今やナビは、必需品となっています。また地デジが見られたり、バックモニターで後方確認できたりするのにも必要不可欠です。本記事では、ハイエースにナビ&バックモニターを取り付けて、その際の注意点などを解説します。
【ハイエース】ナビ・バックモニターの取り付け方法を解説 ~製品~
ナビは、現在色々なメーカーから販売されています。今回は、パナソニック製ナビ&バックモニターをチョイスしてみました。
昨今では、ナビが入手しづらい状況に
昨今、半導体不足が続いています。それは、新車製造だけでなくナビなどの製造にも大きく影響しています。
じつは、本当はパナソニック製のナビではなく、ほかのメーカーのナビを希望していました。しかしながら3か月経過しても納品される日が分からないという結果でした。
そのため現状で早く納品されるナビを購入することになりました。そして届いたのが、パナソニックCN-RE07WDというナビでした。
実際に取り付けしてみて感じたことなのですが、非常にインストールしやすいナビ&バックカメラであると実感しました。
特にバックモニターの配線処理が簡単であると感じました。
パナソニックのナビ&バックモニターは、取り付けが簡単かも
ナビ自体は、多くのメーカーがほぼ同じ配線(ハーネス)を利用しているので、大きな違いはあまりないともいえます。
ただバックモニターは、各メーカーで少し配線処理の方法が違う傾向にあります。このパナソニック製バックモニターは、非常に配線処理がしやすい点が挙げられます。
- コントロールユニット(配線途中についている)が、非常にコンパクトである
- バックモニターの電源をアクセサリーからのみで作動できる
実際にバックモニターを何度も配線処理しましたが、アクセサリー電源だけでなく、バック信号線をテールランプなどから取得するメーカーもあります。長いハイエースのルーフの中を、行ったり来たりすることも考えられます。
【ハイエース】ナビ・バックモニターの取り付け方法を解説 ~作業手順~
ここでは、実際にナビ&バックモニターを取り付ける手順などを解説します。
取り付ける際には、バックモニターの処理から行うのがベター
ナビだけではなく、バックモニターも一緒に設置する場合は、まずはバックモニターの配線などを処理する事が望ましいでしょう。
これは、ハイエースの場合では車両が長いため、一番時間がかかる可能性があるためです。
バックモニターの配線は、最終的にナビに接続されます。最初にバックモニターの配線処理などをしてしまい、ナビのインストールをする際には、一緒に配線作業できるメリットもあります。
バックドアのインナーボードを取り外し(全部剥さなくてもOKです)、作業しやすい様にします。
ゴムの中を通すのが、結構大変です。知り合いから教えてもらったのですが、ラバーグリスなどを塗ることで簡単に通せます。実際にやってみて、かなり楽に配線が通せました。
ルーフは長いのですが、比較的空間が広めなので作業性は良いでしょう。例えばランクルなどでは、ルーフなどのインナートリムを取り外すのに時間がかかってしまいます。
フロントピラーなどを外し、バックモニターの配線をフロントまで持ってきましょう。これで、バックモニター配線の準備は完了です。
もともと付いていたナビを撤去する
もともと付いていたナビは、何故か地デジなのに画像が映りません。理由はわかりませんでしたが、故障しているという事でしょう。
ナビが付いているという事は、分岐したい配線などが処理されている可能性が高いという事です。撤去作業をしながら、新しいナビ配線をどう処理するか思案すると良いでしょう。
今回撤去した配線や地デジチューナーです。分岐していたり、配線処理が不完全だな感じたりした部分は、しっかり修復しておきましょう。
撤去しているナビでも、車速信号線やバック信号線が分岐されていました。新品をインストールする際にもこの線を利用します。
なお、運転中に助手席の方が操作を行えるようにするためにはパーキングブレーキ信号線は、アースに落とす必要があります。
新品パナソニックナビをインストールする
新品ナビをインストールする準備に入ります。上記画像の状態にする前に、地デジアンテナの配線、GPS配線を処理しています。
詳細は前記事でも紹介してますので、参考にしてみてください。
配線は、思っている以上に束となります。裏側や横などのスペースを活用して、無理のない状態でナビをインストールしましょう。
一旦電源を付けて、起動するかチェックしましょう。この段階で起動しない場合は、配線処理にミスがあるといえます。
仮付け状態で、稼働チェックしましょう
ナビやテレビの稼働を確認すると良いでしょう。
ナビやテレビは、初期設定しないと映らないことがあります。取扱説明書を見ながら設定しましょう。
外したものを元に戻して、バックモニターの位置を調整
バックモニターの位置や取り付けなどは、最後に行うと良いでしょう。上下逆さまになっていることもあります。液晶に映しながら位置調整などすると、作業が早いでしょう。
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【ハイエース】ナビ・バックモニターの取り付け方法を解説 ~注意点~
ハイエースにナビやバックモニターを付ける際には、どのような点に注意すると良いでしょうか。
2DINではなく、2DINワイドが標準
ハイエースには、標準で2DINワイドのスペースがあります。これは、トヨタやダイハツで採用しているサイズです。
勿論2DINサイズも入るのですが、左右の隙間を埋めるブラケットが必要になります。そのブラケットも有償です。最初からワイドモデルを購入した方が、スッキリとしたインストールになるでしょう。
ワイドには、ワイドの品番が付いています。購入時に間違えないようにしましょう。
バックモニターは、ナビ側で設定を変えないと映らない!?
実は、筆者も少し焦りました。バックにギアを入れてもバックモニターにならなかったからです。
最近のナビは、バックモニターを映すか移さないかを設定出来るようになっています。そして初期設定は、「映さない」になっています。
映らないという焦りから、配線見直しを先にしてしまうかもしれません。一度落ち着いて、ナビ設定を確認すると良いでしょう。
ナビやバックモニターは、色々なメーカーの物があると思います。その中でもパナソニック製のナビ&バックモニターは非常に取り回しや配線処理がとてもしやすい(簡単作業である)と感じました。