「車の中がガラスだらけになっている」という連絡が入りました。どうやら駐車場に置いていたら、車上荒らしにあってしまったようです。それも近隣で5台分発生したみたいです。本記事では、運転席ガラスをDIY修理しながら、車上荒らし対策などについて話してみます。
車上荒らしに注意! ~車上荒らしにあいやすい条件~
ここでは、車上荒らしにあいやすい条件などについて解説してみます。
車内に貴重品と思われるものが無造作に置いてある
車内に貴重品などが入っていそうなバックなどを無造作に置いている方や、そもそも貴重品を収納している人などは要注意だと感じます。
今回車上荒らしにあった人は、貴重品はいれていなかったのですが普段持ち歩くバックを車に置いていたようです。車上荒らしにあい、バックの中身を車内に散らかされそのまま取るものもなく終わったようです。
ただ、車内に侵入するのに、運転席のガラスが割られてしまい、車内外ともにガラス片でグチャグチャにされてしまったとのことでした。
そもそも車上荒らしに遭いやすい所に停めている
車上荒らしにあいやすい駐車場とそうでない駐車場が存在すると思います。人通りが多い場合やライトなどがしっかり照らされている駐車場では、あまり車上荒らしにあいづらいかもしれません。
一方暗く回りから見られることのない駐車場などでは、車上荒らしなどにあいやすい、防犯性能の低い駐車場ではないかと思います。どうしても暗い場所ではソーラーライト等の設置も有効だと言えます。
車上荒らしに注意! ~運転席ガラスを修理~
ここでは、運転席ガラスが割られてしまったときの修理方法などについて解説します。
ドア内張を外して割れた残骸などを取り除く
まずは、ドアの内張を外してあげる必要があります。
ガラス開閉のコラムを外して、ねじ止めされている箇所を全て外してあげます。
内張は、ネジ類などを外すと、クリップで止まっているケースがほとんどですので、クリップを破損させないように引っ張ってはがしてあげます。
内張が剥がれたら、まずは割られたガラス片がどのような感じになっているか確認します。今回は、ガラスが閉まった状態で割られてしまっているので、ドアの内側、ウェザーストリップなど様々なところにガラス片が残留していました。
まずは、このガラス片を全て撤去する必要があります。ウェザーストリップ内部は、ウェザーストリップを外して入念にチェックします。
新しいガラスを入れてしっかりとめる!
新しいガラスを上側からスライド挿入して、取り付けていきます。取り付けは、10㎜のボルト2箇所だけで止められます。取り付けが終わったら、ガラスを上下させて「重たくないか」「キーなどの異物異音がないか」など確認しましょう。
今回は、フロントガラスが割れたわけではないのと、軽であるクリッパーでしたので、極端に高額にはなりませんでした。しかしながら無駄ま出費となっていることは事実でしょう。車上荒らしにあわない工夫も必要だと感じました。
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車上荒らしに注意!運転席ガラスを修理 ~ポイント~
ここでは、DIYで運転席ガラスを修理する場合のポイントなどについて説明します。
割れたガラスは思った以上にいろいろな所に入り込んでいる
ガラスを割られてしまったのですが、フロントではなくサイドのガラスは、粉々に割れるように作られています。そのため、割れてしまうとかなり広範囲に割れたガラスが侵入します。
またウェザーストリップなどに割れたガラスが混入すると、異音がするだけでなく、ガラス片で新しいガラスが割れてしまうことになります。異物をしっかり除去してあげることが大切です。
ガラスで手を切らないように対策してから作業する
粉々になったとはいえ、ガラス片には変わりません。作業するときは、手などを切らないようにしっかりと養生してから作業するようにしましょう。