カムリHV AVV50(以下カムリHV)は、ハイブリッド専用モデルとして誕生しました。トヨタでは、カムリをグローバルモデルと位置づけ世界販売しています。本記事では、同モデルのバッテリー適合や交換方法、注意点などについて解説していきます。
【カムリHV AVV50】「バッテリー」交換方法・注意点 ~おすすめバッテリー~
ここでは、カムリHVのバッテリー適合やおすすめバッテリーについて解説します。
【カムリHV AVV50】の適合バッテリはー?
車名 型式 | 標準 | 寒冷地 |
カムリ AVV50 | S55D23R | S55D23R |
カムリHVは、ハイブリッドモデルです。ハイブリッド専用バッテリーが搭載されています。
S55D23Rという補機バッテリーは、トヨタ専用ハイブリッドバッテリーです。この補機バッテリーは、トヨタ専用の為バッテリーの値段が高いと思われます。
【カムリHV AVV50】のおすすめバッテリーは?
トヨタ専用ハイブリッドバッテリーは、他の種類よりも高価なバッテリーが多いと感じます。
海外でも同じ規格のバッテリーは、販売されていますが、排気ホースの取り回しが違うケースもあるので注意が必要です。
【カムリHV AVV50】「バッテリー」交換方法・注意点 ~交換方法~
ここでは、カムリHVのバッテリー交換方法などについて説明していきます。
【カムリHV AVV50】のバッテリー搭載場所は?
カムリHVの補機バッテリーは、リアトランクルームの運転席側サイドに設置されています。比較的解りやすい場所に搭載されています。
【カムリHV AVV50】のバッテリー交換ではメモリーバックアップが必要
カムリのバッテリーを交換する際に、メモリーバックアップを使わないで作業する場合は、カムリをメンテナンスモードにしてエンジンをかけた状態で交換することになります。
- ギアPレンジ
- スタートボタン2回プッシュ(ブレーキ踏まない)
- アクセルペダルを2回ベタ踏み
- ブレーキペダルを踏んでギアをPからN
- アクセルペダル2回ベタ踏み
- ギアをPに戻してアクセルペダル2回踏む(ブレーキ踏んだまま)
- エンジン始動
- メーターモニターにメンテナンスモードの表示が出れば〇
上記のような作業を行い、エンジンをかけながら作業するので、交換時のショートは厳禁です。
同じくショートは厳禁ですが、より安全性の高いメモリーバックアップ電源を取得する方法で交換した方が安心だといえます。
【カムリHV AVV50】のバッテリー交換方法
荷物がたくさん積んであると、バッテリー交換作業ができません。荷物を左側に寄せましょう。
バッテリーステーの10㎜ナットを外します。
10㎜マイナスターミナルを外します。
10㎜プラスターミナルを外して、バッテリー交換します。後は、逆の手順で取り付ければ作業終了です。
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【カムリHV AVV50】「バッテリー」交換方法・注意点 ~注意点~
ここでは、カムリHVのバッテリーに関する注意点などについて話していきます。
【カムリHV AVV50】のバッテリーが上がった時は?
カムリの補機バッテリーは、リアラゲッジスペースに搭載されています。もし、バッテリー上がりをしてしまった際は、上記のようにジャンプして始動させます。ジャンプ手順は、取扱説明書に記載してあります。一度確認しておきましょう
【カムリHV AVV50】のバッテリー交換で必要な工具は?
カムリHVのバッテリー交換で必要な工具は?
メモリーバックアップ電源ツール
エンジンを止めて安全にバッテリー交換を行うためには、メモリーバックアップは必須です。
10㎜ディープソケット+ラチェット
ターミナル端子の脱着やステーの脱着に必要です。特に、ステーの脱着ではディープソケットが必要となります。
ソケットを使用してボルトを外すためには、ラチェットハンドルも必要です。
カムリのバッテリー交換では、比較的少ない工具で作業できると感じます。バッテリーカバーを外すのにも工具を使用しません。しかし、トランクルーム内にあり、エンジンルーム内でのバッテリー交換作業よりも作業性は悪いので注意しましょう。