「古いオーディオを撤去して、ナビを付けたい」という依頼がありました。新しいナビは、ケンウッド彩速ナビ「MDV-D710」です。本記事では、DIYで彩速ナビ「MDV-D710」を取り付けながら、取り付け時の注意点やポイントなどについて解説してみたいと思います。
【ケンウッド】「MDV-D710」彩速ナビをDIYで取り付ける方法 ~どんなナビ?~
ケンウッド彩速ナビ「MDV-710」とはどのようなナビなのでしょうか?
なお、彩速ナビ「MDV-710」は特定販路向けです。一般販路では「MDV-S710」として同等のナビが販売されています。
彩速ナビはケンウッド自信モデル
ケンウッドが目指したのは、綺麗さと起動の早さです。それを成し遂げたのが、彩速ナビです。MDV-710Vは、彩速ナビの中ではエントリーモデルになるのですが、トヨタ用のワイドモデルも用意されています。
特徴としては、ハイレゾ音源が入力できる点です。またHDMI入力端子も装備していますので、拡張しやすいといえます。オプションのUSB入力ケーブルを装備すれば、MP4などの動画なども再生できますので、一台で色々な使い方ができます。
国内生産が特徴
この彩速ナビは、国内生産となっています。日本メーカーのほとんどが海外生産となっている中で、国内生産というのは安心でしょう。
【ケンウッド】「MDV-D710」彩速ナビをDIYで取り付ける方法 ~DIY取り付け~
ここでは、ケンウッド彩速ナビ「MDV-D710」をDIYで取り付けしながら、ポイントなどについても解説していきます。
まずは古いオーディオを外し作業環境を整える
元々付いていたオーディオなどを撤去する必要があります。撤去するのはもちろん必要なのですが、この時に、古いオーディオやナビがどのような取り付けになっているかも大切です。
例えばナビの場合は、車速信号線などをどこから取得しているかを把握できます。また使用しないものがあれば、撤去した方が安心です。古いナビのアンテナ線やGPS線などは、撤去しましょう。
配線はオーディオ変換ハーネスで比較的ラク
社外のナビを取り付ける際には、オーディオ変換ハーネスを使用することになります。取り付け前までに用意しましょう。
オーディオであれば、上記のような商品で良いと思います。
ナビを取り付ける際は、上記の商品であれば今回の車はほとんどのものがカプラーオンで終了します。
アンテナなどの配線手順は、上記記事を参考にしてみてください。
試験稼働などの確認ができたら、外したものを元に戻して作業終了です。大体1時間半くらいの作業でしょうか。
ゆっくり慌てず行えば、DIYでも十分作業できます。
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【ケンウッド】「MDV-D710」彩速ナビをDIYで取り付ける方法 ~ポイント~
ここでは、DIYでナビを付ける際のポイントなどについて解説していきます。
ナビを取り付けるときは地デジアンテナやGPSなど配線を先に処理
ナビ本体の作業をする前に、地デジのアンテナやGPSなどのアンテナ配線を先に設置して、配線はナビ本体側に敷設しておくのが一番重要です。
後からやると、手が汚いままフィルムアンテナを貼って失敗したり、配線がゴチャゴチャの中で作業して作業が解らなくなったりするからです。
車速信号線やパーキングブレーキ線などは探す必要がある
車種によっては、車速信号線などがメーター裏にあることも考えられます。まずは、車速信号線、パーキング線、バック信号線などの位置を調べておくと安心でしょう。
ナビの場合は、オーディオとは違い、こういった補機線が必要になります。迷って時間がかかるくらいであれば、あらかじめ調べておくことで安心な作業となります。