ドライブレコーダーで撮影した映像をiPhoneに直接保存する方法を解説します。iPhone用のカードリーダーを利用することで、無線LANなどのワイヤレス機能が非搭載のドライブレコーダーからでもかんたんにiPhoneへ映像を保存することができます。
今回はドライブレコーダーの映像をiPhoneに保存する方法について各手順毎の画像や動画を用いてわかりやすく解説します。
【ドラレコ】パターン別、iPhoneに映像を保存する方法

ドライブレコーダーで撮影した映像を直接、iPhoneに保存する方法は主に2つのパターンがあります。はじめに、この2つの方法について紹介するので自分が利用している、ドライブレコーダーがどちらにあたるのか確認しましょう。
ドライブレコーダーで撮影した映像をiPhoneに直接保存する方法は、ドライブレコーダーによって2つのパターンに分かれます。まずは、あなたがお使いのドライブレコーダーで使える方法がどちらにあたるのかを確認してみましょう。
パターン1:無線LAN(ワイヤレス機能)搭載ドラレコの場合
無線LANなどのワイヤレス機能が搭載されているドライブレコーダーであれば、撮影した映像や撮影中の映像をアプリ経由で直接iPhoneに飛ばして保存することができます。
(本記事は2026年5月に市場動向に合わせて大幅に書き直しております。)
2026年現在、大手ドライブレコーダーメーカー(ユピテル、コムテック等)のほとんどの主要機種には無線LAN機能は非搭載です。
しかしながら、車自体に標準装備やメーカーオプションで選択できるドライブレコーダーには、無線LANなどのワイヤレス機能が搭載されている場合が多くあります。(特に、トヨタ車の表示装備、メーカーオプションドライブレコーダー)
パターン2:SDカードから直接iPhoneに保存する場合 *今回の方法
今回紹介するのは、無線LANなどのワイヤレス通信機能がないドライブレコーダーの映像をiPhoneに直接保存する方法です。
ドライブレコーダーは通常、本体に挿入されたマイクロSDカードに映像を記録しています。本記事ではマイクロSDカードから直接iPhoneに映像を保存する方法を解説します。なお、Android端末をご利用の方は下記記事をご覧ください。

【ドラレコ】iPhoneへの保存に必要なアイテム

ドライブレコーダーの映像は、マイクロSDカードに保存されています。そのため、iPhoneで直接映像を保存するには、SDカードをiPhoneに接続できるようにするためのカードリーダーが必要です。
また、カードリーダーによっては、マイクロSDカードを通常のSDカードの大きさにするためのアダプターが必要です。マイクロSDカードや購入したドライブレコーダーに付属している場合も多いので確認してみましょう。
SDカードリーダー
iPhone15以降のType-C端子が搭載されているiPhoneを利用している方は、Type-C端子のSDカードリーダーを用意してください。
iPhone14までのLightning端子を搭載しているiPhoneを利用している方は、Lightning端子搭載のSDカードリーダーを用意してください。なお、Appleが公式で発売していた純正のLightning端子のSDカードリーダーは販売を終了しています。
動画で流れを確認
今回紹介する方法を動画でも公開しています。一度動画で流れを確認してみてください。
【ドラレコ】SDカードから直接iPhoneに映像を保存する方法

iPhoneで利用できる、SDカードリーダーを用意したらドライブレコーダーの映像をiPhoneに保存してみましょう。
ただし、iPhoneへドライブレコーダーの映像を保存する際には、利用中のドライブレコーダーに合わせてiPhoneで使うアプリを選択しなければいけません。
ドライブレコーダーで記録した映像が、一般的な「mp4」や「mov」の場合は写真アプリから取り込みができますが、「avi」や「ts」といった一部のドライブレコーダーで使用されている映像形式の場合は写真アプリを利用できません。この場合、iPhoneに標準で入っているファイルアプリを利用します。
ドライブレコーダーからSDカードを取り出す

実際に、ドライブレコーダーのSDカードから映像を直接iPhoneに取り込んでみましょう。まずはドライブレコーダーからSDカードを取り外します。
SDカードをiPhoneに接続
ドライブレコーダーからSDカードを取り外したら、SDカードリーダーを使ってiPhoneにSDカードを接続しましょう。

今回はマイクロSDカードを通常のSDカードサイズに変換するアダプターを利用します。

SDカードリーダーにカードを挿入します。

カードリーダーをiPhoneに接続してください。
前述のとおり、ドライブレコーダーの映像記録形式によって写真アプリを利用できる場合と、ファイルアプリを利用しなければいけない場合があります。どちらを使えばいいかわからない方はまずは写真アプリから保存を試してみてください。
写真アプリから取り込み可能なパターン

iPhoneにSDカードを接続したら、写真アプリを起動します。

利用中のドライブレコーダーの映像を写真アプリから取り込める場合、写真アプリに「読み込む」という項目が表示されます。「読み込む」をタップしてください。

まとめてすべての映像を保存するには、「すべて読み込む」をタップしてください。

選択した映像や写真だけをiPhoneに保存するには、選択をタップしてから保存したい項目をタップします。

保存したい項目を選択できたら、「読み込む」をタップします。確認メニューで再度、すべてを読み込むか、選択した項目だけを読み込むか聞かれますので、「選択項目を読み込む」を選択します。

動画の大きさによっては保存に時間がかかりますので、保存(読み込み)が終わるまで待機します。

読み込み(保存)が完了すると、読み込みを行った映像や写真をドライブレコーダー側のSDカードから削除するか聞かれます。「削除」も可能ですが、万が一のために「残す」を選択しましょう。
ファイルアプリから取り込みが可能なパターン

