ライズ A210A(以下ライズ)は、ダイハツが製造しトヨタにOEMしている小型SUVタイプのモデルです。因みにダイハツでは、ロッキーとして販売されています。本記事では、ライズのバッテリー交換方法や交換時の注意点などについて説明していきます。
【ライズ A210A】「バッテリー」交換方法・注意点 ~おすすめバッテリー~
ここでは、ライズのバッテリー適合やおすすめ商品などを紹介します。
【ライズ A210A】のバッテリー適合は?
車種名・型式・駆動 | 標準 | 寒冷地 |
ライズ・A210A・4WD | N-55(電動パーキング搭載車) M-42(電動パーキング非搭載車) | N-55(電動パーキング搭載車) M-42(電動パーキング非搭載車) |
ライズのバッテリー適合は、電動パーキングブレーキの搭載有無で変わっています。
電動パーキングブレーキ搭載車はN‐55、非搭載車はM-42です。
今回のライズは、電動パーキングブレーキが装備されているのでN-55です。
【ライズ A210A】のおすすめバッテリーは?
筆者が調べた範囲なのですが、N-55のバッテリーよりもランク性能を少し上げても、そんなに高価になっていない点です。ランク性能を上げて搭載することをおすすめします。
【ライズ A210A】「バッテリー」交換方法・注意点 ~交換方法~
ここでは、ライズのバッテリー交換方法について解説します。
【ライズ A210A】のバッテリー搭載場所は?
ライズのバッテリー搭載場所は、エンジンルーム内の助手席側奥に横向きで設置されています。
【ライズ A210A】のバッテリー交換ではメモリーバックアップが必要
ライズは、バッテリー交換する前と後では、基本的にバッテリーを外す前の状態に自動復帰するとされています。
しかしながら、
- パワーウィンドウの初期化による再設定:運転席のパワーウィンドウを全開にし、ウィンドウを引き揚げ続け、2秒以上保持
- 機能停止コード14E発生による、ステアリングセンサ初期設定が必要:メーター車速40㎞/h以上を5秒以上継続する
- ステアリングセンサ舵角中立点記憶異常の発生:OBDⅡテスターを使用して、舵角センサ学習値初期化を行う
などのケースがあります。そのため、ライズのバッテリー交換では、メモリーバックアップを取得した方が安全でしょう。ライズのOBDⅡは、運転席側のセンターコンソールとの境目にあります。
【ライズ A210A】のバッテリー交換方法
まずはバッテリー固定ステーを止めている10㎜のナットを外します。
マイナスターミナルを10㎜メガネレンチで緩めて外します。
プラスターミナルを10㎜メガネレンチで外します。
新しいバッテリーを装着して、外した時と逆の手順で取付したら、作業終了です。
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【ライズ A210A】「バッテリー」交換方法・注意点 ~注意点~
ライズのバッテリー交換の際に、必要だと思われる注意点や、交換に必要な工具について解説します。
【ライズ A210A】のバッテリーは少し奥に設置されている
ライズのバッテリーは、助手席側の少し奥の方に設置されています。割と軽めのバッテリーですが、5㎏以上あります。落とさないように注意しましょう。
【ライズ A210A】のバッテリー交換で必要な工具は?
ライズのバッテリー交換で必要な工具は、
- メモリーバックアップツール
- 10㎜の短めのメガネレンチかディープソケット+ラチェット
ライズの場合は、バッテリー交換前とバッテリー交換後で、基本的に交換前のデータが継承されるとされています。
しかしながら、エラーが出てしまうと再設定の必要が出てきます。さらに、ステアリングセンサ舵角中立点記憶異常の場合は、専用テスターが必要になります。メモリーバックアップで回避できるので、しっかり用意しましょう。