今まで普通に使えていたエアコンでしたが、朝車のエンジンを掛けたら、助手席前側から変な音がすると相談が入りました。エアコンを付けると異音がするそうです。本記事では、S331Vハイゼットのブロアファンなどの交換手順を紹介しながら、注意点などを解説します。
【ハイゼット】エアコンから異音発生!? ~原因はブロアファン?~
ハイゼットのエアコン稼働で異音が発生する場合は、いくつかの原因があります。まずは、異音の原因を特定したいと思います。
ファンを回すとブロアファン付近から異音発生
エアコンが稼働すると、ブロアファンが回り風を送り込んでいきます。異音が発生している場所は、まさにブロアファンが設置してある付近でした。
上記動画を見て貰うと解るのですが、明らかにブロアファンとそのモーター付近で異音がしていると解ります。
風量調査は効く状態ではあるがレジスターも心配材料
次に、風量調節がしっかり働いているかというのもチェックしておきます。1〜4段階、全て正常に働いています。
ただしこの車は、すでに10万キロ近く走行していました。風量調節に重要なパーツであるレジスター故障の不安も今後発生します。
【ハイゼット】エアコンから異音発生!? ~ブロアファン交換手順~
ここでは、S331Vハイゼットのブロアファン交換等について解説します。
助手席のグローブボックスを外しても見えないところにインストール
助手席のグローブボックスを外します。すると、目の前にはコンピューターボックスがインストールされています。ブロアファンは、目視できない状況です。
コンピューターボックスは、ハーネスを外すことなく、ブラケットを外してずらしておく方法をとります。近年のモデルは、ハーネスを外すと他の不具合に発展する可能性があるからです。
コンピューターをずらすと、ブロアファンが目の前に見えます。
ブロアファンのコネクターを外してあげ、3本のネジを外したら交換できます。
ブロアファンは、ネットで購入するのが安いと感じます。ただ、時間がない人は部品商などから購入することになるでしょう。その場合は、10000円位かかると感じます。
ブロアファン交換を行いレジスター交換も行う
S331Vハイゼットのレジスターは、ブロアファンの下の方についています。少し探しづらいかもしれません。今回は、走行距離なども考えて予防整備として交換します。
それでは、試験稼働していきます。無事に異音がなくなりましたので、外した時と逆の手順で元に戻して作業終了です。作業時間は、30分くらいです。
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【ハイゼット】エアコンから異音発生!? ~ブロアファン交換注意点~
ここでは、S331Vハイゼットのブロアファン交換する際の注意点などについて解説します。
ブロアファン交換するときはレジスターも交換するのが良い
ブロアファン交換する際は、一緒にレジスター交換する方が二度手間にならなくて良いと考えます。
レジスターが故障すると、風量調節ができなくなったり、1だけしか出ないや4だけしか出ないという状況になりやすいです。故障前に交換する予防整備がベターでしょう。
S331Vハイゼットのブロアファンはコンピューター裏にある
ハイゼットのブロアファンはコンピューターボックスの裏側に隠れるように設置されています。そのため、そのことを知らない方は、どこにあるのか探してしまうこともあるようです。またコンピューターのブラケットを外すだけで、ファン交換が可能です。
できるだけコンピューターボックスのハーネスは抜かない方が安心だと感じます。折角ブロアファンを直しても、メーターインジケーターが点灯などというケースもあり得ます。注意しましょう。