ハイゼットのエンジンが吹けなく、何故かアイドリングストップランプが時々点滅するという症状が発生しました。じつは、案外単純な所に不具合症状の原因がありました。本記事では、エンジンが吹けない症状を診断し修理しながら、定期交換の重要性を解説します。
【ハイゼット】エンジンが吹けない!? ~原因はエアクリーナー?~
ここでは、エンジンが吹けない理由や原因を特定してみます。
エアクリーナーはすごく重要なパーツ!
筆者は、エンジン不調の車が入庫したら「空気、燃料、点火」がしっかり行われているかを検証します。
今回は、最初の段階でエアクリーナーをチェックしました。ユーザーの話では、エアクリーナーはチェックしたけど綺麗だったというお話でした。じつは、ここに落とし穴が発生するケースもあり得ます。実際に筆者がチェックすると、使用限界は通り過ぎている状況でした。
プラグの失火に起因して燃焼状態も悪化する
そこでプラグの状態もチェックしてみることにしました。すると、プラグ自体はまだ使えるのですが、不完全燃焼を起こしている状況でした。
この症状とアイドリングストップランプ点滅の関係はダイハツからうかがっていました。プラグの失火や劣化でも点滅することがあるようです。
もしアイドリングストップオフが常時点灯する場合は、バッテリー劣化とのことです。たまに点滅する場合は、プラグ劣化があるようです。
【ハイゼット】エンジンが吹けない!? ~エアクリーナ交換手順~
ここでは、エアクリーナー交換をしていく手順を紹介します。
運転席シートを持ち上げてエンジンルームにアクセス
ハイゼットのエアクリーナーボックスは運転席下にあります。運転席を持ち上げて、エンジンルームを見られるようにします。
エアクリーナボックスを開けてエアクリーナ交換する
エアクリーナーボックスは、ドア側に設置されています。4箇所のストッパーを外すとエアクリーナー交換できます。
今回は、トヨタのサブブランドであるドライブジョイのエアクリーナーを購入しました。エアクリーナーには色々なサブブランドがあります。
しっかり定期交換する場合は、適格・適合品であれば、どのようなメーカーでも大丈夫だと思います。
ネットでも1500円くらいで購入できると思います。そんなに高い部品ではないので、車の健康の為にしっかり定期交換するのが基本です。
新しいエアクリーナーを取り付けて元に戻して作業終了です。試験稼働して、エンジンの調子は元に戻りました。作業時間は5分くらいです。
プラグは、くすぶって黒くなっていた部分を綺麗に清掃して再使用しています。
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【ハイゼット】エンジンが吹けない!? ~エアクリーナー注意点~
ここでは、ハイゼットのエンジンが吹けない時のポイントや、エアクリーナーの注意点等について解説します。
エアクリーナボックスを開けた側は比較的きれいだが
良く間違える方がいるのですが、エアクリーナーボックスを開けて見える側は汚い異物などを取り除いて、綺麗な空気を送り出す側の場合があります。
もちろん綺麗な空気を送り出す側なので、そこがとんでもなく汚れていることはありません。汚れるはずがない場所を見て、綺麗だと判断してしまう人も多いようです。
逆側を見ないと実際の汚れは解りません。注意しましょう。
エアクリーナーは定期交換しないとエンジン不調の原因になる
エアクリーナーは定期交換部品です。エンジン不調症状はエアクリーナー交換しない事で、思いのほか多く発生しています。1000円〜3000円位のパーツです。しっかり定期交換する事をおススメします。