プロボックス NCP165V(以下プロボックス)は、日本の働くバンモデルとして人気の車種です。ドライバー目線に立った車内空間は、車の中でも色々な作業ができる工夫もされています。本記事では、プロボックスのバッテリー交換方法や注意点を解説します。
【プロボックス NCP165V】「バッテリー」交換方法・注意点 ~おすすめバッテリー
プロボックスには、どのようなバッテリーが搭載されているのでしょうか?バッテリー適合とおすすめバッテリーを説明します。
【プロボックス NCP165V】の適合バッテリーは?
プロボックスのバッテリーは、標準と寒冷地でバッテリーサイズが違います。また充電制御車用バッテリーを搭載しています。
車名・型式・駆動 | 標準 | 寒冷地 |
プロボックス・DBENCP165V・4WD | 46B24L | 55D23L |
プロボックス・DBENCP165V・2WD | 46B24L | 55D23L |
【プロボックス NCP165V】のおすすめバッテリーは?
標準搭載のバッテリーは、46B24Lです。少しグレードアップしたバッテリーを搭載すると安心です。上記70B24Lも46B24Lと同じ大きさであり使用可能です。
寒冷地では、55D23Lが採用されています。BサイズとDサイズのバッテリーは、端子の大きさが違うので、適合確認を注意しましょう。55D23Lは販売数が少なく高価な場合があるので、アップグレードした100D23Lなどがおすすめです。
【プロボックス NCP165V】「バッテリー」交換方法・注意点 ~交換方法~
ここでは、プロボックスのバッテリー交換手順などについて解説します。
【プロボックス NCP165V】の搭載場所は?
プロボックスのバッテリーは、エンジンルーム内の助手席側に横向きで装備されています。
【プロボックス NCP165V】にはメモリーバックアップが必要
プロボックスは、働く車として非常に便利なモデルです。NCP165Vの場合は、アイドリングストップなどがないモデルです。
ただし、今までECUが学習してきたエンジン稼働などがリセットされてしまい、調子が悪くなる可能性があります。OBDⅡは、フット式サイドブレーキの上にあります。
ナビやエンジンスターターなどの再設定も必要になりますので、メモリーバックアップを取得することを推奨します。
【プロボックス NCP165V】のバッテリー交換方法
バッテリー固定ステーを取り外します。10㎜のメガネレンチで作業できます。ここでは、板ラチェットを使用しました。
マイナス端子を外します。10㎜のメガネレンチで緩めます。プロボックスのバッテリー交換では、10㎜パーツで統一されていますので、余り迷うことなく作業できるでしょう。
バッテリーのプラス端子も10㎜のメガネレンチで作業できます。新しいバッテリーに交換したら、外した時と逆の手順で作業すれば終了です。
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【プロボックス NCP165V】「バッテリー」交換方法・注意点 ~注意点~
プロボックスのバッテリー交換で注意した方が良い点を解説します。
55D23Lは重たいので慎重に取り扱う
寒冷地仕様のバッテリーは、55D23Lです。約15㎏程の重量があります。結構重たいバッテリーです。
落として怪我したり、バッテリーを破損させたりしないようにしっかり作業しましょう。
【プロボックス NCP165V】のバッテリー交換で必要な工具は?
プロボックスのバッテリー交換で必要な工具は、
- メモリーバックアップ電源ツール
- 10㎜のメガネレンチ
上記の工具で作業可能ですが、10㎜板ラチェットや10㎜ソケット+ラチェットがあると作業が楽でしょう。
また寒冷地の方は、重たいバッテリーを落とさないための工夫することをおすすめします。
普通の軍手は、非常に滑りますのでバッテリー交換に適しません。
滑り止めの付いている手袋などを使用すると安心でしょう。