筆者は、ヘッドライトの黄ばみなどを綺麗にする際にコンパウンドで削るという方法をしてました。とある情報から、削らないクリーナーがあるのを知りました。本記事では、HD-1UVというヘッドライトクリーナーシステムを色々な車に試してみました!
【HD-1UV】横浜油脂工業のヘッドライトクリーナーシステムとは?
まずは、今回試してみた「HD-1UV」というヘッドライトコーティングシステムについて解説してみます。
【HD-1UV】どんな商品なの?
今回使用した、「HD-1UV」というヘッドライトコーティングシステムについて商品概要を紹介します
横浜油脂工業株式会社
- 設立:1929年12月7日
- 資本金:1億円
- 従業員数:200名
- 事業内容:精密洗浄剤/オートケミカル製品/ビルメンテナンス製品/食品添加物・食品素材の製造/ニューマテリアルの研究開発
- 本社:神奈川県横浜市西区南浅間町1番地の1
カーケミカル関連の商品を多く開発している会社であることが分かります。筆者は、この商品の情報を知り、大手インターネット購入サイトで調べてみました。筆者が知らないだけだったのかもしれませんが、商品名で検索すると多く出品されていることが分かりました。
今回は、さらにこの商品の事を知るために多くのサイトを見てみました。すると、この商品を小分けして(1台分、3台分など)販売してくれるサイトがありました。
お試しで作業するのには、比較的安価で購入出来たと感じます。例えば、1台分で送料込みで520円でした。
【HD-1UV】5分で完了する施工手順紹介
- 施工部分の埃やゴミなどを綺麗にとります
- 必要があればマスキングをしてください
- クリーナーを不織布などに適量とり塗り広げてください
- 20秒前後経ったら、固く絞ったタオルで拭き取ります
- から拭きをして水気を完全に取り除きます
- コーティング剤を適量取り塗り広げてください
5分ほどで、左右ヘッドライトのクリーニングとコーティングが終了してしまいます。
【HD-1UV】削らないヘッドライトクリーナーシステムを試してみる!
ここでは、実際に黄ばみや白濁の出ているヘッドライトが綺麗になるのか試してみます。
作業事例① ホンダライフ
経年劣化などによって、全体的に黄ばみや白濁化が起こっていました。
クリーナーを垂らしてみます。白いクリーナーは白いままですね。
塗り広げ始めると、茶色になっていきます。どうやら黄ばみなどが専用洗浄剤で落ちてきているようです。
ヘッドライト全体に塗り広げるころには、全体が茶色に変化していきました。
絞ったタオルでふき取ると、綺麗に汚れが取れています。
別容器のヘッドライトコーティング剤を適量不織布などに取り、塗り広げていきます。すると、かなり綺麗になりました。
作業事例② スズキワゴンR
せっかくでしたので、もう一台施工してみました。こちらは、かなりのクスミが進行している車です。
じつは、この車は廃車にする予定になっていて、青空に長期間駐車されていました。
ヘッドライトにクリーナーを塗り広げると、かなりの茶色に変化していきます。
絞ったタオルでふき取ると、だいぶ綺麗になっていきました。
廃車予定の車なので、コーティングの必要があるかは疑問でした。
しかし、コーティングを施してみるとライフ同様にさらに綺麗になってくれました。
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【HD-1UV】削らないヘッドライトクリーナーでは難しいケース
ここでは、HD-1UVだけでは綺麗にならないケースや同材を使用する際のポイントなどについて解説します。
クリア層が剥げてきているヘッドライトはHD-1UVだけでは難しい
こちらは、ダイハツムーヴです。クリアが剥がれてボソボソになっていました。こちらにクリーナーを塗り広げると、先程行った2台のような雰囲気になりませんでした。
すでにクリアが剥がれてしまっている場合は、コンパウンドなどで一度クリアを落としてあげてからでないと、綺麗にならないようです。
後から知ったのですが、「ヘッドライトに凹凸などがある場合は、サンドペーパーやコンパウンドで綺麗に平らにしてから施工してください」と書いてありました。
HD-1UVは効果的だが作業ポイントがある!
HD-1UVを施工する際は、クリーナーを塗り広げてから20秒から30秒くらいでふき取る必要があります。それは、クリーナー成分が浸潤しすぎてシミになるためです。長く放置すればよいという訳でないことに注意しましょう。
ヘッドライトに黄ばみや白濁化がある場合は、HD-1UVだけで作業が完了すると思いますが、ヘッドライトクリア層にダメージがある場合は、その部分を平らにしてから作業しないと、HD-1UVの効果が出ないと思います。