ヤリスクロスHV MXPJ15(以下ヤリスクロスHV)は、トヨタがグローバル展開するSUVモデルです。ガソリンとハイブリッドグレードがラインアップしています。このモデルは、ハイブリッドモデルです。本記事では、ヤリスクロスHVの補機バッテリーについて解説します。
【ヤリスクロスHV MXPJ15】「バッテリー」交換方法・注意点 ~おすすめバッテリー~
ヤリスクロスハイブリッドHVには、どのようなバッテリーが搭載されているのでしょうか?またおすすめバッテリーには、どのようなものがあるのでしょうか?
【ヤリスクロスHV MXPJ15】のバッテリー適合は?
型式・駆動 | 標準 | 寒冷地 |
MXPJ10・2WD | LN0 | LN0 |
MXPJ15・4WD | LN0 | LN0 |
ヤリスクロスHVには、ハイブリッド専用補機バッテリーが搭載されています。LN0という欧州規格バッテリーが標準搭載です。
【ヤリスクロスHV MXPJ15】のおすすめバッテリーは?
ヤリスクロス自体が、欧州でも販売されているモデルですので、欧州製のバッテリーでも良いのかもしれません。
しかしながら、排気口などのホース取り回しが欧州製品だと違うケースもあるので、日本製造タフロングと大手メーカーACDelcoバッテリーがおすすめです。
【ヤリスクロスHV MXPJ15】「バッテリー」交換方法・注意点 ~交換方法~
ヤリスクロスHVのバッテリー交換方法などについて解説します。
【ヤリスクロスHV MXPJ15】のバッテリー搭載場所は?
ヤリスクロスHVの補機バッテリーは、運転席側のリアシート下に搭載されています。解りやすい説明がトヨタから行われていましたので、掲載いたします。
リアシート下側のプッシュクリップを2箇所外して、カバーを引っ張ってあげると、上記画像のようにバッテリーが見えてきます。
【ヤリスクロスHV MXPJ15】のバッテリー交換ではメモリーバックアップが必須
ヤリスクロスHVの場合は、メモリーバックアップを取得しないと、下記のようなリセット作業が必要になります。
- ステアリングセンサー舵角中立点を記憶させる作業
- ステアリングセンサ0点補正作業
- バックドアオープナーの初期化作業
ヤリスクロスHVのバッテリー交換では、メモリーバックアップを取得して作業することが必須でしょう。ヤリスクロスHVのOBDⅡは、ボンネットオープナーの下に設置されています。
【ヤリスクロスHV MXPJ15】のバッテリー交換方法
ヤリスクロスHVの場合は、バッテリー交換作業前に6分以上イグニッションオフにしておく必要があります。システム上非常に重要な待ち時間ですので、注意しましょう。
マイナスターミナルもしくは、ターミナル根元のナットを緩めて、マイナスターミナルを外しましょう。
次に、下側の12㎜のボルトを緩めて、バッテリー固定ステーを外します。バッテリーを手前にスライドさせると、プラスターミナルカバーが開けられる所まで、引き出せます。
プラスターミナルは、シート下の奥の方に位置しています。バッテリーをスライドさせて引き出すことで、ターミナルが外せるようになります。
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【ヤリスクロスHV MXPJ15】「バッテリー」交換方法・注意点 ~注意点~
ここでは、ヤリスクロスHVのバッテリーについて、注意してほしいことなどを解説します。
【ヤリスクロスHV MXPJ15】のバッテリーが上がった時は?
- 救援用端子(自車)
- バッテリーの+端子(救援車)
- バッテリーの-端子(救援車)
- 未塗装の金属部(自車の固定された鉄部分)
ヤリスクロスHVのバッテリーが上がった時は、ボンネットを開けて上記のように接続し始動することが可能です。
メモリーバックアップを取る事も可能なのですが、プラスとマイナスの距離が遠いので、長いケーブルが必要になります。やはりOBDⅡタイプのメモリーバックアップが楽でしょう。
【ヤリスクロスHV MXPJ15】のバッテリー交換で必要な工具は?
ヤリスクロスHVのバッテリー交換に必要な工具は、
- メモリーバックアップ電源取得ツール
- 10㎜のメガネレンチ、又は10㎜ディープソケット+ラチェット
- 12㎜のメガネレンチ、又は12㎜ソケット+ラチェット
- 10mmボックスドライバー
ターミナルの10mm取り外し時に、ショートが怖い方はなるべく10mmボックスドライバーか、10㎜ソケット+延長シャフトを使用すると安心でしょう。
※プッシュクリップは、手で作業できるようなタイプですので、工具は不要です。