フレア MJ95S(以下フレア)は、マツダがスズキからのOEMで販売しているモデルです。同モデルは、スズキ推進ユニットのマイルドハイブリッドモデルです。本記事では、フレアのバッテリー適合や交換方法、交換時の注意点などについて解説します。
【フレア MJ95S】「バッテリー」交換方法・注意点 ~おすすめバッテリー~
フレアには、どのようなバッテリーが搭載されているのでしょうか?フレアのバッテリー適合とおすすめバッテリーを紹介します。
【フレア MJ95S】のバッテリー適合は?
車種名・型式・駆動 | 標準 | 寒冷地 |
フレア・MJ95S・4WD | K-42R | K-42R |
フレアは、マイルドハイブリッドシステムを採用しています。マイルドハイブリッドシステムは、ストロングハイブリッドとは違うので、補機バッテリーにはアイドリングストップ車用バッテリーが搭載されています。
【フレア MJ95S】のおすすめバッテリーは?
K-42Rというバッテリーは、Kがサイズを表し42が性能を表しています。R端子の向きです。L端子の場合は、K-42LではなくK-42と記載されています。
【フレア MJ95S】「バッテリー」交換方法・注意点 ~交換方法~
ここでは、フレアのバッテリー交換方法を解説します。
【フレア MJ95S】のバッテリー搭載場所は?
フレアのバッテリーは、エンジンルーム内の助手席側に縦設置されています。一般的なガソリンエンジン車と似た搭載場所です。
【フレア MJ95S】のバッテリー交換ではメモリーバックアップが必要
フレアのバッテリー交換では、交換後に電子スロットルの学習作業とブレーキストロークセンサー(ECU)の校正作業が必要になる場合があります。
- 電子スロットルの学習:ブレーキを踏まずにイグニッションONにし、ブレーキペダル解放状態を5秒以上踏む、ブレーキを踏んでエンジンを始動します。
取扱説明書では、バッテリーを交換した場合に、運転席のパワーウィンドウの自動開閉の再設定を必ずする事が記載されています。
窓ガラスを全開の状態にして1~2秒スイッチを押したまま保持して、次にガラスを全閉の状態にして1~2秒スイッチを押したままにします。自動開閉出来れば終了です。
フレアのバッテリーを交換する際は、メモリーバックアップを取得することで、これらの作業が不要になります。フレアのOBDⅡの場所は、ボンネットオープナーの左上にあります。
【フレア MJ95S】のバッテリー交換方法
バッテリー固定ステーは、8㎜のナットで止まっています。スズキのOEMモデルであることから8㎜を使用しています。
もしソケット+ラチェットを使用する際は、ディープタイプでないとナットに届きません。
10㎜メガネレンチで、マイナスターミナルを緩めて外します。
続いて10㎜のメガネレンチで、プラスターミナルも緩めて外します。新しいバッテリーに交換したら、逆の作業手順で取付すれば、作業終了です。
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【フレア MJ95S】「バッテリー」交換方法・注意点 ~注意点~
フレアのバッテリー交換では、どのような注意点があるのでしょうか?
【フレア MJ95S】はスズキのOEMモデルである
フレアは、マツダから販売されていますが製造はスズキです。いわゆるOEMモデルであります。バッテリーの基本的な交換方法などは、スズキモデル(ワゴンR)と同じであるといえます。
【フレア MJ95S】のバッテリー交換で必要な工具は?
フレアのバッテリー交換で必要な工具は、
- メモリーバックアップ電源ツール
- 8㎜のメガネレンチかディープソケット
8㎜の工具は、必須です。注意しましょう。
- ラチェットハンドル
ソケットを使用する際には必須です。
- 10㎜のメガネレンチ
8 x 10mmめがねを1本用意しておけば、8mmボルト・ナットにも対応できて便利です。