車をしばらく乗らない・長期間放置するときの注意点

皆さんは、車をしばらく乗らないと言うときがありますか?例えば海外旅行で1週間以上乗らない、急な転勤で実家に車を置いて半年以上動かさないと言うケースなどがあると思います。本記事では、車をしばらく乗らなくて長期間放置するときの注意点などを解説します。

目次

車をしばらく乗らない時は【2週間前後】

駐車場の車

車をしばらく乗らないと言っても色々な期間があると思います。まずは、2週間ほど車に乗らないと言うケースの注意点を解説します。

通電している装備がないかを最後にチェック

2週間というと案外短い期間に感じます。海外旅行に行けば、二週間という期間はあり得ますし病気やケガで入院と言うケースもあります。

一番重要なのは、バッテリー上がりに繋がる通電している装備などの通電状態を放置しないことです。

例えば、慌てて旅行の飛行機に乗ってしまい、ルームランプを点けっぱなしにしてしまったために、空港駐車場で車のエンジンがかからなくなったと言うケースも多いようです。

季節によっては、燃料は満タン、バッテリーターミナルを外す

燃料満タン

例えば、梅雨の時期に燃料が少ない状態にしておくと、2週間でも燃料タンクに湿気が溜まってしまう可能性が高いです。

また降雪の多い寒い地域であれば、2週間エンジンをかけていないとバッテリーが上がってしまう事もあります。

2週間とはいえ、燃料を満タンにしておくことやバッテリーターミナルを外しておくことを推奨します。

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車をしばらく乗らない時は【1ヶ月以上】

ボディーカバー

車をしばらく乗らない期間が、一ヵ月以上ある場合は、2週間以上の時と比べて更に何をしたら良いのでしょうか。

盗難やイタズラの防止策をとる

一ヵ月放置するという事は、もし一ヵ月家にいないのであれば、家への空き巣と同様に車の盗難被害に遭う可能性も高まります

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また青空駐車場に放置するのであれば、より一層盗難やイタズラの対象になりやすくなります

こういった犯罪被害に遭わないためにも対策をしておくと良いでしょう。

ボディーカバーも装着しておくと安心です。一か月後車を見に行ったら、車がなくなっていた(いつ盗まれたかもわからない)や、傷つけられていたと気づいたらかなりショックと感じます。

燃料満タンとバッテリーターミナルは外す

一ヵ月も車を放置するのであれば、燃料満タンとバッテリーのマイナス端子を外すのは必須条件と考えます。

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車をしばらく乗らない時は【半年以上】

砂利の駐車場

半年以上という事は、車をしばらくというより、かなり乗らないという事になります。

近く置いておくならば、週に一回でもエンジンをかける

車に乗らないのが半年以上と言っても、車の近くにいて、いつでもエンジンをかけられる状況の場合は、週に一回でも構わないので、エンジンをかけてあげることが良いでしょう。

少なくともエンジンや補機類には、良いと考えます。ただし走行しないと悪くなる足回りなどは、徐々に悪化していく可能性があります。

車の近くにいないなら、ガソリンが腐る可能性もある

先述のように、もし車の近くにおらず、ずっとエンジンを掛けられない場合は、ガソリン経路にあるガソリンが腐ってしまう事もあり得ます

半年以上車を放置する事になる場合は、燃料を満タンにしたうえで上記のような劣化防止剤を投入し、しばらくエンジンをかけてから放置するのが賢明でしょう。

HV車やEV車を長期間放置すると、駆動用バッテリーがあがることも

HVバッテリ

一般的な自動車では、補機用のバッテリーのみがあります。もちろんHVなどにも補機用バッテリーがあります。半年以上車を放置するのであれば、この補機用バッテリーのマイナスを外すことは必須と考えます。

それだけではなく、HVやEVの場合には駆動用バッテリーも搭載されています。半年以上という長期間の放置では、この駆動用HVバッテリーも過放電する可能性が高まります

全く車に触れられないのであれば、売却の検討も

検査標章

もしその車が、ユーザーのお気に入りの車で、何らかの理由で一時的に乗れないという事であれば、対策を取りながら放置するというのも致し方ないといえます。

しかしながら、漠然と放置すると言うのであれば、売却をしたり、場合によっては廃車にするという考えも重要ではないでしょうか。一度、一括査定などを行ってみても良いでしょう。

半年以上という事は、車検の有効期限が切れてしまう可能性もあります。車検が切れてしまうと、車検を再取得する際に、仮ナンバーや自賠責など多くの作業が必要になります。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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