SDカードをiPhoneに接続しているのに、「写真」アプリで「取り込む」が表示されないときには、ドライブレコーダーの映像の形式が写真アプリに対応していないことが考えられます。
iPhoneの写真アプリからSDカードの映像を保存できないときには、ファイルアプリを利用しましょう。ファイルアプリは、パソコンのエクスプローラーと同じようなアプリです。SDカード内のデータを、iPhoneに直接保存できます。

iPhoneにSDカードを接続したら、「ファイル」アプリを起動しましょう。

ファイルアプリを起動したら、「ブラウズ」画面から、SDカードを選択しましょう。通常「NO NAME」という名前になっています。

SDカード内のファイルやフォルダが表示されます。ほとんどのドライブレコーダーでは、撮影された映像は「DCIM」フォルダの中に保存されています。「ファイル」アプリからSDカードを開いたら、「DCIM」フォルダを開き、映像があるフォルダまで進みます。

ドライブレコーダーのメーカーや機種によって、フォルダの構成は異なりますが、今回利用したコムテックの「HDR-251GH」の場合は「DCIM」の中に、日付のフォルダがあり更に日付ごとのフォルダ内に映像が保存されていました。

目的の映像、フォルダを見つけたら「選択」をタップして項目を選択しましょう。

項目を選択したら、画面左下にある「メニュー」アイコンをタップしてください。

「メニュー」アイコンをタップすると「ファイルに保存」という項目があるので、選択します。

「ファイルに保存」を選択すると、保存場所を選択できます。「このiPhone内」を選択しましょう。そのまま保存することもできますが、新しくフォルダを作ることもできます。新しくフォルダを作る場合は、右上のフォルダアイコンをタップします。

今回は「ドラレコ」というフォルダを作成します。フォルダ名を入力したら「完了」をタップします。

保存先を指定したら「保存」ボタンをタップします。

「項目を~の~に保存中」と表示されるので、これが消えると保存完了です。
【ドラレコ】iPhoneへの取り込み時の注意点

ドライブレコーダーの映像をSDカードから直接iPhoneに保存する方法を紹介しました。作業時にはいくつか注意したいポイントがあるので、注意点を紹介します。
ドラレコからのSDカードの取り外し時
SDカードをドライブレコーダーが映像を記録している最中や再生などで読み込んでいる最中に取り外してしまうと、録画されている映像の破損の原因となります。
ドライブレコーダーからSDカードを取り外すときには、データの書き込み・読み込みが行われていない状態で行わなければいけません。
エンジンを切ればドライブレコーダーも電源が切れるのでそのまま取り外せば良いと思われがちですが、ドライブレコーダーのによっては駐車監視機能が搭載されています。
駐車監視機能が搭載されている場合、ドライブレコーダーはエンジンを切っても、データをSDカードに読み書きしている可能性があります。そのため、エンジン停止だけでなく、必ず駐車監視機能もオフにしてからSDカードを取り外しましょう。
ファイルアプリから映像を保存時には小分けがおすすめ
ファイルアプリから、ドライブレコーダーの映像を保存する場合、「DCIM」フォルダごとコピーすることで、すべてのデータをiPhoneに保存することができます。
しかし、筆者の経験上ファイルアプリで大量のファイルを保存しようとすると、途中で止まってしまうことが多くありました。そのため、面倒でもファイルやフォルダを日付ごとなど小分けにして保存することをおすすめします。
【ドラレコ】iPhoneに保存した映像の再生方法

iPhoneにSDカードから保存したドライブレコーダーの映像を、再生する方法を紹介します。再生方法には保存した方法によって2通りあります。
写真アプリの場合

写真アプリを利用して、iPhoneに保存できた映像は、写真アプリで再生できる映像です。そのため、保存した映像は他の写真や動画と同じようにカメラロールに保存されています。確認するには、「写真」タブを選択します。

カメラロールは日付によって並び替えされているので、ドライブレコーダーの映像が撮影された日付に近い部分を探してみると、保存した映像を見つけることができます。
写真アプリに保存した映像は、他の写真アプリ内の動画と同じようにそのまま再生できます。

取り込んだドライブレコーダーの映像だけを確認したい場合には、「アルバム」タブを選択して、ほかのアルバムにある「読み込み」を選びます。

iPhoneのSDカードリーダーで取り込みを行った項目のみが表示されます。読み込み日も表示されるので便利です。
ファイルアプリの場合
ファイルアプリで保存した映像は、そのままでは再生できない可能性があります。ファイルアプリでそのまま再生できるものは、映像をタップすると再生が開始されます。
再生できない映像については、「ファイル」や「iPhone」自体が非対応の動画ですので、サードパーティ製のアプリをインストールしましょう。VLCメディアプレーヤーが多くのファイルを再生できるのでおすすめです。

保存した映像を再生するには「ブラウズ」を選択した後に「このiPhone内」を選択します。

保存時に指定した保存場所に移動します。

保存した映像を確認できます。なお、ファイルアプリで再生できるファイルについては、上記の画像のようにサムネイルが表示されます。

まとめ

iPhoneにドライブレコーダーのSDカードから直接映像を保存する方法を紹介しました。無線LANなどのワイヤレス通信機能に非対応のドライブレコーダーでも、iPhone用のSDカードリーダーがあればどこでも映像をiPhoneの画面で確認することができます。
万が一の事故や旅行・ドライブの思い出の保存のために、iPhone用のSDカードリーダーを準備して車に常備しておきましょう。

