ソリオバンディット MA37S(以下ソリオバンディット)は、スズキが製造販売する小型トールワゴンモデルです。その中でもバンディットは、エクステリアや内装をソリッド感に変更しています。本記事では、同モデルのバッテリー交換方法や注意点などを解説します。
【ソリオバンディット MA37S】「バッテリー」交換方法・注意点 ~おすすめバッテリー~
まずは、ソリオバンディットのバッテリー適合やおすすめバッテリーなどについて紹介します。
【ソリオバンディット MA37S】のバッテリー適合は?
車種名・型式・駆動 | 標準 | 寒冷地 |
バンディット・MA37S・4WD | N-55 | N-55 |
ソリオバンディットのバッテリーは、標準モデルも寒冷地仕様もN-55が採用されています。
Nはサイズで、55は性能ランクを表しています。Rと表記がないので、Lタイプ端子の向きです。
【ソリオバンディット MA37S】のおすすめバッテリーは?
乗用車バッテリーとして人気のあるパナソニックのカオスは、性能ランクが65と純正搭載よりも性能ランクがワンランク上です。
ボッシュバッテリーの場合は、性能ランク表示が80となっていますので、2ランク以上アップします。アイドリングストップバッテリーは、通常バッテリーよりも酷使されます。性能を上げて搭載することが望ましいでしょう。
【ソリオバンディット MA37S】「バッテリー」交換方法・注意点 ~交換方法~
ここでは、ソリオバンディットのバッテリー交換方法などについて解説します。
【ソリオバンディット MA37S】のバッテリー搭載場所は?
ソリオのバッテリー搭載場所は、エンジンルーム内の助手席側に縦でインストールされています。
【ソリオバンディット MA37S】のバッテリー交換ではメモリーバックアップが必要
ソリオバンディットの場合は、バッテリー交換するとパワーウィンドウシステムを初期化する必要があります。
- イグニッションONでスイッチを操作し運転席の窓を全開にする。
- 運転席の窓をオートアップで全閉にし約2 秒間ボタンを保持する。
- オートダウン、アップが正常に働くか確認する。
ナビ初期設定の必要性などを含めると、ソリオバンディットのバッテリー交換では、メモリーバックアップを取得すると安全でしょう。
ソリオバンディットのOBDⅡは、運転席アクセルペダルの上なのですが、かなり奥に設置されています。
【ソリオバンディット MA37S】のバッテリー交換方法
ソリオバンディットのバッテリー固定ステーは、10㎜のナットで止まっています。緩めてステーを外しましょう。
マイナスターミナルを10㎜メガネレンチを使用して外します。
次にプラスターミナルを外します。ショートには十分に気をつけましょう。新しいバッテリーに交換したら、逆の手順で取り付ければ作業終了です。
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【ソリオバンディット MA37S】「バッテリー」交換方法・注意点 ~注意点~
ソリオバンディットのバッテリー交換では、どのような点に注意したらよいのでしょうか?
スズキの軽モデルとは違いバッテリー固定ステーは10㎜ナット
スズキ軽自動車のバッテリー固定ステーは、8㎜のナットを使用している事が多いと考えます。一方小型乗用クラスになると、10㎜ナットになっているでしょう。
また、ターミナルの端子向きが、軽自動車とソリオバンディットは逆になっています。LとRの違いです。
【ソリオバンディット MA37S】のバッテリー交換で必要な工具は?
ソリオバンディットのバッテリー交換をするのに必要な工具は?
- メモリーバックアップ電源ツール
- 10㎜のディープソケット
- ラチェットハンドル
- 10㎜のメガネレンチ
10㎜メガネレンチは、あまり長いものを使用しない方が良いでしょう。何かに接触してショートさせてしまう可能性があります。