ヘッドライトクリーニングを自分で行う方法

ヘッドライトクリーニング Befor After

皆さんが所有している車のヘッドライトは、黄ばんだり、くすんだりしていませんでしょうか。ヘッドライトが汚いと、車が古ぼけて見えますよね。ここでは、ヘッドライトの黄ばみなどをセルフでクリーニングする方法やどのくらい綺麗になるのかなどを解説します。

目次

車のヘッドライトは、なぜ黄ばみや白色化するの?

汚いヘッドライト

ヘッドライトは、どうして黄ばんだりするのでしょうか?ここでは、黄ばみなどの理由を解説します。

かなり前の車は、ヘッドライト部分が黄ばまなかった

30年くらい以上前では、ヘッドライトが黄ばんだりというのをあまり聞きませんでした。

それは、ヘッドライトがガラス製であったためです。ガラスは割れてしまうことはありましたが、表面が黄ばんだりくすんだりしづらい素材です。

近年の車のほとんどが、ポリカーボネート素材

平成に入り、ヘッドライトが樹脂製のポリカーボネート素材に変わっていきました。素材変更は、軽量化であったり、事故などの際の相手への損害拡大防止であったりが理由でした。

ポリカーボネート製になってから、黄ばみなどのヘッドライト腐食が起きているといえます。

ヘッドライトが、ポリカーボネート素材であるが故の問題

ポリカーボネートは、紫外線に弱い素材です。もちろんメーカー側もコート剤などを用いて、紫外線への影響を低くしていますが、どうしても劣化してしまう素材であるといえます。

経年劣化によるヘッドライトの黄ばみなど

青空駐車などで、日々日光が当たるような場合では、経年劣化が早く進み、ヘッドライトが黄ばんでしまいます。

またヘッドライトは、バルブが内側から光と熱を当てているため、経年が進むと内側からも黄ばみやくすみが発生してしまいます。

飛び石や砂塵などによる傷による劣化

ヘッドライトは、車が走行している事を前提にすると、一番砂塵や小石が直接当たる可能性が高いパーツです。

砂塵や小石、虫などが多く当たってしまうことで、表面のコート剤が無くなってしまうことで劣化を早めてしまう場合があります。

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自分でヘッドライトは、クリーニングできるの?

ヘッドライトクリーニング

ヘッドライトをセルフでクリーニングすることは、できるのでしょうか?上の画像を見てみてください。

結論から先にお話しすると「多くの車のヘッドライトは、セルフ(DIY)でクリーニングできます」といえます。

ヘッドライトのクリーニングを自分でするためには?

ヘッドライトクリーニング Befor After

ヘッドライトクリーニングを自分で行うには、ヘッドライトに使用しても問題ないクリーナーを使用することが大切です。ヘッドライトに使用できるもの以外(コンパウンドなど)を使用すると、失敗することが多いので注意しましょう。

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セルフでクリーニングする場合は、まずヘッドライト以外のケミカルが付いてほしくないところに、マスキング処理を必ずしましょう。後で残念とならないためです。

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ヘッドライトクリーニングして良いアイテムで、強くこすらずに布や紙ウエスなどでふき取るように擦っていきましょう。数回この作業すれば、上のような綺麗なヘッドライトになってくれます。

ヘッドライトをクリーニングするアイテム紹介!

Metal Polish Cream

今回は、ヘッドライトにも使用可能な二種類のアイテムをご紹介します。

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一つ目は、ブルーマジックメタルポリッシュクリームです。本来は、メッキなどに使用するのですが、以前メーカーに問い合わせたところ、ヘッドライトにも使用可能とのことです。

またこのアイテムは、重度の黄ばみや白色化したヘッドライトでも使用でき、過去に何度も使用しているので安心して使えます。

Headlight Lens Restorer

もう一つは、同じメーカーのヘッドライト用のクリームです。

色は両方とも薄いブルーで、専用クリーナーの方が液体っぽく感じます。軽めの黄ばみや白色化などの場合は、このアイテムで充分復活しています。

この他カー量販店やホームセンターなどでも、ヘッドライトをクリーニングするケミカルアイテムが豊富にあります。同じような効果と考えます。

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なお、これらのクリーナーを塗り込む際には、直接素手で触るのではなく使い捨て手袋を使用することをおすすめします。

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ヘッドライトを自分でクリーニング出来ない、しない方が良い事もある

汚れが取れない部分

ヘッドライトクリーニングしても取れない黄ばみなどもあります。ここでは、セルフ作業しても取れない事について解説します。

ヘッドライト内部が腐食・変色している

上記画像赤〇の場所は、内部のメッキ部分が黄ばみや腐食しています。こういったケースは、ヘッドライトクリーニングしても内側からの汚れが目立ちます。

ヘッドライト表面のクリアが剥げている、無くなっている場合

ヘッドライトには、紫外線吸収を防ぐコート剤が施行されています。このコート剤が、はがれてしまうとクリーニングしても上手くいかないことが多いでしょう。仮に綺麗になっても直ぐに黄ばみなどが発生しているケースが多いようです。

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なお、ヘッドライトのクリアコーティング剤についてもDIYで施工できるものが市販されています。

ヘッドライト表面に深い傷やひび割れが発生している

表面や内部から傷や割れが発生している場合は、セルフでヘッドライトをクリーニングしても綺麗にならないケースになります。

そればかりかクリーニング剤は、液体のものが多いので、傷などに液体が入ってしまい、かえって酷くなる場合もあります。セルフでヘッドライトをクリーニングする際には、ヘッドライトの状態をチェックしてから作業するのが良いでしょう。

自分でやらない方が良いと判断された場合は、クリーニングを業者にお願いしたり、ヘッドライト自体の交換をおススメします。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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