皆さんは、オートマチックオイル(ATF・CVTF)の交換を定期的に行う派ですか?それとも交換しない派でしょうか?本記事では、メーカー毎の交換推奨サイクルなどを説明しながら、オートマチックオイル交換の必要性などについて解説していきます。
「オートマチックオイル(ATF・CVTF)」交換【メーカー推奨】
ここでは、筆者が調べた範囲ですが、メーカーごとのオートマチックオイルの交換推奨サイクルを紹介します。ただし、こちらは各メーカーの代表例であり車種によっては異なるものや無交換設定されているものがあります。
メーカーが薦める「オートマチックオイルATF交換時期」
- トヨタ 10万キロ
- 日産 4万キロ
- ホンダ AT車は初回8万キロ走行時、2回目以降は6万キロ走行ごと
- スバル 4万キロごと
- スズキ 3~4万キロ
- ダイハツ 10万キロ
- 三菱 4万キロ
- マツダ 車種によって交換時期・要不要が異なる
メーカーによって、ATF推奨交換サイクルが違うことがうかがえます。これは、ミッションの製造メーカーなどによって違う場合や、メーカーの基本的な考えが違うことによると推察します。
メーカーが薦める「オートマチックオイルCVTF交換時期」
- トヨタ 10万キロ
- 日産 「エクストロイドCVT」10万キロ、「ハイパーCVT」6万キロ走行毎
- ホンダ 4万キロ
- スバル 4万キロ
- スズキ 無交換
- ダイハツ 5万キロ
- 三菱 4万キロ
CVTFもメーカーによって、交換推奨サイクルが若干違うと考えます。中でもトヨタの交換サイクルが長いということがわかります。
トヨタは、日本国内でのユーザーも非常に多いメーカーです。ATFやCVTFを交換しなくても良いという雰囲気にさせているのかもしれません。
「オートマチックオイル(ATF・CVTF)」を交換しよう!
「オートマチックオイル(ATF・CVTF)を交換した方が良い」というお話をしていきます。
長く乗るのであれば、ATF・CVTF交換するのがベター
比較的交換スパンの長いトヨタ車であっても、長く愛車に乗るのであれば、推奨交換サイクルの半分である5万キロでオートマチックオイルを交換した方が良いでしょう。
それは、オートマチックオイルは洗浄性能が強いので汚れが蓄積されやすいという観点からです。また汚れなどが多くなることで、オートマ自体の作動や反応が悪くなる確率が高まると考えます。
長い間無交換で乗ると、交換リスクも大きくなる
近年のオートマチックオイルを交換する機械は、優秀なモデルも出てきています。それは、古いオイルの不純物を取り除きながら交換してくれる機械が出てきたからです。
ただし、全ての工場でこういった高機能な機械を導入しているわけではありません。あまり汚れのひどくなったオートマチックオイルの場合、交換すると故障の原因となる可能性が高まることから、交換を断られてしまう可能性もあります。
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「オートマチックオイル(ATF・CVTF)」交換では
ここでは、オートマチックオイル(ATF・CVTF)を交換するときに、注意してほしいポイントを紹介します。
メーカー保証だと、5年・10万キロの早い方が適用
実は、オートマミッションのメーカー保証は5年・10万キロの早い方が保証期間となっていることがほとんどです。これを過ぎれば保証が効かないという事にもなります。
オートマオイルを無交換で10万キロ以上乗って、いきなり故障したとなると、出費は膨大になるでしょう。ということは、なるべく定期的にオートマチックオイルを交換してあげることが、車を長持ちさせる事にも繋がるのではないでしょうか。
調子良く車に乗り続けるならATF・CVTFは定期交換するべき!
車は、機械です。オートマ(AT・CVT)の技術はかなり進化していますが、機械である以上故障する事はあり得ます。オートマオイルを交換することで、長く快適に車に乗り続けられるのではないでしょうか。