車のカスタムなどで、内装を剥がしたりすることがあると思います。また剥がすときに手で無理やり剥がしたことで、パーツが壊れてしまう事を経験された方も居るのではないでしょうか。ここでは、内装などを剥がす際に便利な様々な工具と選び方を紹介します。
車の内張剥がしってどんな工具?
内装には、クリップ類やネジなどが多数使われています。最近では鉄製のネジなどよりも、プッシュクリップなどと言ったプラスチック製のものが多くなっています。
ここでは、こういった内装を止めたりするのに使用されているパーツなどを綺麗に外すツールなどを紹介していきます。
車の内張り剥がしには色々な種類がある
一口に内装剥がしのツールと言っても、色々な物があります。例えば、オーディオ周辺のインパネ類を外す場合や、ドアトリムなどを外す場合、センターコンソールやルーフ内張などを外す場合もあります。
車の内装に使われているパーツにあった工具を使う事が大事
内装を止めているパーツには、素材や仕様に適したツールを使用し、内装(インパネやドアトリム)などを外す場合も、それに適したツールを使うことが重要になります。
例えば、手で無理やり剥したら内装が壊れたり、止めているパーツが破損したりしてしまいますよね。折角ツールを使用しても、適さないツールを使用した場合は同じ結果になることもあります。
車の内張りはがし工具の色々
ここでは、内装に使われているパーツや内装自体を剥がすツールをご紹介します。
プッシュクリップタイプなどには、どの内張剥がし工具?
プッシュクリップタイプの場合は、真ん中の小さい丸部分を押し込むことで、ストッパーが解除される場合がほとんどです。
この場合は、つまようじのとがっていない方や、プラスドライバーなどのツールで対応できるでしょう。
押し込みタイプのクリップには、どの内張剥がし工具?
押し込みタイプのクリップは、真ん中のパーツを引き抜くことで、ロックが解除されます。
こういった際には、上記のようなプライヤ系ツールが有効です。
マイナスドライバーを隙間に入れて、持ち上げていくという方法もあるのですが、結構時間がかかってしまいます。アンダーカバーやリアトランクなどで、個数が多く使われているので時間ロスしてしまい勿体ないですね。
広い面の内張剥がしには、どんな工具?
例えば、オーディオのインパネを外したり、ドアトリムを外したりする際には、上記のような内張り剥がしツールが有効です。
内張り剥がしツールでUの字の形をしているツールは、内張の中で止まっているクリップを支えながら外せるツールです。色々な角度のツールが用意されています。
適切な角度のものを使用しないと、無理な力が掛かり内装を痛めてしまうことがあります。注意しましょう。
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内張剥がしで、車の内張を傷つけないためには?
同じようなツールで、金属素材のものもあります。
こちらは、相手が鉄の時など固い物にクリップが止まっているときに使用します。
例えば配線の束が、鉄製ステーの穴でクリップ止めされている場合などです。このツールをインパネなどで使うと、高確率で傷つくので注意しましょう。
マスキングテープを使用して、工具から内張りを守る
内装剥がしのツールを使用しても、内装自体に傷がついてしまうことが良く起きます。最近の車は、内装の密着性も高く、隙間も少ないからです。
傷つかないようにするためには、傷ついてほしくない部分にマスキングをしっかり施すことが重要です。
広い面積には、保護テープも有効
マスキングは、太いものでも5㎝ほどの幅のものまで位しかありません。もしかなり広い面全体を保護したいという場合には、保護テープなども有効です。
内装剥がしには、適切なツールを使用して無理のない「外し」を行うことと、傷を付けないためにマスキングなどを必ず行うのが良いでしょう。