ケンウッドのナビが付いている車に、バックカメラを付けたいという依頼がありました。バックカメラは、ナビと同メーカーのケンウッド「CMOS-230」です。本記事では、ケンウッドの「CMOS-230」バックカメラを取り付けながら、ポイントなどを解説していきます。
【ケンウッド】「CMOS-230」バックカメラ取り付け方法 ~今や必需品に~
バックカメラは、今や必需装備の一つになっているといえます。
バックで駐車する際などは、すごくラクです。今回取り付けるのはケンウッドの「CMOS-230 KENWOOD」です。
ナビ一体連動式のバックカメラが一番良い
バックカメラを別途付けようとした際は、ナビとは別のモニターを用意する必要があります。乗用車の場合だと、スペースの関係で非常に邪魔になると考えます。
もし別途で取り付けしたいという方は、デジタルバックミラーを取り付ける方が良いと考えます。
同じメーカーの物をチョイスすることで取り付けしやすい
もしナビ連動でバックカメラを装備する際は、ナビメーカーと同メーカーのものを使用すると安心でしょう。
バックカメラを汎用の海外製品を使用することも可能なのですが、相性が悪いと画像が荒れたりしてしまうことがあります。同じメーカーであれば、そういった心配もなく、間違いなく配線結束もしやすいと考えます。
【ケンウッド】「CMOS-230」バックカメラ取り付け方法 ~作業~
ここでは、ケンウッドCMOS-230バックカメラの取り付け方法などについて解説してみます。
ケンウッドナビから電源線やアース・映像ケーブルを取得する
ナビ裏から電源線や映像線、アースなどを取得します。元々のナビ配線から結束できるので、比較的簡単です。一番重要なのは、バック信号線をナビ側に入力させる必要がある点です。
最初からバックカメラを付ける場合は、ナビハーネスのバック信号線を車両本体と結合させているのですが、後からつける場合はその線が結合されていない場合があります。
これを付けないと、映像が写すためのバック信号が起動しないので、バック信号線が取得されているか注意しましょう。
今回の作業は上記記事の彩速ナビの取り付けと同時に行ったので、すでにナビ側の配線は済ませてあります。ナビ側の配線は上記記事を参考にしてください。
内装を剥がして配線をしっかり通してあげる
ナビとバックカメラの配線が終わったら、バックカメラの配線を車内からリアに持って行かないとなりません。因みにバックカメラと配線は、バックカメラ側50㎝位のと事で分離します。
配線を通す際は、ステップなどの内装カバーを外す必要があります。壊さないように慎重に作業しましょう。
バックカメラをあらかじめ決めておいた場所に取り付け
あらかじめ決めておいた場所に、バックカメラを設置します。この時、完全設置でなくマスキングテープなどで仮設置しておくことをオススメします。
試験稼働して問題なければ外したパーツを戻す
バックカメラを試験稼働します。この時カメラ側で修正できる上下の向き変更を行います。ケンウッドの場合は、モニター側で余り制御できない気がしますので、バックカメラ側で調整できると良いでしょう。
稼働確認ができ調整出来たら、バックカメラを仮設置から本設置し、外したパーツを元に戻して作業終了です。大体1時間半位の作業だと思います。
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【ケンウッド】「CMOS-230」バックカメラ取り付け方法 ~ポイント~
ここでは、後からCMOS-230バックカメラを取り付ける際のポイントなどについて解説します。
バック信号線は車種によって違うので最初に調べておく
後からバック信号線を取り付ける場合は、ナビとバック信号線が接続されていないケースがあると思います。改めて接続する場合があるため、バック信号線をどこから取得すればよいかを確認しておきましょう。
今回のモデルの場合は、オーディオハーネスとは別の5Pカプラーから車速信号線が取れ、その隣の配線がバック信号線でした。
カメラ取付位置は最初に決めておくと作業がしやすい
カメラの位置をどこにするのが良いかをしっかり前もって決めておくことが大切です。今回は、バンパー側に取り付けしましたが、場合によってはバックドアに取り付けるケースもあると思います。
配線を通してから付けないとならないように、あらかじめ取り付け場所を決めておくのが一番安心です。