【eKワゴン】ATFがすごく汚い!?DIY交換してみた!

eKワゴンの点検をしているときに気がつきました。ATFが、ものすごく汚いことにです。ATF交換する場合には、エンジンオイル交換とは違い注意する必要があります。本記事では、eKワゴンのATFをDIY交換しながら、交換時の注意点などについても解説します。

目次

【eKワゴン】ATFがすごく汚い!?DIY交換してみた! ~リスク~

eKワゴンのATFを交換!

ATFがすごく汚いということは、交換する際にどのようなリスクが介在するのでしょうか?

ATFは定期交換していないと交換できなくなる

抜き取ったATF

オートマ装置は、かなり精密に作られています。そのためATFが汚くなると、内部装置もかなり汚い状態になっているため、交換後の不具合が発生するリスクが上がります

新しいATFへの交換では、フルードの洗浄能力も高くオートマ装置内部の汚れをはがしてしまい、詰まらせるという症状が一番多いのではと思います。

メーカーによっては無交換だが

メーカーによっては、無交換(もしくは10万キロ)という指定をしているところもあるのですが、もし10万キロ走行した後に交換しようとしたら、ディーラーなどは「多走行で交換に伴うリスクが大きいのできません。」や不具合があるなど場合によっては「ミッション交換しましょう」と言われると予想できます。

やはり定期的にATFを交換することは、大事なことだと思います。少しずつでも交換していれば、不具合リスクは下がると感じます。

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【eKワゴン】ATFがすごく汚い!?DIY交換してみた! ~作業手順~

ATF作業手順

それでは、多走行になっているeKワゴンのATF交換をDIYで行ってみます。

eKワゴンの場合はドレンが付いている

ekワゴンのオートマミッションオイルパンには、ドレンボルトが付いています。軽自動車の中では、このドレンが付いているのは珍しいかもしれません。

一日しっかりオイルパンにATFがたまるようにおいておきましょう。ドレンボルトを緩めて、ATFを抜き取ります

抜けた分だけフィラーから新ATFを入れる

新油給油

抜きとられた分だけフィラーから新ATFを入れます。同モデルの場合は、4.5LのATFの全量に対して、1.9L抜けました。

抜けた分だけを注入して、しっかりとレベルゲージ確認を行います、ここで交換をいったん止めます。全量交換を一気に行っていくとAT故障の原因になる可能性があるからです

多走行のATF交換の場合は、少しずつ交換していきATFをできるだけ綺麗にしていくという考えが大事でしょう。

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【eKワゴン】ATFがすごく汚い!?DIY交換してみた! ~ポイント~

ATF作業手順ポイント

eKワゴンのATFがすごく汚い時には、交換時などでどのようなポイントを押さえて作業するのが良いのでしょうか

ATFはいきなり全量DIY交換は危険である

先程少し触れましたが、多走行車で一回もATF交換していないような車の場合は、いきなり全量のATF交換を行うのは危険であると考えます。

こういった車の場合は、3回くらいに分けて少しずつATF交換していくことで、フルードを馴染ませながら綺麗にしていく方法が一番安全だと感じます。

筆者は、この方法でかなりのATF交換をしましたが、すでにミッション故障していた場合以外は問題なかったです。

定期交換していないとDIY交換しづらくなる

どちらにしてもATFを定期交換していないと、交換作業は凄くしづらくなります。例えば、3万キロごとにATF交換していれば、すんなり全量交換してもトラブルはないと考えます。

一方10万キロ一回も交換していなければ、一回目に1/3交換し、3000㎞ほど走行し、再度1/3交換し、これを三回くらい繰り返してあげる必要があります。こうしてATFをなるべくきれいにする方法を行います。

時間がすごくかかるということになります。最初から定期交換しておく方が、やはり安全・安心交換できることは言うまでもないでしょう。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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