり、各種の設定が簡単です。

またラジオ選局も日本の各地域の周波数に対応しているので、ラジオが好きな方にも最適です。中華製の中には、日本局の選局ができない商品もまだ存在します。注意しましょう。

昼間に画像を撮影すると反射が強いので、敢えて夜撮影していることをお許しください。

比較的簡単に直感的な操作で各種の設定ができる

xtrons メニュー

上記の画像のように、イラストと文字表示で解りやすい画面になっています。

SD・USBで動画の再生が可能

SD・USBに入れた動画の再生もサクサク再生してくれます。ただし2時間などの長時間動画は、エラーになるので、3分割位が必要になります。

オーディオパネルの照明色を選べる

モデルによって、車内イルミネーションカラーが違うと思います。照明が選べることで周りの雰囲気に合わせることも可能です。

「XTRONS TD6231」オーディオを取り付けレビュー「悪い点」

エスクード ステアリングスイッチ

中華製であるがゆえに不具合も若干ありました。ここでは、チョッと「良くないな~」と思った点を解説します。

ステアリングコントロールスィッチが設定できない車がある

今回取り付けたエスクードには、ステアリングスィッチ(リモコン)が付いています。「XTRONS TD6231」オーディオには、これをリンクさせられる機能が付属していますが、エスクードでは完全にスィッチと機能を一致させられませんでした。

XTRONSさんに技術的な問い合わせもしましたが、「汎用なので場合によっては、リンクさせられないモデルもあります」というのが、最終的な回答でした。

音質は悪くないが、細かい設定にはあまり向かない

「XTRONS TD6231」は、基本的なスピーカーの音量の割合などの設定はできます。この他ライブ、教会!?、ヒップホップといったイコライザー機能は付いているのですが、音質傾向に大きな差がなく余り役に立っていないと思いました。

もともとの音自体は、国産メーカーと比較して極端に悪いという印象はないのですが、音質設定が貧弱と感じました。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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