車は便利な乗り物ですが、人が作り出した機械です。そのため走行距離数や経年年数などによって、故障が起きたり不具合が出るといえます。筆者は、車を予防整備することは、重要であると考えています。本記事では、予防整備でオルタネーターをDIY交換したお話をします。
【予防整備】オルタネータ交換の理由は?
オルタネーターを予防整備として交換しようと思ったのは、どうしてなのでしょうか?
筆者所有の車は1999年製造の古いディーゼルエンジン車
筆者が所有している車は、すでに25年を迎えようとしているディーゼルモデルです。走行距離は、5万キロ程ですがかなりの経過年数となっています。
そのため、突然車が調子悪くなる可能性も出てきます。こういった思わぬ不具合をなるべく防ぎたいと考えるようにしています。これが、予防整備としてオルタネーターを交換しようと思った理由です。
【予防整備】をする目的は走行不能にならないため
では、どうしてオルタネーターを予防整備として交換しようと思ったのでしょうか?それは、走行に起因するパーツをリフレッシュすることで、走行不能になる確率を下げたいと考えたからです。
通常車検は、二年に一回行われます。そして56項目の点検内容があります。しかしながら、56項目しかないとも言えます。
車検出の点検では見つかりづらく、故障すると走行不能になるものから予防整備することが大事であると考えます。
- オルタネーターは、車に必要な発電を行う装置です。これが故障すると走行不能になります。
- セルモーターは、エンジン始動に重要なパーツです。これが故障すると、エンジン始動できなくなります。
- 各種ホース類は、場合によっては車が再起不能になるケースもあります。
【予防整備】オルタネーターをDIY交換してみる
ここでは、予防整備としてオルタネーターをDIY交換する際の手順などを解説します。
オルタネーター交換するには案外多くのパーツ外しが必要だった
まずは、オルタネーター交換する際に外したパーツ類のお話をします。筆者は、結構軽く考えていました。見えているから、簡単に交換できるだろうと思っていました。
オルタネーターを安全に交換するために、かなりのパーツを外す必要がありました。
- バッテリー
- インテークパイプ
- エアクリーナボックス
- エアクリーナーサージタンク
- アンダーカバー(ファンベルトを外すため)
こういったパーツを外すだけで、約1時間半ほどかかりました。
次にファンベルトを外してしまいます。オートテンショナーを緩めれば、簡単に外せます。
その後、バッテリーやエアクリーナボックス関連など、オルタネーターが設置されている助手席側のパーツをほぼ全て外しました。
ようやく、古いオルタネーターを取り外せました。
リビルトオルタネーターを取り付けて外したパーツを元に戻す
上記画像の商品が、今回購入したリビルトオルタネーターです。ネットで購入し、24000円位でした。リビルトパーツは、外したパーツを返却する必要があります。この点は、注意しましょう。
新しいオルタネーターを取付て、外したパーツを元に戻したら、エンジンをかけトラブルがないか確認します。
エンジン始動後では、簡易測定で14V付近の発電が行われたので、作業は終了としました。交換作業時間は、約3時間ほどでした。
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【予防整備】オルタネーター交換でのポイント
ここでは、オルタネーター交換でのポイントや注意点を解説します。
オルタネーターはリビルトを使用するのがベター
今回は、純正のオルタネーターの値段も調べてみました。なんと160000円(税別)です。やはりリビルトオルタネーターを使う方がかなりお得だと考えます。
リビルトオルタネーターとは、故障などで入荷した物を、分解、洗浄、整備して新品同様の商品として売り出しているものです。もちろん1年や2年保証(1万キロや2万キロ)なども付いています。
そのためリビルト製品は、外した物を一定期間内に返却することが求められます。これを怠ると、商品代金の50%前後の請求が科せられます。注意しましょう。
ちなみに返却の送料は、販売者側が負担してくれるケースがほとんどだと思います。
またリビルトパーツ購入の場合は、入念な適合確認を行うことが重要です。適合確認せず購入すると、購入した側の責任になります。
オルタネーターは12V生電源と繋がっている!
オルタネーターには、バッテリーからの生電源(12V)が繋がっています。そのためプラス側の配線は、ショートし無いように軍手や布で端子を覆っておくことが大切です。
間違ってショートさせてしまうとヒューズやリレー故障などを引き起こす可能性があります。しっかりと養生しながら作業しましょう。