【eKワゴン】ハブベアリング破損交換!?トラブル続出!

足回りから「ギャッギャッ」という異音がするという連絡が入りました。どうやら走行中に鳴る異音のようです。故障によって異音の種類も様々だと思います。本記事では、eKワゴンのハブベアリング破損を交換しながら、交換時トラブルなどについても解説してみます。

目次

【eKワゴン】ハブベアリング破損交換!?トラブル続出!~現象~

ここでは、eKワゴンの異音症状を確認しながら、すでに破損音となっている事について解説します。

変な音がするとのことで相談を受けたが

異音がするとのことで、まずは試乗してその音を確認することにしました。音を聞くと、とても嫌な予感がしました。最初にお話ししたように、「ギャッギャッ」という音とともに、「ゴリゴリ」という音も混じっています

こうなる前から何かしらの異音がしていたと思われます。ユーザーは、「ゴー」や「ウーン」などの音を聞き逃し続けたために、このような結果になったと思われます。

異音がし始めたというよりも完全に破損していそう

筆者的には、こういった音を確認してしまったために、その後の修理にかなり不安を抱える事となりました。なぜなら、すでにナックル内部のハブベアリングが破壊されている可能性があるからです。

またここまで放置していたということは、他のパーツにも影響していないかという不安もあります。

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【eKワゴン】ハブベアリング破損交換!?トラブル続出!~交換手順~

ここでは、eKワゴンのハブベアリング交換しながら、交換最中に発生したトラブルなどについても説明していきます。

ハブベアリングが外せるまで部品を外す

ハブベアリングを外すための工程を、まず記載します。

  1. タイヤを外す
  2. キャリパーをキャリパーステーごと外す
  3. ブレーキホースやABSセンサーハーネスをショックから外す
  4. ブレーキローターを外す
  5. ショックとナックルを接合するボルトを緩めてフリーにする
  6. タイロッドエンドやロアアームを外す
  7. ナックルとドライブシャフトと分離して外す

といった工程です。普通であれば1時間かからないくらいでしょうか。

ブレーキローターは、手で外せるのが普通で、外せなくてもプラスチックハンマーなどで叩けば外れてきます。それが全く外れてきません。

ブレーキローターの状態をみて、すでにローター本体も交換の必要性があるため壊してでも外す方法に切り替えます。ボルト二本を使用してブレーキローターを抜いたのですが、最終的にブレーキローターが割れました。

ブレーキローター外側がひどい状態なので覚悟していました。ローター内側は、もっとひどい状態でした。

ユーザーに確認して、ブレーキローターを注文しました。パッドは、ほぼ8㎜ほどあったので、少し削って平らにして使用することとしました。

DIXCEL KD ブレーキローター フロント eKワゴン H82W 2006/8~2007/8 品番3416927
DIXCEL(ディクセル)

最後にドライブシャフトとナックルを分離するのですが、こちらも全く手では引き抜くことができませんでした

しかたなく上記のようなSSTを使用して外すことにしました。

ハブベアリング交換を行い組みなおす

ハブベアリングは、すでに破損状態になっていて、さらに錆などの侵入で固着していました。そのためバーナーで炙ってプレスで外すことにしました。

ハブベアリング交換手順

  1. ナックルとハブアッシーを油圧プレスで分離する
  2. ナックルにあるスナップリングを外す
  3. ナックルに入っているハブベアリングを油圧プレスで抜き取る
  4. 逆の手順で新品ハブベアリングを取り付ける
  5. ナックルとハブアッシーを取り付ける

逆の手順で組み付けて、作業は何とか終了しました。おおよそ5時間ほどかかりました。本来であれば、3時間くらいかなと思われるのですが、トラブル多数で倍近く時間が掛かったと思います。

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【eKワゴン】ハブベアリング破損交換!?トラブル続出!~ポイント~

ここでは、eKワゴンのハブベアリング交換したことから、重要と思われるポイントなどについてお話しします。

異音がした時点で交換しないとトラブル増加

車は、機械です。そのため使用していけば必ず故障が発生します。とくにハブベアリング故障などでは、特徴的な異音「ゴー、ウォーンなど」がおきます。この時点で交換してあげれば、大変な作業ではないと思われます。

異音などが発生したときに、適切な整備を施すことでトラブル拡大を防げると考えます。

足回り部品は車検毎に点検するのが大事

筆者の予想ですが、今回のeKワゴンはずっと足回り周辺の点検や分解整備を行っていなかったと予想します。

そのためあらゆるパーツが、錆などによって固着状態になっていました。やはり車検毎などでもかまわないので、点検、分解整備を施していくことが大事ではないでしょうか。

唯一キャリパースライドピンやピストンに固着がなかったことが、今回の作業で救いだったと思います。

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この記事を書いた人

北の大地から、車に関する記事執筆をしている40代の1児のパパ。趣味と特技は、車整備とバスケットボール(プレイヤー)を時間の許す限りする事です。
なるべくわかりやすい執筆をするのを心がけております。

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