大手企業ユピテルが発売しているということもあり、全周囲型ドラレコ「Q-30R」を検討中の方も多いのではないでしょうか。
しかし、初めて全周囲型モデルを検討すると画質や性能で悩んでしまいます。そこで本記事では、「Q-30R」の画質や性能について実際に「Q-30R」で撮影された映像を交えて解説します。
【ユピテル】全周囲型「Q-30R」の画質・性能~機種紹介~
ユピテルが発売している「Q-30R」とはどのようなドライブレコーダーなのか、「Q-30R」について基本性能を確認しておきましょう。
「Q-30R」とは
「Q-30R」はメインとなる車両前方へ取り付けを行う全周囲型ドラレコユニットと後方専用の後方カメラユニットで構成されています。
従来の全周囲型ではリア専用ユニットの付属は珍しく、リアを鮮明に撮影したいときには別途リア専用の製品を取り付ける必要がありました。「Q-30R」ではこの不便さが解消され、リアユニットも付属するため、「Q-30R」だけでリアもまかなえます。
「Q-30R」の基本性能・スペック
「Q-30R」の基本的な性能を見ておきましょう。「Q-30R」の画素数は前方の全周囲型カメラユニットにおいては500万画素センサーが搭載されており、360万画素による画像読み出しを行なった後の1920 x 1920の正方形で画像を記録できます。
リアのカメラユニットについては1920 x 1080の通常の1080p録画が可能です。なお、前方の正方形の動画については、魚眼で記録されるため専用ビューワーソフトで様々なアングルで任意に表示したり分割表示したりできます。
また、「Q-30R」のカメラには前後どちらにもHDR、夜間に威力を発揮するスタービス機能が搭載され、GPSやGセンサー、駐車監視など近年のドラレコで求められている機能が余すことなく搭載されています。
【ユピテル】全周囲型「Q-30R」の画質・性能 ~動画~
メーカーであるユピテルが公開している「Q-30R」で実際に撮影された映像を確認してみましょう。なお、「Q-30R」は魚眼の全周囲録画映像が記録されるため基本的に動画の閲覧にはPCの専用ビューアソフトを利用します。
「Q-30R」で撮影された公式動画
「Q-30R」のユピテルが公開している動画です。
「Q-30R」の画質
画質については全周囲型タイプの特徴として、前方の一部など従来のドラレコで撮影できる範囲のみを見た場合の画質は劣るものの、全周囲型としては夜間でもかなり見やすい映像を記録してくれています。
ただし、全周囲型で夜間の撮影を行う際には基本的にカメラ側は外の部分について露出をコントロールするため、車内の映像が暗くなってしまいがちです。リアカメラについては標準的で基本をしっかりと抑えた画質だと言えます。
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【ユピテル】全周囲型「Q-30R」の画質・性能 ~まとめ~
ユピテルの「Q-30R」について画質や性能を踏まえてまとめてみました。全周囲型ドラレコで「Q-30R」を検討している方はその特徴をよく理解して導入を決定しましょう。
まとめ
「Q-30R」は全周囲型のドラレコとしては夜間も明るい映像を撮影でき、画質自体も悪くないため非常にバランスが取れているモデルと言えます。また、これまでの全周囲型の弱点であったリアも専用カメラがあることで鮮明に撮影できる点がGoodです。
「Q-30R」は「大容量SDカード」がおすすめ
「Q-30R」には32GBのドラレコ用のSDカードが付属してきます。全周囲型タイプは通常のドラレコと比較して撮影した動画の容量が大きくなりがちですので、余裕があれば「Q-30R」が対応している最大容量である128GBのSDカードも検討してみましょう。
なお、「Q-30R」で記録される映像の形式は「.avi」です。近年主流のドラレコは「.mp4」や「.mov」による記録に対応しているため、iPhoneなどでもかんたんに再生できましたが、「Q-30R」の場合は「ファイル」アプリなどからサードパーティ製アプリで再生する必要があります。