筆者在住の地域は、雪が多く降る所です。そのため融雪剤が使用され、車の下回りが未降雪地帯よりも錆びやすいといえます。車を錆から少しでも守る必要があります。本記事では、錆びたマフラーをDIYで耐熱塗装することで、保護できるというお話をしてみます。
錆びたマフラーをDIY防錆耐熱塗装で保護! ~マフラーパーツの役割~
そもそもマフラーパーツとは、どういった役目があるのでしょうか?
マフラーって結構酷使されているパーツ
マフラーは、エンジンから出た排気を消音、浄化、熱吸収しながら外に排出するパーツの集合体だといえます。
マフラーは、エンジンからの熱を受け止めているため、低温と高温をエンジン稼働で繰り返えされているパーツです。
マフラーは鉄素材なうえフロア下でむき出しになっている
一般的な車のマフラーは、生産コストなどもあるため、基本的に鉄素材で出来ている車が多いとおもいます。
また熱を放出する役目があるため、フロア下にむき出しで配管されているのが一般的です。そのため使用環境によっては、早期に錆びてしまうことになります。
錆びたマフラーをDIY防錆耐熱塗装で保護! ~作業~
ここでは、錆びてしまったマフラーを防錆耐熱塗装する手順を紹介します。
まずはどのくらい腐食や錆があるか確認する
すごく大事なことなのですが、まずはどのくらいの錆がどれくらい広がっているのかや、錆だけでなく腐食がどのようになっているのかチェックします。場合によっては塗装ではなく、パーツ交換が必要なケースもあるからです。
パイプやフランジ(接合部)、太鼓などをチェックしながら、状況確認していきます。やはり錆が出ていることがわかります。
耐熱スプレーもあるがハケ塗りの方が良いケースもある
耐熱塗料には、スプレー式とハケ塗り式が一般的な塗装方法です。筆者の経験では、ハケ塗りの方が塗料の無駄がなく綺麗に仕上がり、耐久性も高い気がします。
範囲を決めて、できるだけ丁寧に塗って行くのが近道でもあります。またスプレー式の場合とは違い、ハケ塗りであれば、養生はいらないので時短にもなります。
おおよそ一時間くらいで上記のような仕上がりになっていきました。しっかりハケで塗ることで、マフラーと塗料の定着率も上がるので、慌てず作業するのがコツだと感じます。
スプレーの耐熱塗料もあるのですが、作業するときは養生することが必要です。また2本ぐらいのスプレーを使用する事になると考えます。
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錆びたマフラーをDIY防錆耐熱塗装で保護! ~ポイント~
ここでは、錆びたマフラーを防錆耐熱塗装する際のポイントを紹介していきます。
耐熱塗料を必ず使用しましょう
筆者は、一度普通の塗料でマフラー塗装を試したことがあるのですが、2か月くらいで黒い色が白くなっていき、最終的に塗装してあったのかわからない状態になってしまいました。全く塗装の意味がありませんでした。
マフラーなど高熱になる所に塗装する際は、耐熱塗料を使用することが必須だと考えます。
耐熱塗料でも2年くらいで再塗装が必要なケースが多い
耐熱塗料でしっかり塗装したとしても、降雪地帯などで車を使用し続けると、2年くらいで錆が浮いてきたりしてしまいます。
過酷な使用を繰り返されているマフラーは、どうしても錆や腐食の発生が抑えられないと感じます。大体2年くらいは持つと思うのですが、再塗装が必要になるでしょう。車検の際に再塗装してあげると良いでしょう。
マフラーは、錆から腐食に発展します。腐食が酷くなると穴が開き、排気漏れが起こり車検に通りませんし、音もうるさくなります。保護してあげるのも大事でしょう。