【ハイゼット S330V】「バッテリー」交換方法・注意点

ハイゼット S330V(以下ハイゼット)は、ダイハツが製造販売する軽商用バンモデルです。同モデルは、四角い形で荷物を積載・運搬するのが得意だと言えます。本記事では、ハイゼットのバッテリー交換方法や注意点について解説していきます。

目次

【ハイゼット S330V】「バッテリー」交換方法・注意点 ~おすすめバッテリー

ハイゼットの適合バッテリー

まずは、ハイゼットのバッテリー適合やおすすめバッテリーについて解説します。

【ハイゼット S330V】の適合バッテリーは?

車名・型式・駆動標準寒冷地
ハイゼット・LE-330V・4WD26B17L44B20L
ハイゼット・LE-320V・2WD26B17L44B20L

ハイゼットは、標準搭載と寒冷地でサイズが違います

【ハイゼット S330V】のおすすめバッテリーは?

標準搭載の26B17Lは、容量の小さいバッテリーです。ワンランク上のサイズと交換すると良いでしょう。

寒冷地用のバッテリーは、44B20Lが採用されています。20Lのタイプは、市販ではラインナップが少ないです。そのため、価格も少し高めです。

場合によっては、60B19Lサイズなどで対応すると、価格も抑えられるでしょう。

【ハイゼット S330V】「バッテリー」交換方法・注意点 ~交換方法~

ハイゼットのバッテリー交換方法

ここでは、ハイゼットのバッテリー交換方法について解説します。

【ハイゼット S330V】のバッテリー搭載場所は?

エンジンルームの場所

ハイゼットのバッテリーは、助手席シート下に設置されています。助手席をはね上げて上げると、エンジンルームがあります。一番手前にバッテリーは設置されていますが、作業スペースが狭い点に注意が必要です。

【ハイゼット S330V】はメモリーバックアップをする方が安心

OBD端子でバックアップ

ハイゼットのバッテリー交換をする際には、メモリーバックアップを取得した方が安心です。OBDⅡは、運転席左側の奥に設置されています。S330Vには、アイドリングストップや安全装備などの多く採用されていませんが、ECUの学習機能がリセットされてしまい、暫く調子が悪くなるケースがあります。

ナビなどを取り付けている場合では、再設定なども必要になるので、メモリーバックアップを使うと安全でしょう。

【ハイゼット S330V】のバッテリー交換方法

バッテリーステーの取り外し

まずは、バッテリー固定ステーを外します。

10㎜ディープソケット+短めのラチェットがあると作業しやすいでしょう。

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ステーのネジ山がかなり突出しているので、ディープソケットでないと届きません。

マイナスターミナル取り外し

あえて普通の長さの10㎜メガネレンチを使用しています。こちらはマイナスなので問題ないのですが、ボディ鉄部に接触させる可能性があります

プラスターミナル取り外し

短めのメガネレンチで作業すると、ショートしなくて安心です。

プラス側は、短めの10㎜メガネレンチで作業しています。長いレンチを使用すると、高確率でショートさせる可能性が高いです。

新しいバッテリーに交換して、外した時と逆の手順で作業すれば終了です。

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【ハイゼット S330V】「バッテリー」交換方法・注意点

ハイゼットのバッテリー交換の注意点

ここでは、ハイゼットのバッテリー交換で注意してほしい点などを解説します。

バッテリー搭載場所が狭いのでショートに注意

ハイゼットのバッテリー交換で一番注意したい点は、バッテリーの搭載場所が狭い点です。あまり長い工具などを使うと、ボディに接触させてしまいショートしてしまう可能性があります。

【ハイゼット S330V】のバッテリー交換で必要な工具

ハイゼットのバッテリー交換で必要な工具は

  • メモリーバックアップ電源ツール
  • 10㎜ディープソケット+短めのラチェット
  • 10㎜のメガネレンチ(短め)
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短めの10㎜メガネレンチだけでも作業できますが、板ラチェットがあると効率的に作業可能です。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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