愛車のヘッドライトが、水滴がついたり曇ったりしてしまったら、かなりガッカリすると思います。水漏れしてしまった方もかなりガッカリしていました。本記事では、浸水したヘッドライトから中古のヘッドライトにDIY交換してみながら、浸水原因を探ってみます。
【ワゴンR】ヘッドライト内部に水滴が発生 ~原因~
ヘッドライト内部に水滴がついたり、曇ってしまう原因にはどのような理由があるのでしょうか?
ヘッドライトの経年劣化で内部に浸水
ヘッドライトは、本体側とレンズ側が合わせられる形で接続しています。接続方法は、パッキンやブチル素材、レーザー素材などになっています。
この接合部が、経年劣化によって剥がれたりしてしまい浸水するケースが多いと考えます。
バルブのパッキン類が劣化して浸水
ヘッドライトには、ヘッドライトバルブ・スモールバルブ・ウィンカーバルブなどがついています。これらのバルブコネクター部分には、ゴムパッキンが使用されています。
このパッキンが劣化して浸水するケースや、しっかりコネクターが入っていなくて浸水するケースがあります。
ヘッドライトがどこかで破損しているため浸水
ヘッドライトボディが、事故などによって気づかないうちに破損して割れてしまっているケースがあります。確実に浸水する原因となるでしょう。
【ワゴンR】浸水したヘッドライトを中古に交換 ~作業~
それでは、DIY作業で中古ヘッドライトに交換していきます。今回の中古ヘッドライトは、2個で10,000円位でした。
浸水しているヘッドライトを外す
グリル上部のクリップを外します。比較的簡単に外せると思います。四か所のクリップを外すと、グリルは簡単に外せます。
ヘッドライトを外す為には、バンパーを外す必要があります。バンパーは、ネジ止めされている三か所のネジを外してしまいます。
バンパーとフェンダーを止めているネジを外します。
バンパーは、全部外れなくてもヘッドライトを外せます。無駄を省くために、外して少し下においておけば良いでしょう。
中古のヘッドライトに交換する
中古のヘッドライトに交換作業し、カプラー関係を接続し試験します。しっかり点灯していることを確認します。
バンパー&グリルを元に戻して完成です。ヘッドライトは中古を用意しました。変える前は、ヘッドライトの間にはボディ同色の装飾が施されていますが、中古購入したパーツは、メッキになっています。
所有者は、このメッキが良いと喜んでくれましたし、水滴がつかなくなったら幸せと思ってくれました。
注意点としては、あくまでも中古のヘッドライトです。もしかすると交換しても浸水するケースはあり得ます。新品であればそんなに心配いらないでしょう。
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【ワゴンR】浸水していたヘッドライトを検査してみた
しばらく晴れが続いていたため、水滴が付着したり曇っている状況確認ができませんでした。
ヘッドライトを水につけてみた
ヘッドライトのレンズ側を水につけてみました。また上記画像のように、一度誰かがヘッドライト裏側を補修している状況でした。これは浸水の可能性があるなと思い、しばらく放置してみます。
一時間後に上げてみると!?
一時間ほど放置して、ヘッドライトを上げてみると、やはり浸水していることがわかりました。こういった浸水が、最終的に水滴や曇りの原因になるという結論です。
また湿気がヘッドライトの熱などによって暖められることで、曇ったりするといえます。中古ヘッドライトに交換して、水滴や曇りのないヘッドライトになるならば、かなり幸せといえます。
またヘッドライト内部に余りにも水滴が付いている場合は、車検の際に光度不足や光軸不良となり不合格になるケースもあります。注意したい部分です。