ノート SNE13(以下ノート)は、日産の小型ハッチバックモデルです。グローバルモデルとして世界各国で販売されていますね。現行ノートは、e-POWERモデルとなっています。本記事では、ノートの補機バッテリーを交換する方法や注意点などについて解説していきます。
【ノート SNE13】「バッテリー」交換方法・注意点 ~おすすめバッテリー~
ノートのバッテリーは、どのような規格が搭載されているのでしょうか?また、おすすめバッテリーを紹介します。
【ノート SNE13】の適合バッテリーは?
車名・型式・駆動 | 標準 | 寒冷地 |
ノート・6AA-SNE13・4WD | L1 | L1 |
ノート・6AA-E13・2WD | L1 | L1 |
ノートのバッテリーは、欧州規格が採用されています。さすが、グローバルモデルです。適合は、L1となっています。
適合を調査してみると、標準、寒冷地共にL1となっていますが、より日本の風土にあった仕様のLN1も問題なく装備出来ます。
また、搭載バッテリーはB17サイズですが、B19モデルにアップグレードも可能です。予算や住んでいる地域に併せてアップグレードするのも良いでしょう。
【ノート SNE13】のおすすめバッテリーは?
欧州規格のバッテリーですので、欧米のメーカーが一番得意とするバッテリーであると思います。
日本メーカーのバッテリーを使用したい方は、GSユアサ等も欧州規格バッテリーを販売していますので、そちらを使用しましょう。
【ノート SNE13】「バッテリー」交換方法・注意点 ~交換方法~
ここでは、ノートのバッテリー交換方法について解説していきます。
【ノート SNE13】のバッテリー搭載場所は?
ノートは、e-POWERモデルです。ストロングハイブリッド車になります。補機バッテリーは、エンジンルームではなく、ラゲッジスペース下に収納されています。
【ノート SNE13】のバッテリー交換ではメモリーバックアップが必要
現行ノートは、かなりの電化製品をECUなどで管理しているモデルです。バックアップ電源を取得せずにバッテリー交換してしまうと、バックビューモニターやアラウンドビューモニターなどの再設定が必要になります。
またECUの学習機能・ナビ・エンジンスターターなどもリセットされてしまいます。メモリーバックアップを取得する事が大切です。OBDⅡは、アクセル上方の奥にあります。
【ノート SNE13】のバッテリー交換方法 ~その①~
ノートの補機バッテリーは、リアラゲッジスペース下にあります。沢山の荷物をラゲッジに収納していると作業できません。
リアシートをたたみます。
たたんだリアシート側に、荷物やカバーなどを移動させます。すると、ジャッキなどを収納している発砲タイプの黒い収納ケースが出てきます。これを外します。
搭載されているバッテリーを交換できる状態になりました。
【ノート SNE13】のバッテリー交換方法 ~その②~
バッテリーステーを外します。ここは、10㎜メガネレンチかロングソケット+ラチェットが良いでしょう。
次にマイナス端子を外します。こちらも10㎜メガネレンチかロングソケット+ラチェットで作業できます。
プラスの端子を外します。こちらは、ショートの可能性を防ぐために、なるべく10㎜ロングソケット+ラチェットを使用すると良いです。
新品バッテリーに交換したら、外した時と逆の手順で取付すれば終了です。
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【ノート SNE13】「バッテリー」交換方法・注意点 ~注意点~
ここでは、ノートのバッテリー交換で注意したいポイントや必要工具などについて解説します。
【ノート SNE13】はバッテリーがリアラゲッジ下にある
一般的なガソリン車との違いは、バッテリーの搭載位置です。ノートは、リアラゲッジスペースに収納されています。作業は、ラゲッジスペースに物がない状態にすることが大前提になります。
バッテリーは欧州規格
ノートは日産のモデルですが、欧州規格のバッテリーが採用されています。バッテリー適合をしっかり確認して購入しましょう。
【ノート SNE13】のバッテリーがあがったら?
ノートのバッテリーが上がった時は、ジャンプの接続方法がノート専用となっています。
- e-POWERシステムを停止する
- ヒューズボックスを開けプラスケーブルを挟む
- 救援車のプラスにケーブルを挟む
- 自車指定場所の被膜のないところにマイナスケーブルを挟む
- 救援車のマイナスにケーブルを挟む
- 救援車のエンジンをかけてノートのエンジンを始動する
【ノート SNE13】のバッテリー交換で必要な工具など
ノートのバッテリー交換で必要な工具は?
- メモリーバックアップ電源ツール
- 10㎜メガネレンチ
- 10㎜ロングソケット+ラチェット
があると作業できるでしょう。因みに10㎜ロングソケット+ラチェットがあれば、10㎜メガネレンチは不要です。